チューリップの栽培に適した土とは?おすすめ培養土やブレンドの方法
再利用する場合は土壌改良を
植え付けの際に土をその都度入れ替えていると、古い土を処分しなければなりません。本来ならば新しい土を用意するのが理想的ですが、古い土のよくない部分を取り除くことができれば、再利用することも可能です。
古い土には、前に育てていたものの葉や根、虫などの不純物が残っています。それらをふるいにかけ、取り除く必要があります。その後、黒いビニール袋に入れ2週間ほど密閉しておきます。
こうすることで、太陽光によって土が蒸されて、その消毒効果によって土中のウィルスやカビなどを消失させることができます。
余分なものを取り除いたら、堆肥や腐葉土などの肥料を混ぜ込みます。これから育てていく球根を成長させるための栄養分を含ませておくのです。
やや手間はかかりますが、古い土でも再利用することができ、廃棄する必要がないのは利点といえるでしょう。
まとめ
土はこれから育てていく球根にとって大切な土台となります。美しい花を咲かせるためにも、球根自体をより大きく丈夫にするためにも、ふかふかにベッドメイキングしておくことが重要です。
初心者でも扱いやすい市販の培養土を使う場合も、自分でオリジナルの土を作る場合も、チューリップにとって育ちやすい土の性質をしっかりと理解しておくことで、より園芸が楽しくなるはずです。
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