トマトの剪定ってどうやるの?4つの方法とタイミング、必要なワケも
摘果のタイミングと方法
摘果は一つの房についているトマトの中でも、小さいものや虫に食われてしまっているものを優先的に取り除きます。一房あたりトマトが3個から4個ほど残っているくらいを目安にしてください。大きいトマトはなるべく残すようにします。
トマトが小さいときは、生育状態や害虫に食われているかどうかが分かりにくいため、ある程度判別しやすいタイミングで行うのがおすすめです。
芯止まり性のトマトとは?
トマトの中には芯止まり性と呼ばれるものもあります。芯止まり性のトマトは、剪定方法がこれまで紹介したものと少し変わるため、注意が必要です。しかし、方法さえ知っていれば、剪定の手間は普通のトマトよりかかりません。
見分け方と剪定方法
芯止まり性のトマトは、いわゆる小玉、ミニトマトなどの品種で多く見られます。一定の高さから新しい芽がほとんど伸びなくなり、代わりにわき芽が多くなりやすいものを指します。
芯止まり性のトマトは、2番目に生えてくる花より上に生える枝を主に取り除きます。上の葉を一枚だけ残しておき、あとは剪定しましょう。わき芽かきと摘果は必要ありません。
そのため、芯止まり性のトマトは他のトマトよりも、家庭菜園の初心者が育てるのにおすすめです。
まとめ
トマトの剪定は、わき芽かき、摘芯、摘葉、摘果という方法で行います。剪定はトマトの病気を予防し、収穫量や品質にも関わる作業です。それぞれ行うタイミングややり方が変わるため、適切な方法で作業しましょう。
ただし、芯止まり性のトマトの場合はわき芽かきや摘果が必要ありません。トマトの剪定を適切に行い、トマトの収穫量や質を向上させましょう。