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サボテンの増やし方|挿し木と胴切りの方法と発根を成功させるコツ

その後、しっかりと乾燥したのを確認してから新聞紙に包みます。乾燥は1週間~1カ月ほど行いましょう。子株の挿し木をする際の手順とあまり変わりはありませんが、切り口が大きいため、子株のときよりも乾燥に時間がかかります。

切り口がしっかりと乾燥し、根っこが生えたのが確認できたら、土の上に切り口を乗せ、根っこが土に根付くよう経過を観察します。このときも、根付くのが確認できるまでは水を与えないようにしましょう。

発根を成功させるポイントは?

発根を成功させるポイントは?

サボテンの挿し木にはいくつか注意点があり、丁寧な作業が大切です。しかし、どんなことに気を付ければよいか、分からない人もいるでしょう。発根を成功させるためのポイントについて解説します。

道具は清潔なものを使う

使用する道具は、しっかりと消毒した清潔なものを使うことが大切です。

サボテンを増やす作業では、カッターを用いて切るという工程があります。切り口は雑菌が入りやすく、菌が繁殖すると、枯れてしまう可能性も考えられます。

カッターを使う前にアルコールなどで消毒し、切ったあとに切り口を消毒すると、雑菌が繁殖するのを防げるでしょう。

植え替え直後は水をあげない

植え替え後のサボテンは、しっかりと根付くまでは水を与えないことも大切です。

サボテンはほかの植物と比べて水分を必要としないため、根付く前に水やりをすると、根腐れを起こして枯れてしまう可能性があります。

水は、土に根がしっかりと張った状態になってから行いましょう。

まとめ

サボテンを増やす代表的な方法には『子株を使った挿し木』と『胴切り』の2パターンがあります。

どちらの場合においても、清潔なカッターを使い・しっかりと乾燥させ・土に根が張るのを待ってから水やりをすることが重要なポイントです。

作業方法に大差はないため、サボテンの育成状況に応じた手法を取り入れるとよいでしょう。行う時期にも考慮して、余裕を持って丁寧に作業を進めていきましょう。

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