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キンモクセイの剪定方法|剪定時期・失敗しないコツや注意点は?

③枝先を切り詰める 花が咲いた枝は2~3節残して切り詰めます。この時、外側に伸びていく芽の上で切り詰めることで、自然な樹形を保つことができます。春以降に新梢が伸び、花芽がつくられます。

刈り込みの方法手順

①不要な枝を切る 樹形を乱すような飛び出る枝は、根元から切り落とします。

②刈り込む 側面とてっぺん刈り込みます。この時、刈り込みばさみは片側の刃だけ動かすようにして刈り込みます。高い場所は脚立を使いますが、使い慣れていない方は誰かに支えてもらった方が安心して作業に取り組めます。無理はしないようにしましょう。

③仕上げる 少し離れた場所から形を確認し、整えます。形が決まったら切った枝を払い落して終了です。切った枝がそのまま残っていると風通しが悪くなったり、害虫が住み着く原因になるので、後片付けまでしっかり行います。

外側の剪定ポイント・コツ

外側は球体や楕円形のイメージで剪定する

外側は理想の樹形を保つため、1年に1回剪定します。

球体、楕円をイメージし、側面から上に向かって枝が伸びすぎているところを切り落とします。切り落とした枝が木に引っかかっていることがあるので払落しましょう。そのままにすると枯れたまま残り、見た目も悪く、風通しが悪くなります。遠くから見て樹形を確認します。仕上げに、最初とは逆に上部から側面に向かって細かく刈り込んで形を調整します。

内側の剪定ポイント・コツ

内側は風通しを良くするイメージで剪定する

内側は、キンモクセイの成長度合いにもよりますが、2~3年に一度剪定します。

先に紹介した剪定してよい枝を見極めて、風通しを良くするイメージで不要な枝を切り落としていきます。こうすることで害虫被害が起きにくくなり、日当たりがよくなるので内側の葉も光合成がしやすくなり、キンモクセイの生長を助けます

キンモクセイを剪定する際の注意点

キンモクセイの剪定では時期と切りすぎに注意しましょう。

先ほども紹介したように、適期ではない時期に剪定を行うと花がつかないということがあります。 切りすぎてしまった場合、冬の寒さに耐えきれず枯れてしまったり、元の状態に戻るまでに数年かかる、といったことが考えられます。

キンモクセイの剪定を植木屋さんに依頼した場合の料金は?

キンモクセイの剪定を植木屋さんに依頼した場合の料金は?

料金相場

剪定の料金設定は地域、木の大きさなどによって様々です。植木屋さんによって、植木1本あたりの単価を決めているか、職人さん一人当たりの日当を決めているかに大きく分かれるでしょう。お家の近くの植木屋さんにいくつか料金を確認する相見積もりをとるとよいでしょう。

目安ですが地域格差はありますが、2~3mほどの高さのキンモクセイの剪定をお願いする場合、3,000~6,000円程かかると想定されます。

料金を安く抑えるためのポイント

オプションを省く

場合によっては剪定料金と切った枝の片付け、害虫駆除・防止作業料金が分かれている場合があります。自分で片付けができる場合などは剪定のみ依頼しましょう。

他の植木の剪定も同時に依頼する

ボリュームディスカウントが効く場合があります。1本あたりの料金は割安になりますので、お庭で剪定したほうがいいかなと迷っている木があれば植木屋さんに相談してみましょう。

予約の込み合っていない時期に依頼する

繁忙期に料金が変動する場合があります。キンモクセイの剪定の適期を考えながら、いつ頃なら余裕があるか植木屋さんに聞いてみましょう。

まとめ

キンモクセイの剪定のポイントはつかめましたか?深く切りすぎず、毎年少しずつ剪定してみましょう。花数は減ってしまいますが、樹形を保って美しく花を咲かせてくれますよ!自分で剪定するのが心配という方はプロに依頼しましょう。植木屋さんであれば円形、楕円形だけでなく、ドーム型などもお願いすることができます。お庭に合った形を探してみましょう。

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