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キンモクセイの剪定方法|剪定時期・失敗しないコツや注意点は?

キンモクセイの剪定方法|剪定時期・失敗しないコツや注意点は?
秋になると甘い香りを漂わせるキンモクセイ。かわいらしいオレンジの花を咲かせるので、お庭のシンボルツリーとしても人気です。しかし剪定をせずにいると、大きく成長しすぎてしまいます!正しい剪定方法を覚えて、形よく整えてあげましょう。

キンモクセイに剪定が必要な理由

キンモクセイに剪定が必要な理由

キンモクセイを剪定しないとどうなる?

キンモクセイは生育旺盛で5~6mほどまで生長します。1年で15cm程も伸びると言われており、公園などの広いスペースであれば、樹高や幅も気にしなくてよいかもしれませんが、お家だと大きくなりすぎて敷地からはみ出してしまったり、隣のお家に枝がかかってしまうということがあります。 また枝葉がよく伸びるのでそのままにしておくと風通しが悪くなったり、形が不格好になってしまいます。風通しが悪いとカイガラムシやアブラムシなどの害虫が発生しやすくなる、うどん粉病にかかる、花が付きにくくなるといったデメリットがあります。

キンモクセイを剪定するメリット

キンモクセイのを剪定することで、理想の樹形、大きさを維持することができます。剪定は形を整えるだけではありません。内側を剪定することで、風通しを良くして病気、害虫の予防になります。込み合った枝葉を取り除くことで日当たりもよくなり、キンモクセイが元気に成長してくれるでしょう。また、不要な枝を切ることで本来生長してほしい場所に栄養が行きわたるようになるので花付きもよくなります

キンモクセイの剪定時期

キンモクセイの剪定時期

キンモクセイの剪定の適期

キンモクセイの剪定は花が咲き終わった11頃か、2~3月に剪定を行います。 11月に行う場合、剪定は軽めに行った方が良いでしょう。花を咲かせた後のキンモクセイは成長や翌年の花のために栄養を作るべく、光合成をたくさん行っています。そのため、一気に刈り込んでしまうと栄養が貯めこめず生長しにくくなってしまいます。また、キンモクセイは暖かい所を好み、寒さにはやや弱いので、11月に刈り込みすぎると寒さで弱ってしまうため、軽めの剪定を行います。

キンモクセイの剪定を避けた方が良い時期

キンモクセイの花を楽しみたい場合、春から夏にかけての剪定は避けましょう。秋に花を咲かせるキンモクセイは春から花芽を付け始めて開花に向けて準備を始めます。この時期に剪定をしてしまうと花芽まで切り落としてしまい、花が咲かない、花の数が少なくなってしまうということがあります。花が咲かなくても大丈夫という方は春先に剪定しても問題ありませんが、香りも楽しめるキンモクセイですから、花に影響がない時期に剪定することをおすすめします。

キンモクセイの剪定方法と失敗しないコツ・注意点

キンモクセイの剪定方法と失敗しないコツ・注意点
生育旺盛なキンモクセイといっても、剪定して花が咲かなくなってしまうのは避けたいですよね。失敗しないコツを見ていきましょう。

少しずつ剪定する

剪定方法は後ほど紹介しますが、枝を切りすぎないよう、少しずつ剪定することを心がけましょう。特に剪定が初めてという方は慎重に行いましょう。自分の手の届く範囲を強く刈り込んでしまうことがよくあるので、全体のバランスを見て切る枝を決めます。枝を深く切る強剪定を行ってもよいのですが、枝枯れを起こして次のシーズンは花がつかない場合もあるので、数年に一度、樹勢を活性化させたいときに行うとよいでしょう。

葉を残して剪定する

キンモクセイの枝は、葉が一枚もない状態だと枯れてしまいます。逆を返せば、葉が残っていれば枝分かれする部分から花を咲かせてくれます。このため、剪定の際に枝には葉を残すようにしましょう。

外側、上部は深めに、内側、下部は軽めに剪定する

キンモクセイは生育旺盛で、上に上に伸びようとします。そのため、理想の樹高を維持する意味でも上部はしっかりと剪定し、下部は軽めに剪定しましょう。日の当たる外側は内側に比べて生長が早いため、内側に比べて枝を短めに剪定しましょう。

剪定してよい枝の種類を知る

樹形を維持したいからといって闇雲に剪定してよいわけではありません。剪定してよい枝の種類を知り、生育を後押しするような剪定をしましょう。

不要枝

枯れた枝、折れた枝、害虫被害のある枝、貧弱な枝、古くなった主枝は風通しを悪くしたり、日当たりを遮ってしまうので取り除きましょう。

並行枝(重なり枝)

近い場所で平行に生えている枝がある場合、葉が茂ると窮屈になるので1~2本を残して根元から剪定します。

立枝

上に向かって真っすぐ伸びすぎている枝。風などで折れやすい、他の枝と絡まって害虫の温床になりやすい枝です。樹形を乱す場合は剪定します。

下り枝、下がり枝

下向きに伸びている枝は剪定の対象です。

逆さ枝(ふところ枝、内向枝)

内向きに伸びる枝のことを言います。葉が混みあって見た目が悪くなる上に風通しも悪くなります。

からみ枝、交差枝

他の枝と交差している場合、樹形が悪くなるので付け根から取り除きます。

車枝(くるま枝)

一つのところから放射状に延びる枝。車輪のように見えることから車枝と呼ばれます。見た目、風通しを悪くする場合があるので付け根から取り除きます。

ひこばえ

根元から芽が吹いている状態のことを指します。根元に芽があると、近くを歩いたときにつまづいてしまうかもしれません。また、根元付近に芽がたくさんあると上部に栄養が行き届かなくなります。

胴吹き

幹の途中から出ている枝です。根元から切り取りましょう。

かんぬき枝

幹を中心に左右対称に生えている枝のことを指します。そのほかの部分とのバランスをとりながら、どちらか1本を剪定します。

下枝

木の下の部分に生える枝のことです。下枝を活かす樹形の場合は問題ありませんが、多すぎると風通しが悪くなり、害虫や病気の原因になるので付け根に近い方から間引きましょう。

キンモクセイの剪定の仕方

キンモクセイの剪定の仕方

必要な準備

  • 軍手:枝などで手を傷つけないために、冬の場合は防寒対策にもなります。
  • 植木ばさみ:内部の枝など細かい部分を剪定するときに使います。
  • 剪定ばさみ:太い枝を切るときに使います。植木ばさみと違って、切刃と受刃があり、左右の刃の形が違います。
  • 刈り込みばさみ:広い面積を刈り込むためのハサミです。真ん中
  • 脚立:高い所の剪定に使います。ご家庭で使う場合は1~3mのものがあると安心です。

キンモクセイの剪定方法

剪定と刈り込みは実は意味合いが違います。剪定は木の形を整え、美しい樹形を保つために不要な枝を切り落とし、枝数や葉を減らすことです。どちらかというと、生長をコントロールするイメージです。刈り込みは形で切りそろえることで見た目を良くすることです。キンモクセイは楕円形やドーム型が一般的です。それぞれの手順を見ていきましょう。

剪定の方法・手順

①高さを調整する 大きく成長しすぎている時はまず高さを調整します。枝分かれした部分まで切り戻します。この時、枝分かれしている部分より上で切ってしまうと、切り口から多くの小さな枝が出て樹形が乱れますので、切り戻す位置には注意が必要です。 ②不要枝を間引く 日当たりと風通しがよくなるよう、先ほど紹介した不要な枝を切り落とします。太い枝、絡み合った枝は枝分かれしているところから切りとります。
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