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観葉植物が枯れた原因とは?よくある5つのケースの対策をご紹介

活力剤は補助的役割

肥料が植物を成長させる主要な栄養素だとしたら、活力剤はサプリメントのような役割です。

活力剤は、国が認めた肥料成分の含有量を満たしていないため、植物を健全に育てるには不十分ですが、ちょっと元気がないときの栄養補給になるでしょう。

活力剤は主に以下の2タイプに大別でき、目的に合わせて使い分けられます。

  • 低濃度の肥料成分(N・P・K)を配合したタイプ
  • 肥料成分(N・P・K)以外の微量要素を配合したタイプ

枯れた観葉植物の処分方法

水や肥料を与えて対処しても回復しなかった植物は元には戻らないでしょう。枯れた観葉植物は、適切な方法で処分しなければなりません。処分の方法と必ず守るべき注意点をお伝えします。

公園などに土や植物を捨てるのはNG

「自宅で育てた観葉植物も自然の一部」と考え、公園や山、空き地などに植物を捨てる人や、「自然に返せば息を吹き返すのでは」と考える人がいます。

しかし、公共の場所や山に植物を捨てることは『不法投棄』と見なされるので、やめましょう。植物の不法投棄で懸念されるのは、『生態系の破壊』です。

捨てた植物が何かのきっかけでどんどん繁殖し、もともとあった貴重な植物や動物の生態系を壊滅させてしまうケースもあります。

また、枯れた植物やその土が病気や害虫に汚染されていた場合、他の植物にも被害が広がっていくでしょう。

地域のルールに従い処分する

植物を捨てるのは名残惜しいですが、ゴミとして地域のルールに従い処分するのが決まりです。

まずは、大きなビニールシートの上などで、鉢から植物を抜き、根から綺麗に土を払い落としましょう。

植物が大きければ適当な大きさにカットし、紐でくくります。鉢は、付着した泥を洗い流し、乾かしておきましょう。

植物は『可燃ゴミ』、陶器の植木鉢は『不燃ゴミ』に分別されます。プラスチックの鉢は、自治体によって『可燃・不燃・プラスチックゴミ』のどれかに分別されるので、あらかじめ確認が必要です。

土は、回収可能な自治体とできない自治体があります。土の回収をしているホームセンターや専門業者に相談してみましょう。

業者に依頼する

一切の処分を自分で行わず、専門業者に依頼する方法もあります。自宅に訪問し、観葉植物を鉢に入ったまま回収してくれるので、手がかからないのがメリットです。

枯れてしまっていたら処分されますが、まだ息を吹き返しそうなものであれば、専門業者によってリサイクルセンターに運ばれ、適切な処置がほどこされます。

必要な人の場所に販売され、再利用される仕組みは、命を無駄にしないという意味でも良いアイディアでしょう。

かかる料金は住んでいる地域や鉢の大きさによっても異なりますが、リサイクルを視野に入れた処分依頼は、1鉢2,000円~が相場で、リサイクル不要であれば、料金はもう少し安くなります。

まとめ

植物に元気がなくなると、すぐに肥料や活力剤を与えたくなりますが、まずは原因をはっきりさせることが大切です。

根腐れや乾燥は、正しい育て方が分かっていない証拠といえるでしょう。この機会に、もう一度、植物の特性や管理方法を見直してみてはいかがでしょうか。

また、肥料を与えるときは、使用量・タイミングをしっかりと守りましょう。

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