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観葉植物でお洒落な水栽培に挑戦。やり方とおすすめの植物

空気清浄効果が見込める『エコプランツ』としても有名で、ベンゼンやトリクロロエチレンなどの有害物質を除去する効果も確認されています。

ポトスは生命力の強い植物で、茎を切り、水につけておくだけで根を生やします。土への植え替え・水栽培・ハイドロカルチャーのどの方法にも適しています。

パキラ

中南米原産のアオイ科パキラ属に分類される木本です。アジア諸国では『発財樹』とよばれ、富をもたらす風水グリーンとして重宝されています。日本でも、開店や開業祝いのギフトとして人気です。

『パキラ』の先の尖った葉からは、集中力を高め、邪気を払う強い気が出ているといわれます。多くの人が出入りする場所や集中力・気力を必要とする勉強部屋やオフィスに置くと効果が期待できるかもしれません。

パキラの枝を切り、水に入れておくと10日~2週間で根を出します。レースカーテンごしの明るい日陰で育て、大きくなってきたら鉢植えに植え替えるとよいでしょう。

アイビー

北アフリカ・ヨーロッパ・アジアなど幅広い地域に自生するウコギ科キヅタ属のつる性植物です。耐陰性・耐暑性・耐寒性に優れ、比較的どんな環境にも適応できるのが強みです。

ヨーロッパでは『アイビー』は魔除けと幸福の象徴とされ、家の壁やバルコニーに這わせる習慣がありました。風水においては、金運や恋愛運アップをサポートしてくれるといわれています。

生命力の強いアイビーは水栽培にも最適です。肥料を与えなくてもどんどん葉を茂らせていくので、部屋のあらゆる場所に飾れるでしょう。

室内の明るい場所に置き、こまめに水換えをするのが元気に育つポイントです。

ドラセナ ミリオンバンブー

耐陰性の強い『ドラセナ ミリオンバンブー』は、水栽培に最も適した植物の1つです。バンブーと名前がつきますが、イネ科の竹とは異なり、スズラン亜科ドラセナ属の常緑低木に分類されます。

ラッキーバンブー・ギンヨウセンネンボク・富貴竹などともよばれ、風水では開運をもたらす『幸福の木』として有名です。お店では小さなサイズで売られていますが、成長すると1~2mにもなります。

ミリオンバンブーの水栽培方法は簡単で、株から生えた脇芽を水に挿しておくだけです。直立するように石などを入れて固定するとよいでしょう。

熱帯アフリカ原産で湿潤な環境を好みますが直射日光は苦手なので、レースカーテンごしの明るい日陰がおすすめです。

こんな植物もOK

乾燥に強いといわれる多肉植物やサボテンも水栽培ができることを知っていますか?水が多いと腐れるイメージが強いですが、根腐れする原因は、実は別のところにあります。

多肉植物

『多肉植物』の多くは、乾燥した砂漠地帯が原産です。肉厚な葉や茎には水分が多く蓄えられており、1週間水やりをしなくても枯れることはありません。

土栽培をするときは、サボテンも多肉植物も水を控えめに与えるのが基本です。根腐れは、水そのものが原因なのではなく、湿った土で繁殖する雑菌や酸素不足に起因するところが大きいでしょう。

いつも新鮮な水がキープできれば、多肉植物は問題なく水栽培できます。土栽培の多肉植物を水栽培に切り替えるときは、根元から数mmを切り落とします。こうすることで、水栽培に適応した根が新たに生えてくるでしょう。

土栽培で根腐れしてしまったものでも、根元が元気であれば、水栽培で再生する可能性は高いです。

サボテン

多肉植物同様、『サボテン』も水栽培に適した観葉植物の1つです。こまめに水を取り替え、適切な環境で育てれば、根腐れなく水栽培ができるでしょう。

土栽培のサボテンを水栽培に切り替えるときは、根を綺麗に水洗いして半分くらいカットします。1~2日ほど乾燥させた後、水の入った容器にセットしましょう。このとき、根の先が少し水に入るくらいでOKです。

水栽培のやり方

水栽培に必要な道具と、さまざまな水栽培の方法を紹介します。基本は水と容器があればOKですが、よりイキイキと育てたい場合は肥料なども与えてみましょう。

容器は100均のガラス瓶でもOK

まずは、植物を育てるための容器を準備しましょう。

色・素材・形は問わず、100均のものでも構いませんが、多肉植物やサボテン、球根などを育てるときは、株が水没してしまわないようなサイズを選びましょう。根の成長具合が見たい場合はガラス製がおすすめです。

水を入れて挿すだけ

水栽培は容器に水を入れて植物を挿すだけです。しかし、土栽培から水栽培に切り替える場合は、根の土を落としたり、適切な長さにカットしたりして、水栽培に対応させる準備をしなければなりません。

市販には、水栽培に適した『水栽培用の苗』も販売されています。はじめての人は、水栽培用の苗や、水挿しで増やしたものを使うようにしましょう。

こちらの記事では水挿しの方法や、水挿しに向いている植物をご紹介しています。気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。

石で固定することも

ミリオンバンブーのように、直立した形が美しい植物は、石やビー玉、天然石などで固定することもできます。好みの位置にセットした後は、適度な量の水を注ぎ完成です。

石やビー玉は、ハイドロボールと違って通気性や保水性は持ち合わせていません。こまめに水を入れ替えたり、石を洗ったりして、フレッシュな状態を保ちましょう。

スポンジで種から育てる場合

水栽培ができるのは苗だけではありません。種から育てる場合は台所にあるスポンジを活用しましょう。スポンジには、種が発芽する『土壌』としての役割があります。

  1. スポンジを2.5cm角にカットし、十字の切り込みを入れる
  2. トレーにスポンジを敷き、ヒタヒタになるまで水を注ぐ
  3. スポンジの切り込みにピンセットで種を1つずつ入れる
  4. 種の上に湿らせたトイレットペーパーをかける

トイレットペーパーをのせる目的は、種とスポンジを密着させ、乾燥を防ぐためです。水に溶けないティッシュは、芽が出るのを妨げるので、必ず水に溶けるタイプを使ってください。

種の入ったトレイは日の当たらない場所に置き、双葉になったら日光のある場所へ移動させてください。本葉が出たら、大きな容器に植え替えましょう。

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