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バジルの種類・品種おすすめ3選|特徴の違いや育て方のポイントも解説

料理に使うなら スイートバジル

最初は、バジルの代表である『スイートバジル』が向いています。パスタやピザはもちろん、焼き肉や焼き魚の仕上げに使うのもおすすめです。料理の仕上げに生の葉をちぎって加えるだけで、香り高く仕上がります。

他にも、トマトとの組み合わせがよいことで有名です。トマトを使った料理にはもちろん、トマトと同じ鉢に植えることで、病害虫を防いだり成長を助けたりするコンパニオンプランツ(共存作物)としても役立ちます。

肥料を吸収しやすくよく育つため、大きく育ち過ぎて倒れないよう注意しましょう。

寄せ植えのアクセントにも ブッシュバジル

『ブッシュバジル』は、草丈15~20cmほどの小さくかわいらしいバジルです。こんもり丸く成長する姿が、プランターで寄せ植えするときにアクセントになります。

葉の大きさはスイートバジルの1/10~1/5ほどです。小さなサイズを生かし、サラダ・パスタ・ピザなどの飾りにそのまま散らすのが向いています。サンドイッチにプラスしても、味が引き締まりおすすめです。

また、枝を4~5cmカットし、柑橘系のジュースに飾ると、バジルの爽やかな香りとおしゃれな見た目を楽しめます。

料理にも観賞用にも パープルラッフルバジル

プランターに1株植わっているだけで印象的な雰囲気を作れる『パープルラッフルバジル』は、深い紫色が鑑賞用にも美しいバジルです。

葉の縁が波打ち、ギザギザ切れ込みがある様子も、寄せ植えにアクセントを加えます。見た目のよさだけでなく、食べやすい味わいや香りも魅力です。

スイートバジルのように、甘く爽やかな香りのため、料理やハーブティーにも向いています。オイルや酢に漬けて色を楽しみながら料理に生かすことも可能です。

上手な育て方のポイント

上手な育て方のポイント

バジルを上手に育てるためには、ポイントを押さえて栽培することが大切です。環境を整え適切な水やりをすることで、順調にバジルを育てられます。

好む環境を整えよう

まずはバジルが育ちやすい環境を整えましょう。日当たりと風通しのよい場所が向いています。ただし、直射日光に強く当たり過ぎると、葉が焼けることがあるため注意しましょう。

枯れることもあるため、明るい半日陰に置くと管理しやすくなります。バジルは、暖かい気候で育ちやすく、発芽するには気温20度以上であることが条件です。

そのため、気温が下がることもある4~5月の夜には、室内に入れて育てます。寒さに合うと、葉が黒っぽく変色することもあるため注意が必要です。

バジルには有機質たっぷりで、中性から弱アルカリ性の土が向いています。市販のハーブ培養土や、赤玉土小粒:腐葉土=7:3に苦土石灰を少量混ぜたものが向いています。

水やりのタイミング

水やりの仕方も重要なポイントです。鉢植えの場合には、土が乾いたら鉢底から水が出るくらいたっぷり水やりをします。土が湿っている場合、水やりをする必要はありません。

気温が上がり切る前の午前中が、水やりをするベストタイミングです。

春から初夏にかけては、種まきに向いています。その後の水やりで注意すべきなのは、土を乾燥させないことと、種が流れないよう静かに水やりすることです。

また、梅雨時には土がはねて株元が傷むため、マルチングや室内での管理が向いています。生育期である夏はバジルが水をよく吸収するため、水切れを起こしていないか、小まめなチェックが大切です。

まとめ

バジルは種類が多く、約150以上もの品種があります。中でも代表的なのがスイートバジルです。爽やかさと甘さを感じさせる香りが、イタリア料理やフランス料理によく合います。

他にも、ブッシュバジル・紫バジル・レモンバジル・ホーリーバジル・タイバジルといった種類が代表的です。

それぞれ異なる香りや見た目をしているため、利用したい料理や、鉢植えの雰囲気に合わせて選びましょう。

初心者でも比較的育てやすいハーブですが、ポイントを押さえて栽培すると、元気に育てられます。環境を整え、季節に合った水やりの仕方を意識することで、上手にバジルを育てましょう。

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