カスミソウとはどんな植物?種類や花言葉、育て方を紹介
箱根カスミソウ「フェスティバル」シリーズ
箱根カスミソウ「フェスティバル」シリーズ(Gypsophila paniculata Festival Series)は、暑い夏は花が育ちにくく、草丈が30〜40cmと低いため、花壇や鉢植えでの栽培に適している品種です。
箱根カスミソウ ブリストル・フェアリー
箱根カスミソウ ブリストル・フェアリー(Gypsophila paniculata Bristol Fairy)は、切り花用として使われる八重咲きの品種です。
箱根カスミソウ「レッド・シー」
箱根カスミソウ「レッド・シー」(Gypsophila paniculata Red Sea)は、箱根カスミソウの中でもピンクの八重咲きなのが珍しい品種です。
箱根カスミソウと言えば白色なため、ピンク色を咲かせるために、ピンクの花を咲かせる他種との交配で造られた品種と考えられています。
オノエマンテマ
オノエマンテマ(Gypsophia cerastioides)は、ヒマラヤが原産国の標高2,800~4,000mの草原や雑木林に生育している高山植物です。高山植物ではありますが、栽培は比較的かんたんなのが特徴です。
カスミソウのドライフラワーの作り方
カスミソウをドライフラワーにするには、コップなどに少量の水を用意します。その中にカスミソウを活けたままにしておくと、1~2週間程度でかんたんにドライフラワーができあがります。
カスミソウの育て方、栽培方法
カスミソウに栽培は花壇、切り花、鉢植えの方法がありますが、初心者の方には少々難しいでしょう。
正しい栽培方法を押さえて素敵なカスミソウを咲かせましょう。
カスミソウの日当たり・置き場所
カスミソウは鉢植えで育てる場合は日なたに置いて栽培しましょう。
ムラリス種やオノエマンテマは湿気を非常に苦手とするため、雨が当たる場所、日光が直接当たる場所を避けてください。
庭植えの際は、水はけのいい日なたで栽培しましょう。
カスミソウの土作り
カスミソウは酸性の土を苦手とするため、土を作る際には赤玉土(小粒)8:腐葉土2の割合で苦土石灰を混ぜ込んだものを使用します。市販の土を使用する場合は、培養土にパーライトを1割混ぜたものを使用してください。
地植えする場合は土を予め堀り起こして柔らかくしておき、苦土石灰を混ぜておきましょう。
カスミソウの苗の植え付け方法と時期
カスミソウを鉢植えする際は、苗よりも大きな鉢を用意しましょう。
地植えの場合は、株間を20~30cm程空けて苗よりも大きな穴をあけます。高畝にして排水をよくした場所で栽培しましょう。
カスミソウの発芽温度が20度前後のため、植え付けは9~10月が適しています。本葉4~5枚になった株を植え付けするといいです。
カスミソウの水やり方法
カスミソウは乾燥には強いですが、湿度が高い場所が非常に苦手です。
湿度が溜まると株が蒸れて枯れたり、根腐れしたりする原因になるため、水やりの際は水分量を加減しながら行いましょう。
鉢植えの際は土の表面が十分に乾ききってからたっぷりと水やりをします。
庭植えの際には水やりをする必要はありません。
カスミソウの肥料の与え方
カスミソウに肥料を与える際は、鉢植えは10~11月、3~5月に緩効性化成肥料と液体肥料を定期的に行います。鉢植えの際に液体肥料を一緒に与えるとよりいいですよ。
庭植えの場合は10~11月、3~5月に緩効性化成肥料を定期的に行います。
カスミソウのお手入れの仕方、増やし方
カスミソウは乾燥には強いですが、湿気を非常に苦手とするため、水やりに気を付けて栽培しましょう。
カスミソウを増やすには、「種蒔き」と「挿し芽」の方法があります。それぞれ栽培方法が異なるため、増やし方を確認しておきましょう。
カスミソウのお手入れの仕方
カスミソウのお手入れには、日が当たる場所で湿度を避けて栽培する必要があります。水やり方法には、庭植えの場合は水やりの必要がなく、鉢植えの際は土の表面が乾ききってから与えるようにしましょう。
注意したい病気は「立枯病」です。主に6~7月、9~3月の幼苗期と梅雨期に湿度が急激に高くなる時期に多発する病気です。雨が当たらない場所で土を乾かしながら病気を抑えましょう。
注意したい病気は「アブラムシ」と「ハダニ」です。4~10月の間はハダニやアブラムシが多く発生するため、こまめに駆除しながらお手入れしてください。風通しをよくすることで軽減できます。水やりの際は表ではなく、葉の裏に水をかけるとハダニの発生を抑制できます。
カスミソウの増やし方
カスミソウを増やすための「種蒔き」方法には9月~10月に行うのが最適です。覆土をするには「バーミキュライト」の細粒を種が少し見える程度に薄く散布しましょう。