カポックとは?花の特徴・花言葉・育て方・手入れ方法を紹介
カポックの水やり方法
カポックは水を好むため、土の表面が乾いたら鉢底から流れ出るくらいのたっぷりの水を与えてください。室内でカポックを育てる場合は冬でも生長する可能性があります。生長が確認できたら、季節に関係なく水やりをしましょう。
カポックは葉水も重要です。葉水はハダニやアブラムシを防ぐ効果もあるので、しっかりと行いましょう。霧吹きなどを活用しながら、1日に1回程度カポックに葉水を行ってください。
カポックの肥料の与え方
カポックは肥料を与えなくても十分に生長します。もしも生長を促したい場合は、10日に1回程度のペースで液体肥料を与えたり、緩効性の化成肥料を2カ月に1回程度与えたりしてください。
ただし、成長が緩やかになる冬場に肥料を与えてしまうと肥料焼けを起こす可能性があります。カポックに肥料を与えたい方は、春から秋の季節に留めてください。
カポックの手入れ方法や増やし方
カポックを健康に育てるためのお手入れ方法や増やし方を紹介します。逞しいカポックを育てたい方は、以下の3つの要点を確認してください。
植え替え方法
カポックは観葉植物の中でも生長が早いので、1〜2年に1回ほどのペースで植え替えを行います。まずは植え替え用の鉢に水はけのよい土を用意しましょう。カポックを鉢から取り出したら、古い土を軽く落とします。土が硬くなっているようなら、数分水に浸けてあげるとよいです。植え替え用の鉢にカポックを入れ替えたら作業完了です。
カポックの暫定方法
カポックは生長が早いため、見た目のバランスが悪くなってきたら暫定を行います。弱っている葉や古くなった葉は根本から暫定しましょう。風通しをよくするためにも、定期的に暫定を行ってください。カポックは春から夏にかけて暫定を行うとよいです。
カポックの増やし方
カポックは暫定した枝を挿し木にして増やすことが可能です。2〜3節目を目安に枝を切るのがポイントです。挿し木は葉の半分をカットしてから植えましょう。水はけのよい土を鉢入れて、水をたっぷりと与えたら挿し木の完成です。
カポックで気を付けたい病気や害虫
カポックに付きやすい害虫は、ハダニやアブラムシ、カイガラムシが代表的です。きちんと葉水を行えばある程度の害虫は防げるので、毎日丁寧にケアしてあげましょう。
カポックは斑点細菌病にかかりやすい傾向にあります。葉が変色した際は病気を疑ってみてください。万が一、カポックが病気になった場合は、症状が見られる部位を枝ごとカットして様子を見ましょう。
カポックと同じ科の花
カポックはアオイ科の植物です。オクラやオカノリといった葉菜や、ハイビスカスやアブチロンといった花も同じアオイ科の植物ですので、覚えておきましょう。アオイ科の植物は暑さに強い傾向にあるため、耐熱性に優れた植物を探している方におすすめです。
まとめ
カポックは力強く育つ葉とその見た目の美しさから人気のある観葉植物です。素敵な花言葉もある植物なのでギフトにも最適でしょう。基本的な育て方はかんたんですので、初心者の方にもおすすめです。カポックの魅力に魅了された方は、この機会にぜひ育ててみてください。