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カポックとは?花の特徴・花言葉・育て方・手入れ方法を紹介

カポックは観葉植物の中でも人気で、おしゃれなインテリアグリーンとして話題を集めています。今回は、カポックの基本情報や花言葉・育て方について詳しく紹介します。カポックを栽培してみたい方は、紹介する要点をしっかりチェックしましょう。

カポックとはどんな花?

カポックとはどんな花?

カポックは、シェフレラとも呼ばれる日本でも人気の観葉植物です。カポックをガーデニングやインテリアにプラスしたい方は、まず植物の特徴を学んでおきましょう。

カポックの基本情報

カポックは中国南部から台湾が原産の植物です。主に熱帯から温帯地域に自生しており、世界中で親しみのある観葉植物と言ってもよいでしょう。暑さには強い植物ですが、寒さには弱い傾向にあります。草丈は5m程度まで伸びる品種もありますが、インテリアに向いたコンパクトなサイズのカポックも多いです。

カポックは白い花を咲かせますが、観賞価値は低いとされており、メインは歯の成長を楽しむ観葉植物と覚えておいてください。

カポックの特徴

カポックは順応性の高い植物としても知られています。乾燥に強く、日陰でもよく育つため、初心者でも育てやすい観葉植物でしょう。しっかりと大きな葉が特徴で、凛とした存在感があります。さまざまな品種があるため、種類によってはまた違ったカポックの印象を楽しめるのが嬉しいポイント。大振りの葉が好みの方に向いている観葉植物です。

カポックの名前の由来

カポックの和名は「宿り鱶の木」です。鱶の木に着生する特徴から、この和名が付いたのだそう。英名は「OctopusTree」で、タコが逆立ちしている姿に似ているのが名前の由来になっているそうです。

カポックはアオイ科セイバ属の植物。本来、シェフレラとはまた別の植物としてカテゴリされていましたが、葉の形がシェフレラに似ていることからカポックとシェフレラが同じ名で呼ばれています。

カポックの開花時期や見頃の季節

カポックの開花時期や見頃の季節

カポックの花は、5〜7月頃に開花します。茎の先に穂がつき、その先端にカポックの花が咲きます。花は白色ですが、開花後に結実すると赤色や黄色に姿を変えるので観賞が楽しくなるでしょう。ただし、花が咲くのは大株だけです。品種やカポックの個性によっては開花まで20年以上かかるものもあるのが現状です。カポックは主に葉の観賞を楽しむ植物ですが、花の観賞も楽しみたい方は、花が咲く時期やタイミングをしっかり調べてから購入してください。

カポックの花言葉の意味と由来

カポックの花言葉の意味と由来

カポックをガーデニングやインテリアに取り入れたい方や、大切な人へプレゼントしたい方は、カポックの花言葉にも注目してみませんか。カポックに込められた言葉やその意味を詳しく紹介します。

花言葉

カポックには「とても真面目」と「実直」の2つの花言葉があります。どちらの花言葉も忠実な印象を受ける言葉で、カポックの凛と伸び咲く葉や茎にぴったりの言葉ではないでしょうか。

大切な人へ自分の真面目な気持ちを伝えたい方も、カポックをプレゼントしてみてはいかがですか。仕事関係の友人や上司はもちろん、愛の気持ちを伝えたいカップルや夫婦間のプレゼントにも向いているでしょう。実直な気持ちを伝えたい相手がいる方は、ぜひカポックを贈ってみてください。

花言葉の由来

カポックはどんな環境でも強く成長することから、「とても真面目」や「実直」といった花言葉が付けられたのだそう。環境の変化にも左右されず、逞しく育つカポックの姿をみると、納得できる花言葉ではないでしょうか。

カポックは1年中はつらつとした美しい緑を観賞できます。葉がまっすぐに伸びる姿や、葉が大きく元気に育っていく姿はまさに真面目な生き様を感じられます。カポックの花言葉を知ると、自分で育てる際も元気がもらえる観葉植物でしょう。

カポックが誕生花の日

カポックは1月11日の誕生花です。室内であれば冬でも楽しめる観葉植物ですので、誕生日プレゼントとしてカポックを贈るのもおすすめです。記念日のプレゼントにも最適な花言葉なので、気になる方はこの機会に購入してみてはいかがですか。

また、カポックは風水でも「幸運を呼ぶ」といわれています。玄関やキッチンにおくと良い気が巡るそうで、ホテルなどのエントランスにもよく置かれています。運気を上げたい方もぜひカポックを取り入れてみてください。

カポックの種類・品種

カポックの種類・品種

カポックの人気品種を9つを紹介します。それぞれの特徴や魅力をわかりやすく解説するので、カポックを育ててみたい方はぜひ参考にしてください。

シェフレラ・ホンコン

シェフレラ・ホンコンは、カポックの中でも耐寒性の高い品種です。最低気温は0度まで耐えられるので、庭など外でカポックを育てたい方にもおすすめ。丸みのある葉先もシェフレラ・ホンコンの特徴で、凛とした姿の中にも優しげな印象を与えてくれます。カポックの中でもメジャーな品種なので、ガーデニングやインテリアにさっそく取り入れてみましょう。

シェフレラ・アンガスティフォリア

シェフレラ・アンガスティフォリアは、ベヌローサとも呼ばれているカポックの品種です。すっと伸びる細い葉と、光沢が大きな特徴でしょう。耐寒性はやや弱い傾向にあるため、冬は室内で越冬させることをおすすめします。耐陰性は強いので、日当たりに不安がある方でも育てられるのはシェフレラ・アンガスティフォリアの魅力でしょう。病気や害虫にも強い傾向にあるため、初心者の方でもかんたんに育てられます。

シェフレラ・トリネッティ

斑入り品種が好きな方にはシェフレラ・トリネッティがおすすめです。緑の葉に黄色の斑が入っているので、カポック全体が周囲を明るく演出してくれるでしょう。シェフレラ・トリネッティは比較的丈夫な品種のため、初めて植物を育てる方にも向いています。斑入り品種ならではの鮮やかさや華やかさを楽しめるでしょう。気になる方はさっそくはシェフレラ・トリネッティの販売店を探してみてください。

シェフレラ・コンパクタ

室内インテリアにカポックをプラスしたい方は、シェフレラ・コンパクタはいかがですか。シェフレラ・コンパクタにはキングとクイーンの2つの種類があり、クイーンはシェフレラ・ホンコンをコンパクトにした品種です。比較的小さく育てられるので、デスク周りなど設置スペースが狭い場所でも育てやすいでしょう。キングは和風インテリアに合うので、和室に飾るのはもちろん、モダンインテリアにもおすすめです。

シェフレラ・レナータ

シェフレラ・レナータは、葉先が不規則に割れているのが特徴のカポックです。葉先が金魚の尻尾のように見えることから、「金魚葉カポック」といった別名も持っています。カポックの中でも全体的に可愛らしい印象が強いため、人気のある品種でしょう。耐陰性にも優れているため、室内インテリアにも最適です。シェフレラ・レナータは斑入りタイプも普及しているため、好みに合わせて品種を選んでください。

ブラッサイア

大ぶりの葉が好みの方は、ブラッサイアはいかがでしょうか。大きいもので葉は20〜30cmほどあり、カポック全体がダイナミックな印象です。耐寒性は強くありませんが、育成方法はシンプルなので誰でも元気なカポックを育てられるでしょう。ブラッサイアはカポックの中でも流通量が少ない傾向のあるため、ガーデニングやインテリアで育ててみたい方は、購入方法をリサーチしておくとよさそうです。

ツピダンサス

ツピダンサスは、やや下向きに傾きながら成長するカポックです。葉は美しい光沢があり、カポックの中では大きいサイズに該当します。葉がしなやかに伸びるため、数あるカポックの品種の中でも、上品な印象を受けるでしょう。プレゼントにも人気のある品種なので、大切な人への贈り物や節目のプレゼントにもおすすめ。存在感のあるカポックを探している方は、ツピダンサスを選んでみてはいかがでしょうか。

シェフレラ・スターシャイン

テゴボコと表面が波打っているのが特徴の、シェフレラ・スターシャイン。カポックの中でもとても珍しい品種で、観葉植物に精通した方を中心に需要が高い傾向にあります。凹凸のある葉が見た目にも美しく、立体感をも感じられるでしょう。ただし、葉の特性上、ハダニなどの害虫が付きやすい傾向にあります。初めて観葉植物を育てる方は、シェフレラ・スターシャインに合ったお手入れ方法を確認してください。

アラレア

スタイリッシュなカポックを探している方は、アラレアはいかがですか。ギザギザの葉が特徴で、庭や部屋をおしゃれに彩ってくれます。耐陰性が強い品種のため、置き場所を選ばずに育てられるのが嬉しいポイント。「ディジゴセカ」や「モミジバアラリア」と呼ばれることもあるので、お店やネットでアラレアが見つからない場合は別名で探してみてください。

カポックの育て方・栽培方法

カポックの育て方・栽培方法

カポックを元気に育てる方法を紹介します。基本的には難しいお手入れはありませんので、観葉植物を育てたことがない方もぜひチャレンジしてください。

カポックに適した環境

春から秋の期間はカポックを屋外で育てることが可能です。庭や玄関先で育てたい方は、直射日光の当たらない場所でカポックを育てましょう。日当たりが強すぎる場合は、安価な商品で構いませんので、遮光ネットで直射日光による刺激を軽減してください。

室内で育てる場合は、日当たりがよい場所に設置するのがおすすめ。カポックは耐陰性に優れた植物ですが、適度に日に充てる方が健康に育ちます。ただし、直射日光によって葉焼けを起こす場合もあるので注意しましょう。

カポックの土作り

カポックは水はけのよい土で育てるのがポイントです。観葉植物用の土や、赤玉土、鹿沼土や腐葉土を活用しましょう。配合の割合はすべて同じ配分でよいですが、育てる環境に合わせて調整してください。水はけの悪い土を使ってしまうと根腐れを起こす場合があるので注意しましょう。

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