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世界三大花木ジャカランダ。特徴や育て方、日本での名所を紹介

『ジャカランダ』は、『フランボヤン』『スパトデア』と並ぶ、世界三大花木の一つです。青紫色の花や羽のような形状の葉が特徴のジャカランダを、自分で育てて花を楽しむことはできるのでしょうか?具体的な育て方と国内でジャカランダの花を観賞できるスポットを紹介します。

ジャカランダについて学ぼう

ジャカランダについて学ぼう
日本では見かけることの少ない『ジャカランダ』ですが、どのような特徴がある植物なのでしょうか?まずは、品種や花言葉について知り、ジャカランダについての知識を深めましょう。

夏に青紫色の花を咲かせる木

ノウゼンカズラ科の落葉高木であるジャカランダは、高さ15m以上に成長する南米が原産の木です。熱帯でよく育ち、中には30mを超える木もあります。 夏には青紫色の花が咲き、葉はアカシアやシダに似た細く繊細な形です。涼し気な形状で、観葉植物としても人気があります。 『南半球の桜』といわれることもあるジャカランダは、日本の桜のように開花を心待ちにする人が多い花で、開花時期にはお祭りが開催されることもあります。

種類や品種

ジャカランダには、約50の品種があります。一般的な落葉高木以外にも樹高1mほどのコンパクトな品種も存在します。そのため、高く育つ木を栽培するのが難しい場合でも育てやすい植物なのです。 例えば『ジャカランダ・カロバ』は、通常よりも赤みがかった紫色の花が楽しめる、小ぶりな品種です。 日本国内で栽培されているジャカランダの多くは『ジャカランダ・ミシモフォリア』といいます。ただし、日本では花を咲かせることはあまりなく、観葉植物として鉢植えにして育てることが多い品種です。

花言葉と由来

『名誉』『栄光』というジャカランダの花言葉は、世界三大花木の一つとしても相応しい花言葉といえるでしょう。 花の形が、小さなラッパをたくさん連ねたように見え、勝利のファンファーレをイメージさせたことから、この言葉につながりました。 花の色による花言葉の違いはありません。

自宅で花を咲かせることはできる?

自宅で花を咲かせることはできる?
熱帯の気候できれいに咲くジャカランダの花を、自宅でも咲かせたいと考えている人もいるかもしれません。冷え込む地域の多い日本の冬を乗り越えて、ジャカランダを咲かせる方法はあるのでしょうか?

地植え・鉢植えともに難しい

日本でジャカランダの花を咲かせるのは、地植えでも鉢植えでも難しいことです。特に、冬に気温が0度を下回る地域では、越冬できず枯れてしまう恐れもあります。 そもそも、ジャカランダは木が大きく成長しなければ花が咲きません。木の成長には、気温・日照などの条件が整っている必要がありますが、日本ではその環境を整えにくく、木が大きくなりにくいのです。 鉢植えで栽培すれば移動できるため、温度や日当たりの管理が比較的簡単にできますが、鉢植えでは鉢の大きさに合わせて成長するため、なかなか大きくなりにくいのです。 ただし、美しい葉は観葉植物として人気があります。花が咲かなくても、インテリアを彩るグリーンとして楽しめるのです。

育てるなら苗木からがおすすめ

羽のような優雅さのあるジャカランダの葉を、観葉植物として栽培するなら『苗木』から始めるとよいでしょう。5~9月が植え付けの適期です。 苗木を植え付ける鉢は、一回り大きなものを用意します。苗木の根に付いた土を1/3ほど落とし、用意した鉢に植え付けましょう。 地植えの場合には、木の幹が3~5cm以上の太さになっていることを確認してから実施します。日当たりと水はけのよい場所に一回り大きな穴を掘り、苗を植え付けるのです。 若い苗木は成長した木と比較して寒さに弱いため、鉢植えは室内に入れる、地植えは防寒対策をするといった対応が欠かせません。

ジャカランダの基本の育て方

ジャカランダの基本の育て方
自宅で花を咲かせるのは難しいジャカランダですが、観葉植物として葉を楽しむことは可能です。基本の育て方のポイントを知ることで、日本でも元気に育ててみましょう。

育てる場所

ジャカランダの栽培で大切なのは『日当たり』です。できるだけ日当たりのよい場所で育てましょう。明るい日陰くらいであれば栽培できますが、日陰では葉が枯れ落ちることがあり注意が必要です。 鉢植えで育てている場合には、常に日当たりのよい場所へ移動しながら育てるのも一つの方法です。 また、気温が下がる夜や、冬の間は室内で育てます。0度以下の寒い環境に置かないことが大切です。室内で育てる場合にも、できるだけ日当たりのよい窓辺などの場所に置くようにしましょう。

水やり

鉢植えの場合、土が乾燥し始めたら水やりのタイミングです。春から秋にかけての生育期には、乾燥しないようたっぷり水を与えます。 秋から冬にかけては、あまり成長しない季節です。必要な水の量が減るため、徐々に水やりの回数を減らしていき、冬は土を乾かし気味に管理します。 地植えでは、地面から水を吸い上げるため、基本的に水やりをする必要がありません。ただし、植え替え直後はまだ根付いていないため、土の表面が乾燥したら水やりをしましょう。

用土や肥料

ジャカランダは栄養豊富で水はけのよい土を好みます。そのため『赤玉土:腐葉土=7:3』で配合した土がぴったりです。 自分で配合するのに慣れていない場合には、市販の『草花用培養土』の使用が向いています。地植えでは、庭の土に腐葉土を3割くらい混ぜておくと、ジャカランダに適した土の準備が完了です。 生育期には水だけでなく栄養も必要になります。春から秋には2カ月に1度のペースで緩効性化成肥料を与えましょう。1カ月に2回、液体肥料を与えるのもよい方法です。

定期的なお手入れも忘れず行う

定期的なお手入れも忘れず行う
順調に育てるためには、定期的なお手入れが欠かせません。適した時期に最適なお手入れをすることで、整った樹形をキープしながら健康に育てられます。

植え替え

生育状況に合わせて植え替えをすることで、鉢植えの中が根でいっぱいになってしまうのを防ぎます。ミニ観葉といった小さな株は1年に1回、大きな鉢は2年に1回を目安に植え替えましょう。 鉢から株を抜き、古い土を約1/3取り除きます。傷んでいる根や伸びすぎている枝も落とし、一回り大きな鉢に植え替えるのです。
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