スタンド花の札に記載する文言とは?贈り主名の書き方とマナー
企業ロゴを入れてインパクトをつける
近年、立札に企業ロゴを入れてインパクトをつけるケースが増えています。他企業のスタンド花と差別化でき、人の目に止まりやすくなります。その結果、企業の認知度を高める効果が期待できるでしょう。
ただし、企業ロゴを入れてくれるショップは増えているものの、その費用や対応方法はさまざまです。企業ロゴを入れたい場合は、あらかじめショップに確認しましょう。
連名の場合
何人かで一緒に一つのスタンド花を贈る場合、立札にはそれぞれの名前を入れます。一般的に、2〜3名であれば問題ありません。
しかし、人数が多いと一人一人の名前が小さくなったり、名字のみの記載になることがあります。その場合は、『◯◯一同』とまとめて書いた方が全体のバランスがよいでしょう。立札のサイズによって対応が違うので、ショップに相談しましょう。
贈り先名の書き方
贈り主名は立札に記載するのが一般的ですが、贈り先名についてはどうするべきなのでしょうか。実は、記載するパターンと記載しないパターンがあります。
一般的な書き方とともに例外のケースも紹介するので、覚えておきましょう。贈り先名を記載することで、贈り先に喜ばれることも多々あります。
贈り先名は記載しないことが多い
一般的には、贈り先名は記載してもしなくてもよいことになっています。ビジネスシーンでは、贈り先名は記載せず、飾り文字と贈り主名のみで贈るケースがほとんどです。
贈り先は承知の上なので、記載されないことが多いのでしょう。また、スタンド花に添える立札のサイズはそれほど大きくないため、飾り文字と贈り主名だけの方がわかりやすいと考えられています。
シーンによって記載することもある
ただし、シーンによっては贈り先名を記載することもあります。例えば、開店祝いや開業祝いの場合、贈り先の店名や会社名を立札に記載することで宣伝効果につながるのです。
スタンド花を見た人に、新しくできた店名や会社名を覚えてもらうチャンスになるでしょう。お店や会社の場所の目印にもなるので、贈り先から大変喜ばれます。
また、個人宛てのスタンド花であることを明確にしたい場合も、贈り先名を記載した方がよいでしょう。公演などの出演祝いの場合、特定の出演者に贈るために名前を記載するケースがあります。
さらに結婚祝いに贈る場合、新郎新婦の名前を記載するのが一般的です。披露宴会場では同じ日に何度も結婚式が行われるので、どのカップル宛てなのか明確にするためです。
まとめ
スタンド花に添える立札には、書き方などのマナーがあります。贈り先に恥をかかせないようにするためにも、最低限のマナーを守りましょう。
お祝いの場合は、デザインを工夫したり企業ロゴを入れたりするなどすると、宣伝効果につながります。
一方、お悔やみの場合は、一般的な書き方に従って周りのスタンド花と馴染むようにするのがポイントです。
どちらの場合も、シーンに合った立札を添えることで、贈り先との関係性をよりよいものにできるでしょう。