スタンド花で青色をオーダーしよう。珍しさと上品さが注目ギフト
舞台やコンサートの会場、お店の開店祝いなどでよく目にするスタンド花ですが、スタンド花を贈るときにはいくつかのポイントがあります。ここでは、スタンド花を上品に見える青色でまとめて作る際のポイントを紹介していきます。
青色のスタンド花の印象とは
さまざまな色合いを楽しむことができるスタンド花ですが、何色を基調にして作るかによって印象が大きく異なってきます。
青色を使ったスタンド花の場合、どのような印象を与えることができるのでしょうか?
お花の色によっては、入手が困難な場合などもあるため、スタンド花の色を決める際には注意が必要です。そのような点も含め、合わせてチェックしていきましょう。
爽やかで涼しげな青色
爽やかで涼しげ、且つクールな印象をもたらしてくれるのが青色の特徴です。そのような特徴から、青色は比較的日本人に好まれる傾向にあるようです。
四季折々の青空や広い海をイメージさせる青色からは、誠実さやフレッシュさ、冷静な雰囲気も感じ取ることができるため、ファッションやインテリアだけでなく、企業などのイメージカラーとしても好まれます。
スタンド花でもそのイメージを発揮してくれる青色は、多くの人気を集めています。
青い花のギフトは希少で喜ばれる
もう一つは、青い色の花の希少価値に関係しています。上記で紹介した以外にも、青い花には幻想的な雰囲気も漂います。
そんな青い花ですが、実は希少価値が非常に高いのです。お花の種類の中でも、青色をもつ品種は非常に少なく、世界中の28万種類の被子植物のうち、10%以下しかないというデータも出ています。
そのため、青い花は希少価値が高く、贈り物としてプレゼントしたときに喜ばれることが多いです。
年間を通して流通量が少ない
先ほど紹介したように、青色のお花は世界で約10%しかありません。そのため、年間を通した流通量が非常に少なく、いつでも手に入るというものではありません。
しかし近年、遺伝子操作の技術が発達したことにより、青い花を咲かせる品種が徐々に増えてきているという事例もあります。希少価値の高い青色のお花ですが、近い将来、新たなる品種が増えていくかもしれません。
青い薔薇は染色タイプが主流
薔薇のイメージカラーといえば赤色です。そのほかにもピンクや白色のバラを目にすることも多いと思いますが、青い色をした薔薇も存在します。
薔薇は本来、青色の色素を備えていません。そのため、自然発生で青色の薔薇が生まれることはありえないのです。それでも、青い薔薇を作り上げたいという思いから、近年、特殊な染色方法によって生まれた『青い薔薇』が流通しています。
比較的安価な値段で購入できるため、赤色とはまた違った美しさを兼ね備えた青い薔薇を使用してみてはいかがでしょうか。
スタンド花を贈る際のマナーはこちらの記事でまとめています。お花屋さんにお願いする前に、もう一度マナーをチェックしてみましょう。
主な青色系の花の種類
ここからは、青色系のお花で代表的なものを紹介していきます。日本人に馴染み深い青色ですが、品種が少ないというのが青いお花の実態です。
そんな希少価値の高い青色のお花にはどのような種類のものがあるのでしょうか。いくつか紹介していくのでチェックしてみましょう。
デルフィニウム
『デルフィニウム』は、キンポウゲ科デルフィニウム属のお花で、日本名では『大飛燕草(オオヒエンソウ)』と呼ばれています。名前の由来は、燕が飛ぶ姿に似ていることから付いたそうです。
青色のお花の代表格の名に恥じない、鮮やかな青色が特徴のデルフィニウムは、深い色のブルーから優しい印象の水色までのグラデーションはもちろん、白やピンク、ラベンダーのカラーもあります。
可愛らしい小さな蕾が放つ鮮やかな青色は、多くの人から愛され続けています。
ブルースター
その名の通り、5枚の花弁が星型に見えることから名付けられた青い星型のお花が『ブルースター』です。ブルースターの魅力は、その特徴的な形と鮮やかな青色だけではありません。
ブルースターの原産国は南米で暑さに強く、初夏から秋まで咲き続けることができます。暖かい土地であれば、外に置いていても冬を越すこともできるため、その丈夫さも魅力の1つです。
西洋では、男の子の誕生日に送られることが多いらしく、日本では、結婚式にもよく使われるお花です。青色のほかにもピンクや白の種類もあり、それぞれ『ピンクスター』や『ホワイトスター』と呼ばれることがあります。
ワスレナグサ
『ワスレナグサ』は、小さな花弁が可愛らしいムラサキ科・ワスレナグサ属のお花です。漢字で書くと『勿忘草』と書くことができ『私を忘れないで』『真実の友情』という花言葉があります。
ワスレナグサは一年草のため、こぼれ種でどんどん増えていく強い繁殖力を持ったお花です。暑さと過湿が苦手で、日本では夏を越すことができないため一年草とされています。
ワスレナグサにもブルー以外にも白色やピンク色が出てきているため、青色だけでなく色合いを楽しむことができます。
青いバラがメインのスタンド花を東京で贈る
染色タイプが主流だと紹介した青い薔薇ですが、青い薔薇をメインにしてスタンド花を贈ることができます。1輪だけでも神秘的な印象のある青い薔薇も、複数集めてまとめ上げることで華やかさがプラスされます。
青い薔薇を効果的に使って、美しいスタンド花に仕上げるのにも工夫が必要です。ここからは、青い薔薇をメインに使ったスタンド花の作り方を紹介していきます。
バラをたっぷりゴージャスに
青い薔薇をたっぷり使ったスタンド花は、全体的な印象としてゴージャスなイメージになります。ここでポイントなのが、青い薔薇だけを使わないということです。
いくら美しい青色の薔薇だからと言って、何本も同じものばかりを使ってしまうと少しクドい印象になってしまいます。
例えば、同じ薔薇を使う中でも、手前の目立つ部分に青い薔薇を集めて主役にし、奥には白色や黄色の薔薇を配置することで、全体的な印象がスッキリして見えてフレッシュさが増します。
さまざまな色を選べる薔薇だからこそ、青色一色を使うだけでなく、いくつかの色の薔薇を混ぜることで上手にまとめ上げましょう。
カスミソウでボリュームアップ
青い薔薇をたくさん使わなくても、しっかり主役として引き立ててくれるのが『カスミソウ』です。