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できるだけ花を生かそう!胡蝶蘭を処分するタイミングや方法

お祝いでいただた胡蝶蘭、数日たつとその処分について考え始める人も多いでしょう。処分と言えばまず廃棄が頭に思い浮かびますが、それ以外にもさまざまな処分方法があります。また処分が必要とは言え、できるだけ生きているお花は大切にしたいもの。花を生かせる方法を中心に、胡蝶蘭の処分についてチェックしてみましょう。

胡蝶蘭の処分をする前に

葉のチェック

お祝いでもらったときに「いつまで飾っておこうか」、「処分はどうしたらいいのだろう」と悩む方もいるのではないでしょうか。いつまで飾るかは、法人であれば代表やもらった方のご意向、またはスペースの問題でなくなく処分を選択する方もいるでしょう。また、贈ってくださった方がご来社されるタイミングが近いのであれば、そのときまで飾っておきましょう。

できる限り、生きているお花は長く楽しんでほしいと生産者やお花屋さんはねがっていますが、やむをえない理由や状況なら仕方ないですよね。

処分のタイミングはいつ?

見分けるタイミングですが、「花が落ちたとき」イコール枯れたときと処分を考えるかもしれません。

胡蝶蘭は花が落ちても、実は枯れていないのです。元気な艶のある緑の葉が、1枚でもあればまだ生きています。

  • 花はすべて落ちてしまった
  • 元気な葉が1枚もなくなった
  • すべての根が黒く変色している、干からびた状態である

この3つが揃った状態が胡蝶蘭が完全に枯れてしまった状態といえます。

本当に処分が必要かどうかを検討

胡蝶蘭が枯れたから処分を考えていたというなら、先程の3つの状態をみて処分をしましょう。

置く場所に困っている、お世話をする人がいないという物理的な環境や要因が原因であれば、もったいないので適切な処分を検討したほうが良いでしょう。

処分については、これから5つの方法をご紹介します。

もしまだ元気な葉があったり、太い健康な根があればお世話の仕方を変えてみることと、植え替えでもう一度楽しめますよ!詳しくはこちらの記事で紹介しています。

胡蝶蘭の処分はどうする?5つの方法

白い胡蝶蘭

処分の方法は5つあります。お花や葉の状態に合わせて選ぶとよいでしょう。

買取・引き取り業者を利用する

たくさんもらってしまってお世話や置き場所に困っている、という場合「買取」と「引き取り」という選択肢があります。

お花がきれいに咲いている場合は、少しオトクな「買取」サービスがおすすめです。

お花が落ちてしまって咲いていないという場合は「引き取り」サービスの利用がよいでしょう。

どちらもインターネットで検索をするとたくさんの業者さんがでてくると思います。買取の場合に気をつけることは、査定と引き取りのための出張料金が発生するか、引き取り対象の地域であるかという2点でしょう。

引き取りの場合には引き取り料金他に発生する費用の有無、同じく引き取り対象の地域であるかは確認すべきでしょう。 たとえば集荷のための出張費用や、梱包が必要とされる場合の梱包費用などが考えられます。

自分で解体しておくべきかどうかも含めて、一度直接問い合わせをしてみることがベストです。

自分で育てる

本当は、贈られた方が大切に育ててほしいということが生産者やお花屋さんの想いです。会社であれば、社員の方でもらってくれる人はいないか確認してみるのも良いでしょう。お花を育てるのが好きな方もいらっしゃるはずですし、胡蝶蘭は個人で購入するには高価なお花なので、ためしてもらえるといいですね。

育て方がわからなくて不安な場合はこの記事を参考にしてください。

転売する

大手サイトのオークションやフリマなどを利用される方もいるようです。

ただし、植物は生き物です。取扱や配送など大変ですし、取引が成立してもきれいな状態で配送できるかは素人には少し大変だと思います。手間や値段、個人間での交渉、何よりお花のことを考えると専門の業者におまかせしたほうがおすすめですね。

寄付をする

最近では地元情報満載の掲示板などもあるようですね。ご自身のネットワークがあれば、地元の施設や文教団体などに寄付をすることもあるかもしれません。

買取の業者さんによっては値段がつかない胡蝶蘭を無料で老人ホームや教育施設などに寄付されたりもするようです。

捨てる

お花がまだきれいな状態で、置き場所に困っているということであれば、切り花にして飾るのも素敵です。葉も大きくて艶のある濃い緑が印象的でアレンジされるのもおすすめですよ。その際、植え込み材や鉢などは分別して廃棄することは変わらないのでお忘れなく!

もしくは買取サービスを検討しましょうね。誰かに大切に育ててもらえる機会、愛でてもらえる機会になりますので、「調べるのが手間だな」と思うかもしれませんが、贈ってくれた方の気持ちを大切にしてくださいね。

お花もすべて枯れてしまっているなら、自分で解体をして、お住まいの自治体ルールに則り処分をするという手段もあります。

自分で捨てるデメリットとしては自分で作業をして分別したとおりに廃棄処分をするという手間がかかりますが、メリットは、費用がかからないという点です。 自分の状況と気持ちにあった、後悔のない処分の仕方を検討してみてくださいね。

詳しい捨て方はこの記事を参考にしてください。

胡蝶蘭の処分方法1.買取・引き取り業者を利用する

ふたりの男性

それでは買取・引き取りを検討された方へ業者さんをピックアップしてみました。

胡蝶蘭の買取・引き取りサービスの仕組み

買取・引き取りサービスで、回収後胡蝶蘭がどうなるのか気になる方も多いでしょう。

回収後の胡蝶蘭は再利用されることがほとんどです。花が咲いているものであればまた飾られるよう手配されたり、花が枯れたものであれば、使い回せるものを再利用されたり。

ですので「もったいない」という気持ちがあれば、なるべく早めに手配されるといいですね。

また、依頼をするお花屋さんによっては自社で贈った胡蝶蘭を回収までサポートしてくれるところもあります。発注をするときに確認をしてみるといいでしょう。

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