開店・開業祝いに喜ばれる、胡蝶蘭の選び方と贈り方を徹底解説!
胡蝶蘭は開店・開業のお祝い花の定番の一つです。なぜ開店・開業祝いに胡蝶蘭が選ばれるのかその理由や、最適な胡蝶蘭の選び方、相手に喜んでもらえる贈り方、適切な立ち札の書き方までを徹底解説します。開店・開業祝いにおすすめの胡蝶蘭もご紹介するのでぜひ参考にしてくださいね。
開店・開業祝いに胡蝶蘭が選ばれるわけ
開店、開業というフォーマルなお祝いの場に最適なギフトとして胡蝶蘭は大変人気があります。
- その名前の通り蝶が舞っているような見た目の華やかさ
- 「幸運が飛んでくる」という縁起の良い花言葉
- 1週間に1度の水やりで1か月以上お花が長持ちする
- 花粉が少なく香りがほとんどないので置く場所を選ばない
開店・開業の違いは?
開店祝いと開業祝い、その違いは何でしょうか。
開店祝いとは
店舗などの開店、新たにお店をオープンさせることに対するお祝いです。プレオープンと開店本番がある場合は、開店前のプレオープンに贈ります。胡蝶蘭であれば花持ちが良くそのまま開店本番日にも飾ることができるのでおすすめです。
開業祝いとは
業務を新たに始める、起業・独立などに対するお祝いです。胡蝶蘭は鉢に植えられているので「根を張る」という意味でも縁起の良いものとされています。
開店・開業祝いを贈る理由
開店・開業祝いを贈る相手としては、知人、親族、会社の取引先などがあげられます。 お祝いを贈ることによって、お相手のその日に至るまでのご苦労を労い、これからの益々の発展を願う気持ちを形にして届けることができます。
会社同士のお付き合いの場合、関係強化や取引拡大につながるチャンスです。お祝いの品として、花や観葉植物の他にも時計や食器などの実用的なインテリア、お店のスタッフや職員みんなで分け合えるコーヒーや紅茶、お菓子などがあります。
最近では贈り先様にとって必要なものを選んでいただけるカタログギフトも登場しています。 その中でも鉢植えである胡蝶蘭は「お店が根付く」という意味があり、その縁起の良い花言葉と華やかで気品のある美しさが新しい門出を祝う贈り物として最も印象的です。他にも手入れのしやすさ、香りや花粉がほとんど出ないなど、贈られてもお相手に手間がかからないので開店・開業祝いとして大変人気があります。
開店・開業祝いに贈る胡蝶蘭の相場
開店・開業祝いの相場は、贈り物をする相手との関係性に応じて異なります。相場の平均は20,000円~30,000円とされていますが、胡蝶蘭は予算に応じて選ぶことができる幅広い品揃えが魅力です。
- 知人の場合 5,000~10,000円
- 友人の場合 10,000~30,000円
- 親族の場合 20,000~50,000円
- 取引先の場合 30,000~50,000円
贈るタイミングはいつがいい?
相手に届くタイミングはいつが最適でしょうか。 開店・開業合わせてお花が飾られていることが理想ですので、開店・開業の1週間前~前日までに贈るのが一般的です。また当日の場合は午前中に届くようにします。
前述の通り、胡蝶蘭は花持ちが良いのでプレオープンがある場合は、そのタイミングで贈っていただいても開店本番まで安心して飾っていただく事ができます。
立札やメッセージカードはどうしたらいい?
お祝いの胡蝶蘭には立札が必要です。その理由は、贈り先が一目で贈り主を把握するため、また来客に対し、お祝いごとがあったことをお知らせし、贈り先の交友関係の広さをアピールする役割を果たすものだからです。
ビジネスやフォーマルなお祝いには木札、親しい相手に向けたお祝いには紙札(メッセージカード)を使うのが一般的です。他にも簡単なひと言メッセージを書ける立札もあり、気持ちのこもったメッセージを添えることができます。
開店・開業祝いの場合で、どなた宛てかを明記させたい場合は、贈り主の名前と贈り先様のお名前の両方を記載する方法がおすすめです。
- 立札の頭に赤で御祝いの言葉を入れる
- 贈り主の名前を黒で左側に明記する
- 贈り先のお名前を黒で右側に明記する
贈るときに気をつけるマナー
贈るときに気をつけたいマナーとして、お届けの場合、まずその日に相手の方が確実に受け取れるか事前に確認することが必要です。 再配達になってしまうと、お祝い先の方に手間や負担をおかけしてしまうため、気をつけたい大切なポイントです。
合わせて、立札に記載する名前、社名、店名などに間違えがないか必ず注文前に確認しましょう。赤色は「火事」や「赤字」を連想させるため、赤一色のお花はふさわしくありません。ラッピングも赤以外を選ぶよう気をつけましょう。
マナーやタブーについてはこの記事で詳しく解説しています。
開店・開業祝いに選ばれている人気の胡蝶蘭
胡蝶蘭の花の大きさには、大輪(約11cm~15cm以上)、中輪(約3cm~6cm程度)、小輪(2cm~4cm)があります。花のサイズが大きく本数が増えるほど全体のサイズや鉢も大きくなりますので、贈り先で飾るスペースを考慮して選ぶと良いですね。
大きさや種類、本数は何を選べばいい?
様々なバリエーションのある胡蝶蘭ですが、開店・開業祝いによく選ばれているのは「胡蝶蘭大輪3本立て」になります。
さらに見栄えの良い「胡蝶蘭大輪5本立て」も人気です。
色は何を選べばいい?
胡蝶蘭の色は、白やピンクの他に赤、紫、黄など様々ですが、開店・開業祝いの場合にはどんなイメージにも合う白が最適です。白は新しいスタートを意味する色なので、物事の始まりというおめでたい場面にぴったりです。