就任祝い・昇進祝いに胡蝶蘭!選び方から贈るマナー、相場を総まとめ
見た目が華やかで縁起のいい花言葉の胡蝶蘭は就任祝いや昇進祝いにとても人気な贈り物です。ビジネスで大事な就任祝いや昇進祝いに胡蝶蘭が選ばれる理由から最適な胡蝶蘭の選び方、贈るときに気をつけるポイントやマナーなどご紹介します。
就任祝い・昇進祝いに胡蝶蘭が選ばれる理由
法人のビジネスにおいて、人事に関するお知らせは非常に重要です。特に大事なお相手のおめでたいご就任、ご昇進の話題に関しては「おめでとうございます」の気持ちを最適なタイミングで届けたいものですよね。そんな大事なビジネスシーンにおいてよく選ばれるのが胡蝶蘭です。なぜ、よく胡蝶蘭が選ばれるのでしょうか。その理由を解説していきます!
就任祝い・昇進祝いとは?
- 就任祝い:役員以上に昇進すること 代表取締役、取締役、執行役員など
- 昇進祝い:職位があがること 主任から課長、課長から部長
他には
- 昇格…同等級で階級があがること
- 栄転…就任や昇進において転勤が伴うこと
などがビジネスでのお祝いの場でもちいられる言葉です。押さえておくと良いでしょう。
就任祝い・昇進祝いには胡蝶蘭が定番です!
それでは就任祝いや昇進祝いに胡蝶蘭が人気の理由をお伝えしましょう。
ビジネスにぴったりの花言葉
「幸福が飛んでくる」という花言葉はビジネスシーンにぴったりです。また、色別にも花言葉があり、
- 白は「清純」
- ピンクは「あなたを愛します」
- 薄い緑は「安定」
また、黄色は固有の花言葉はありませんが金運をもたらす縁起がいい色といわれています。
香りも花粉も少ないので場所を選ばない
胡蝶蘭が届いたら受付に置くことが多いですが、たくさんの方が訪れる受付では香りの好き嫌いもあることでしょう。また花粉が飛ぶようではお客様の衣類に付着するケースもありえます。胡蝶蘭なら香りも汚れも気にせず優雅な姿を楽しめ受付を飾れるのが魅力のひとつです。
たたずまいが優雅で可憐
蝶が舞う姿に似ていることから胡蝶蘭。その美しいお花が並んで咲き誇っている姿は誰の心も癒やしてくれますよね。
お手入れがかんたん
嬉しいことにたくさん届いてしまった胡蝶蘭…でもお手入れする方には負担がかかることを危惧されることもありますよね。しかし、胡蝶蘭はずぼらなお手入れがぴったりのうれしいお花なんです。お水は2週間に一度程度、風通しと直射日光にだけ気をつけるだけでとっても長持ちしてくれます。
特に社長就任祝いには胡蝶蘭が選ばれます
胡蝶蘭の花言葉は「幸福が飛んでくる」、鉢植えは「根付く」ということから「幸福が根付く」という意味になります。社長というお立場であれば特に会社のことを考えられますので縁起がいいことから喜ばれることでしょう。
就任祝い・昇進祝いに胡蝶蘭を贈るポイント
就任や昇進はビジネスでは重要なお祝いシーンです。限られた予算の中でできるかぎり見栄えのする質のいいものを…品質だけではなく、贈り方に失礼があってはいけません。気をつけるべきマナーをしっかり覚えておきましょう!
就任祝い・昇進祝いで気をつけるマナー
押さえておくべきポイントは予算の相場・贈るタイミング・メッセージカードや立て札の書き方・同社内送付漏れの確認・送付先です。それではそれぞれどう気をつけるべきかを確認していきましょう。
就任祝い・昇進祝いに贈る予算の相場
就任祝いの予算相場は3〜5万円を目安にしてください。社長であれば5万円以上、取締役・役員であれば3万円以上を目安にしても良いでしょう。お相手が大企業の重職者ということであれば4〜5万円の胡蝶蘭をえらべば、受付に並んだときのボリュームや見応えは間違いないでしょう。
昇進祝いは1〜3万円が多いですね。社内の同僚であれば、役職にもよりますが1〜2万円くらいでしょう。一人ではなく数名で出し合って買う場合も多いようです。
贈るタイミングはいつがいい?
就任、昇進祝いが届いたら胡蝶蘭はなるべくすぐに手配をしましょう。遅くても1週間以内に贈るほうがよいでしょう。できれば大安・友引がのぞましく、仏滅は避けるように気をつけて下さいね。あわせて電報贈る場合なども同様です。人事発表から1週間以内、または株主総会にて正式に決議したのちに送付するようにしましょう。新聞から見た場合は上長に確認の上、送付するタイミングを見極めるほうがよいですね!
立札はどう書いたらいい?
メッセージカードはカジュアルな場、立札は正式なビジネスシーンにふさわしくよく利用されています。それでは立札の基本の書き方はどのように書けばよいのでしょうか。
「祝〇〇」「自社名」「役職+贈り主の名前」
複数で送る場合は会社名や部署名を正式名称で記載の上「一同」とつければよいでしょう。役職に違いがある場合は上席の方を右側から順番に記載します。
贈る際に、お店の人(ネットショップであれば注文時のコメント欄などに)に相談するのが一番ですね!
同じ会社で複数の方に就任祝いを贈る場合はどうしたらいい?
同じ会社で他に大事な人事がでていないか確認をしておきましょう。おすすめしているのは「役職によって差をつける」、「同じ花でラッピングの色を変える」ことです。または胡蝶蘭の本数を変えるというのも良いでしょう。
まとめて1つの胡蝶蘭で贈っていいかと聞かれることもありますが、お祝いをまとめるのはおすすめいたしません。それぞれに胡蝶蘭を、それぞれに立札をつけて贈ってあげると喜ばれることでしょう。
会社ではなくて自宅に贈る場合の注意点
会社の受付に置くのではなく、ご自宅の場合はスペースの配慮が必要です。ボリュームを重視するのではなく置きやすいものがのぞましいでしょう。おすすめは大輪より中輪(ミディ)や小輪(マイクロ)などが場所も取らずにお相手の負担もなく、飾りやすいですよ。