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センリョウ(千両)の花言葉の意味・由来|花の特徴や誕生花も紹介

センリョウの大きな特徴といったら、一般的な植物が春ごろに咲かせる花ではなく、花の少ない時期につける赤くて美しい実。それがその時期には貴重な存在であることから、日本では古くから縁起の良いものとして扱われてきました。

春から夏にかけて咲く花は花弁がないので、全く花らしい姿をしていません。花軸に緑の雌しべが付き、その側面に薄い緑の雄しべがひょっこりと顔をだすような、変わった見た目をしています。

基本は鉢植えで販売されていますが、関東より西の地域だと庭植えでも栽培が可能です。 また、センリョウには他の品種も存在します。黄色い実をつける「キミノセンリョウ」や他にも斑入りの品種があり、日本の暖地に自生するので栽培は比較的簡単で、極端な乾燥に気をつければ実もよくつきます。

センリョウ(千両)と同じセンリョウ科の花は?

センリョウ(千両)と同じセンリョウ科の花は?

センリョウ科の植物は、世界で5属75種、日本で2属4種ほど存在し、主に熱帯・亜熱帯に分布します。多草本か低木で、葉は対生し、単葉で鋸歯(ノコギリ状の葉)であることが多いです。

センリョウやキミノセンリョウが属する「センリョウ属」の他に、ヒトリシズカやフタリシズカが属する「チャラン属」が日本では知られていて、どれも丸くて小さい実をつけます。上の写真は「ヒトリシズカ」が咲かせる花の様子です。

まとめ

今回は、センリョウの花言葉「利益」「富」「財産」「裕福」「恵まれた才能」とそれぞれの由来、基礎知識、その他豆知識を紹介しました。名前は知らなくとも、正月に見たことがある方も多いことでしょう。樹高も高くなく、栽培にもあまり手間がかからないので、ガーデニング初心者にもオススメの植物です。「富」や「財産」を祈願して、縁起の良いセンリョウをお家の庭木として取り入れてみてはいかがでしょうか?

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