カタクリ(片栗)の花言葉・由来|花の特徴や誕生花は?怖い意味も?
自生しているカタクリの多くは絶滅危惧種に指定され、大切に保護されています。カタクリの見頃を逃さないためにも、是非各地の開花情報をチェックしてみてください。また、開花時期に合わせて「カタクリ祭り」を開催する地域もあるので、足を運んでみるのもいいですね。
カタクリ(片栗)の特徴
高さ20cm~25cmほどにまで成長し、葉は横に広がるので飛び出すように小さな花を咲かせるカタクリ。ユリに似た花姿をしており、下を向くようにうつむいて咲かせるのも特徴的です。花色は淡い紫色が有名ですが、黄色や白など他の色の園芸品種も多数存在します。
初春に開花時期を迎えますが、その後初夏には葉を失い夏眠してしまうので、実際には一年間で春の数ヶ月しか地上に姿をあらわしません。自生しているカタクリの球根は地下数10cmほどの地中に作られるので、簡単に掘り起こすことはできません。採取する場合はクワなどの道具が必要で非常に困難な作業になります。
カタクリ(片栗)と同じユリ科の花は?
ユリ科には世界に220属3500もの種が存在するといわれています。 そのなかでも代表的な種類として、ユリ・チューリップ・アルストロメリア・ホトトギスなどが挙げられます。
上の写真は、ユリ科の代表種ともいえる白いユリです。写真から見てわかるように、花びらの形状がどこかしらカタクリと似ていますよね。
まとめ
今回は、カタクリの花言葉、基礎知識、その他豆知識を紹介しました。様々な歴史や、背景があって非常に奥が深い植物でしたね。前述の通り、カタクリは地域によっては大切に保護されています。是非カタクリの名所に足を運んで、花言葉なども思い浮かべながら鑑賞を楽しんでみてください。