カリン(花梨)の花言葉の意味・由来|花の特徴や種類・誕生花も紹介

2020 12/11
カリン(花梨)の花言葉の意味・由来|花の特徴や種類・誕生花も紹介

春になると淡いピンクの花を咲かせるカリン。日本では昔から縁起物として庭木にされることが多かったといわれてます。秋になると甘酸っぱい香りの果実を実らせるカリンには、どんな花言葉が存在するのでしょうか?由来やカリンにまつわる豆知識も合わせて紹介します。

目次

カリン(花梨)の花言葉の意味と由来

カリン(花梨)の花言葉の意味と由来

カリンにはどのような花言葉が存在するのでしょうか?由来なども合わせて紹介します。

カリン全般の花言葉

カリンの花言葉は、「豊麗」「唯一の恋」です。

カリンの花言葉の由来

それぞれの花言葉の由来を紹介します。

花言葉「豊麗」

「豊麗」とは、豊かで美しいことを意味します。この花言葉は、肉付きが良く、美しいカリンの果実の特徴に由来します。

花言葉「唯一の恋」

一方でこちらの花言葉「唯一の恋」は、カリンが春に咲かせる花姿に由来するといわれています。

具体的な背景は不明ですが、ピンクで可愛らしいカリンの花は、まさに恋する乙女のようですね。

カリン(花梨)の花名(和名・英名・学名)と由来

カリン(花梨)の花名(和名・英名・学名)と由来

カリンの和名・英名・学名にはそれぞれどのような由来が存在するのでしょうか?

カリンの花名(和名)とその由来

和名「カリン(花梨)」は、明確な由来が存在しませんが、一説にはフタバガキ科のカリン(花櫚)に木目が似ていることが由来だといわれています。

カリンの花名(英名)とその由来

カリンは英語で「Chinese  Quince(中国のマルメロ)」です。日本では西洋カリンとも呼ばれる「マルメロ」に非常に似ていて、カリンの中国原産の植物であるため、このように呼ばれます。

カリンの花名(学名)とその由来

カリンの学名は「Pseudocydonia sinensis」です。「Pseudocydonia」はギリシア語で、”偽”を意味する「pseudos」と、”マルメロ”を意味する「Cydonia」を語源とし、合わせると”偽マルメロ”を意味し、カリンがマルメロによく似ていることに由来します。

カリン(花梨)の果実

カリン(花梨)の果実

カリンの果実は約10cmの長さの楕円形で、表面は無毛でつるつるしており、熟すると黄色になるのが特徴です。収穫時期は10月~11月頃で、芳醇で甘酸っぱい香りがするため、部屋の一角に飾り芳香剤として活用する方もいるようです。

そんな果実は甘酸っぱい香り放ちますが、実が堅く、渋みがあるのでそのまま生で食べることはできません。しかし、果実にはカリンポリフェノールなどの成分が含まれており、これがのどの炎症をしずめるなどの効果があるため、のど飴として活用されています。また、シロップ(ハチミツ)漬けにしたり、ジャムや果実酒に用いたりと、カリンを美味しく楽しむ方法は他にもいくつか存在します。

誕生花がカリン(花梨)なのは何日?

誕生花がカリン(花梨)なのは何日?

カリンは、11月1日の誕生花です。カリンの収穫時期をあらわします。

カリン(花梨)の基本情報

カリン(花梨)の基本情報

カリンの基本情報は以下の通りです。

科・属バラ科カリン属
和名カリン(花梨、榠樝)
英名Chinese quince
学名Pseudocydonia sinensis
花色ピンク・白
原産地中国
開花期3月~5月(実の収穫期は10~11月)

カリンの季節・開花時期

カリンは気温が暖かくなり始める3月~5月頃に花を咲かせます。直径3㎝程度の大きさで、白やピンクの5枚の花弁ひらかせる姿は、同じバラ科に属するサクラやモモと非常に似ています。

カリン(花梨)の特徴

カリン(花梨)の特徴

バラ科カリン属に分類されるカリンは、高さ約8mの落葉高木です。木肌が美しく、花・果実ともに風情があるため、庭園樹として非常に人気があります。

果実は生食用には適しません。しかし、果実に含まれる成分には咳止め効果があり、古くから薬用として使われてきました。現在では”かりんのど飴”の名前で様々なメーカーが商品を売り出しています。のど飴を口にしたことがあれば、一度は試したことがある人も多いでしょう。

カリンとマルメロの違いは?

カリンとマルメロの違いは?

カリンと見間違えられることが多いマルメロ。そんな2つの植物は、同じ科に属しており、花や実などの特徴も非常に似ているのですが、実はマルメロはカリン属ではなくマルメロ属に分類される別種なのです。

分類だけでなく、カリンとマルメロにはその他にもいくつかの違いが存在します。

まずは、原産地の違いです。カリンは英語で”中国のマルメロ”を意味する「Chinese Quince」と呼ばれるように、中国が原産の植物です。一方で、マルメロはトルコやイランなど、中央アジアが原産とされます。

次に、果実の違いです。カリンの果実は表面が無毛で、ツルツルした縦長の楕円形であるのが特徴です。しかし、マルメロの果実の表面には線毛が多くみられ、見た目も洋梨のように先端が細くなる形状をしています。

また、葉の形状にも違いが存在します。カリンの葉はギザギザしているのに対し、マルメロの葉はまるっこいのが特徴です。

以上の違いを把握すれば簡単に見分けることができます。実際にカリンかマルメロを目にしたときには、どっちがどっちなのか区別できるか是非試してみてください。

カリン(花梨)と同じバラ科の花は?

カリン(花梨)と同じバラ科の花は?

バラ科には、バラをはじめとした、約90属2500種類もの植物が存在します。特徴としては、花弁とガクが5枚であること、葉っぱが単葉または複葉であることがあげられます。

バラ科には、リンゴ、ビワ、イチゴ、ナシなど、食用として知られる植物が多く含まれており、古くより農業作物とされてきました。また、食用の植物だけでなく、バラやサクラなど、園芸やガーデニングに用いられる種類も多く存在します。

上の写真は一見サクラのように見えますが、実はリンゴの花です。このように、バラ科の植物が咲かせる花はそれぞれ非常に似ていることが多いのです。

まとめ

春には可愛らしい花々を咲かせ、秋には丸みを帯びた甘酸っぱい果実を実らせるカリン。今回は、そんなカリンの花言葉「豊麗」「唯一の恋」、基礎知識、その他豆知識を紹介しました。庭木としても人気があり、秋には芳醇な香りをいっぱいに放ってくれるこの植物を、是非お庭に取り入れてみてはいかがでしょうか?

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