シクラメンの花言葉・由来|色別の意味や誕生花、怖い意味もある?

2021 1/10
シクラメンの花言葉・由来|色別の意味や誕生花、怖い意味もある?

地中海地方を原産とし、日本では冬に鮮やかな色の花を咲かせてくれるシクラメン。そんなこの植物には、一体どんな花言葉が存在するのでしょうか?由来や色別の花言葉、シクラメンにまつわるその他豆知識も合わせて紹介します。

目次

シクラメンの花言葉の意味と由来

シクラメンの花言葉の意味と由来

シクラメンにはどのような花言葉が存在するのでしょうか?由来なども合わせて紹介します。

シクラメン全般の花言葉

シクラメン全般の花言葉は、「内気」「遠慮」「気おくれ」「はにかみ」です。

シクラメンの花言葉の由来

「内気」「遠慮」「気おくれ」「はにかみ」の花言葉は、雨で花粉が流れ落ちるのを防ぐために下を向いて咲くシクラメンの花姿が恥ずかしがっているように見えることに由来します。

シクラメンの西洋(英語)の花言葉

シクラメンの花言葉は英語で、「shyness(内気、はにかみ)」「timid hope(遠慮がちな期待)」「resignation and good-bye(退職と別れの言葉)」です。

シクラメンの色別の花言葉

シクラメンの色別の花言葉

シクラメンには色別の花言葉が存在します。今回は、赤・白・ピンク・紫色の花言葉とその由来をそれぞれ紹介します。

赤色のシクラメンの花言葉

赤色のシクラメンの花言葉は、「嫉妬」です。これは、反り返るように咲く花びらが炎を連想させ、燃え上がる嫉妬心を表現したことに由来するとされています。

白色のシクラメンの花言葉

白色のシクラメンの花言葉は、「清純」です。白いシクラメンは、もともと存在した色ではなく、品種改良されて作られたものです。

ピンク色のシクラメンの花言葉

ピンク色のシクラメンの花言葉は、「憧れ」「はにかみ」です。憧れや尊敬の気持ちを抱く相手にプレゼントするのにぴったりですね。

紫色のシクラメンの花言葉

シクラメンには、青っぽい紫色の品種が存在します。そんな紫色の花言葉は、「想いが響きあう」「絆」です。

シクラメンの花名(和名・英名・学名)と由来

シクラメンの花名(和名・英名・学名)と由来

シクラメンの和名・英名・学名には、それぞれどのような由来が存在するのでしょうか?

シクラメンの花名(和名)とその由来

現在日本では「シクラメン」の名前で園芸用の花として流通しています。

しかし、シクラメンには日本語で「豚の饅頭(ブタノマンジュウ)」「篝火花(カガリビバナ)」と呼ばれる別名が存在します。それぞれにどのような由来があるのでしょうか?

「豚の饅頭(ブタノマンジュウ)」の由来

この呼び名の由来は、シクラメンが英語で「sowbread(豚のパン)」と呼ばれることが関係しています。

そもそもなぜ「豚のパン」と呼ばれるのでしょうか?
これは、シチリア島で飼われていた豚がシクラメンの球根を掘り返して食べていたことが由来とされています。この名前が日本に渡った当時は「パン」という言葉が日本人に馴染みがなく、代わりに「饅頭」と訳された結果、このような名前が誕生したといわれています。

「篝火花(カガリビバナ)」の由来

これは、日本の植物学者であった牧野富太郎(1862~1957)が名付けたものです。とある貴婦人が、反り返ったシクラメンの花びらを見て言った「これはかがり火のような花ですね」という表現を参考にしたといわれています。

シクラメンの花名(英名)とその由来

シクラメンの英名は「Cyclamen(シクラメン)」です。これは、シクラメンの球根の形が丸いことから、ギリシア語で円を意味する「kiklos」をもとにつけられた名前といわれています。

英語での別名は「sowbread(豚のパン)」で、上記で説明したとおり、かつて豚がシクラメンの球根を食べていたことが由来とされています。

シクラメンの花名(学名)とその由来

学名は「Cyclamen persicum(シクラメン・ペルシカム)」です。「Cyclamen」という単語は、シクラメンの球根が丸く、円を意味するギリシア語の「kiklos」が語源となって誕生しました。「persicum(ペルシカム)」はラテン語で「桃」を意味します。

シクラメンの品種・種類

シクラメンの種類

シクラメンには、「原種のシクラメン」「大輪系」「小輪系(ミニシクラメン)」「ガーデニングシクラメン」と大きく分けて4つの種類が存在します。それぞれの特徴を簡単に紹介します。

原種のシクラメン

現在では園芸用として品種改良が進んでいるシクラメンですが、改良されていない原種のシクラメンも存在します。花の形や色の多様性はありませんが、耐暑性・耐寒性にも優れているので比較的育てやすいのが特徴です。

大輪系

花と葉がともに大きいので見た目が非常に華やかですが、耐寒性には優れていないため、冬に花を咲かせるには室内で栽培管理する必要があります。

小輪系(ミニシクラメン)

ミニシクラメンは、花弁が4cm以下の小さな花をつけます。耐暑性・耐寒性があり、害虫にも強く、非常に丈夫な品種が多いです。

ガーデンシクラメン

ミニシクラメンの中でも特に耐寒性に優れているものはガーデニングシクラメンと呼ばれ、庭で育てても冬に花を咲かせます。

誕生花がシクラメンなのは何日?

誕生花がシクラメンなのは何日?

シクラメンは、1月14日、12月7日の誕生花です。

また、白のシクラメンは12月10日の誕生花とされています。

シクラメンを国花とする国は?

シクラメンを国花とする国は?

シクラメンは、イスラエル、キプロス(キプロスシクラメン)、サンマリノ(アキザキシクラメン)の国花とされています。

シクラメンの基本情報

シクラメンの基本情報

シクラメンの基本情報は以下の通りです。

科・属サクラソウ科・シクラメン属
和名豚の饅頭、篝火花
英名Cyclamen
学名Cyclamen persicum
花色白・赤・ピンク・黄・紫・複色
原産地 地中海沿岸
開花期10月~4月頃 

シクラメンの開花時期

シクラメンは、10月~4月頃にかけて花を咲かせる植物です。最盛期は11月〜12月なので、冬に華やかな花を咲かせることもシクラメンの大きな特徴の1つです。

シクラメンの特徴

シクラメンの特徴

シクラメンは、咲く花が少ない冬の季節に華やかな花を咲かせる、地中海地方原産の球根植物です。日本では全国で広く栽培されており、現在では品種改良も進んでいるので園芸用植物としても人気が高いです。葉はハートの形をしていて、品種によっては形や模様に様々なバリエーションがあります。スラリと伸びた茎の頂点に花径3cm〜5cmほどの鮮やかな花を咲かせますが、花の形や色、大きさは品種によって様々です。

育て方は「休眠法」と「非休眠法」の2通りあります。「休眠法」は、葉を枯れさせて球根だけの状態で夏越しさせる方法で、「非休眠法」は、葉が残るように育てながら夏越しさせる方法です。どちらの方法を選ぶかは、夏前の6月頃に植物の状態を見て判断しますが、初心者には「非休眠法」がより簡単です。

シクラメンをプレゼントするときの注意点

シクラメンをプレゼントするときの注意点

華やかな見た目が印象的なシクラメンですが、プレゼントとして扱う際には注意する必要があります。シクラメンを贈ってはいけない3つのシーンを紹介します。

病院のお見舞い

病院のお見舞いの際にシクラメンを持っていくことは縁起が悪いとされています。これは、シクラメンという名前が「死」や「苦」を連想させることや、赤色の場合は血をイメージするためだといわれています。

新築祝い

赤いシクラメンを「新築祝い」や「開店祝い」に贈ることも、日本ではタブー視されています。先述の通り、シクラメンは別名「カガリビバナ」と呼ばれるため、赤いシクラメンはメラメラと燃える炎を連想させ、縁起が悪いとされています。

結婚祝い

結婚祝いに贈ってはならない理由は大きく2つあります。まず、赤いシクラメンのもつ「嫉妬」という花言葉がふさわしくないことです。そして、シクラメンはヨーロッパなどで「別れ」をイメージさせる花とされているため、結婚祝いには縁起が悪いとされています。

シクラメンと同じサクラソウ科の花は?

シクラメンと同じサクラソウ科の花は?

サクラソウ科は、世界に60〜80属・2300〜2600種、日本に8〜10属・50種余りが存在し、暖帯から寒帯を中心に広く分布する被子植物の科です。

上の写真はこの科を代表する「サクラソウ」の花で、その他にも「プリムラ」「マンリョウ」などの植物が属しています。

まとめ

今回は、シクラメンの花言葉「内気」「遠慮」「気おくれ」「はにかみ」とその由来、色別の花言葉やその他豆知識を紹介しました。花ギフトとして贈る際には注意が必要ですが、シクラメンの花姿は可愛らしく、華やかな印象を持っています。冬のお庭を彩ってくれるので、是非お家のガーデニングに取り入れてみてくださいね。

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