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イチゴ(苺)をプランターで育てる方法|プランターの選び方とおすすめ商品も

イチゴ(苺)をプランターで上手に育てるコツ・注意点

いちご(苺)を上手に育てるポイント

株をしっかり育てるためには、ポイントを押さえて栽培することが大切です。紹介するポイントを参考にすることで、充実した実を収穫したり、翌年の株を育てたりできます。

ランナーや花などの摘み取り

イチゴの実がなっている時期に伸びてきたランナーは、株元で摘み取りましょう。そうすることで、実を充実させられます。

また、枯れた葉は病気を引き起こす可能性があるため、根元から摘み取りましょう。葉の摘み取りは、葉が密集しているときにも行います。花の下にある古い葉を中心に摘み取るのがポイントです。

秋から冬の寒くなる季節に花が咲き始めたら、その花も摘み取ります。寒い季節に花が咲いても、実がつくことがないからです。

病害虫や鳥に気を付けよう

赤く色づいたイチゴの実は、鳥にとっても大好物です。そのため、実が付き始めたら防鳥ネットを鉢にかけましょう。収穫のタイミングを待っている間に、鳥に食べられてしまうということを避けられます。

アブラムシ・ハダニ・ナメクジといった害虫にも注意が必要です。防虫ネットをかけることはもちろん、付着しているのを見つけたら取り除きます。

鳥や虫の被害の他に、病気にかかる恐れもあります。例えば、かびが原因の『うどんこ病』『灰色かび病』などは、いちごがかかりやすい病気です。被害の出た葉や、熟した実の摘み取りによって、予防しましょう。

人工授粉と収穫、新しい苗づくり

花が咲くと自然と受粉し結実しますが、より受粉しやすくするためには、人工授粉を行います。花の中心を筆や綿棒などでなでるのです。人工授粉には、気温約15~25℃くらいで晴れた日の9:00ごろまでが向いています。

実が大きく育ち食べられるようになるのは、受粉から40~50日経過したころです。3月中旬に人工授粉した場合、4月下旬ごろには、イチゴを収穫できます。真っ赤に熟したものを早めに収穫しましょう。

収穫がひととおり終わったら、翌年の株を準備し始めます。親株から伸びたランナーを別のポットに針金で固定し、根付かせるのです。

1番目の子株は親株の病気を引き継ぎやすいといわれているため、2番目以降の子株を育てます。

まとめ

イチゴはプランターで栽培するのに人気の植物です。寒さに強いため、初心者でも管理しやすく、おいしいイチゴを収穫できます。

ポイントは、元気な苗を選び、十分な深さと排水性のあるプランターで育てることです。元肥と追肥も規定通りに行います。また、土が乾燥してからたっぷり水やりすることも大切です。

積み重ねてタワーにできるハーベリーポットの他、スタンダードな長方形のプランターも使いやすいでしょう。

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