
オリヅルランの育て方と栽培方法|ランナーの子株での増やし方を紹介
オリヅルランをハイドロカルチャーで育てる
透明な鉢や容器にイオン交換剤を敷き、ハイドロボールは水で洗ってから鉢の半分程度まで入れましょう。あとはオリヅルランを中心に据え、さらにハイドロボールを追加します。株が固定できたらハイドロボールの1/5くらいまで水を入れておきましょう。
水やりは容器の底の水がなくなってから2〜3日後に、ハイドロボールの高さの1/5ほどまで入れ直します。水がまだあるのに足してしまうと、根腐れのおそれがあります。
オリヅルランを水栽培で育てる
浅めのガラス容器に水を張り、オリヅルランを入れるだけで水栽培ができます。清潔さを保つために、水は毎日取り替えましょう。水栽培の液体肥料や植物活力剤を適量水に足すと、よく育ってくれます。
オリヅルランを育てるときの注意点

暖かくなるとオリヅルランにアブラムシが付きやすくなるので、見つけ次第駆除します。冬は氷点下の環境は避け、霜に当たらないように管理するとよいでしょう。
オリヅルランにつきやすい害虫
気温が上昇する春〜初夏ごろ、オリヅルランの新芽にアブラムシが付きやすくなります。アブラムシは株から汁を吸って弱らせてしまいますし、排泄物により別の病原菌に侵されることも。少ない数ならティッシュなどでつまみ取って捕殺、あまりにも数が多い場合は殺虫剤を撒いて駆除しましょう。
オリヅルランの冬越しの方法
オリヅルランはある程度の耐寒性はあるものの、氷点下の寒さには耐えられません。0℃以下の場所では葉の先が黒ずむことがありますし、霜に当たってしまうと、葉と根が枯れることもあります。
屋外管理のオリヅルランは真冬になったら軒下のような風雨を避けられる場所に置くか、屋内に入れましょう。地植えの場合は上から防寒用に木材などを被せてやり、株元に霜が当たらないように気をつけます。葉は枯れてしまっても、春になったらまた新しい緑の葉が伸びてきます。
まとめ
オリヅルランは繁殖力の強い植物で、ランナーについた子株から簡単に増やせます。子株には根も生えてくるので、切って植え付けるだけです。空気清浄効果があり、インテリアに最適なオリズルランを育てて増やしてみてはいかがでしょうか。