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アマリリスの育て方と株分け方法|選び方と植え付け方法、注意点も

ユリのような大きめの花が特徴のアマリリスは、その華やかさで人気の球根植物です。育てるのはそう難しくなく、苗か球根を植え付けて育てます。株分けは親球からできた子球を分ける、「分球」でするのがおすすめです。

アマリリスを育てる前に知っておきたいこと

アマリリスを育てる前に知っておきたいこと

アマリリスはユリのような、大きめの花が特徴です。園芸品種は非常に多く、メジャーな大輪や八重咲きタイプのほか、可憐な小輪や繊細な細い茎を持つタイプもあります。花色が豊富で、複色の品種も選べます。

アマリリスの基本情報

アマリリスの基本情報 ・科・属:ヒガンバナ科、ヒッペアストラム属 ・和名:ジャガタラスイセン ・英名:Barbados lily、Amaryllis ・学名:Hippeastrum×hybridum ・花の色:赤、ピンク、黄、オレンジ、茶、緑、紫、白、複色 ・原産地:南アメリカ、中央アメリカ ・開花時期:4〜7月

アマリリスの特徴

アマリリスは多年草で、春植えされることが多い球根植物です。球根の出回り時期は2〜3月ですが、秋に鉢植えの株が流通することもあります。熱帯原産で寒さに強くないので、地植えをするならある程度気温が上がってから、桜の花が散って葉が出るころが良いとされています。

アマリリスの種類と選び方

アマリリスの種類と選び方

アマリリスは約1,000種ほどもあるといい、春咲きと真夏咲き、秋咲きの品種に分かれます。大きな球根の品種は、1つの球根から茎が2〜3本出て花が咲きます。育てる球根は変色や傷がないもの、地植えにするなら寒さに強い品種を選びましょう。

今あるアマリリスの園芸品種は、以前はアマリリス属に分類されていたヒッペアストラム属の植物です。そして現在のアマリリス属は南アフリカ原産のホンアマリリス(アマリリス・ベラドンナ)と、アマリリス・パラディシコラの2種のみとなっています。

ヒッペアストラム属の原種

ヒッペアストラム属の原種のアマリリスの、代表的なものを紹介します。 ・マンドニイ:外側が赤色、中心が緑色の花をつける ・レティクラタム:紫寄りのピンクに、濃ピンクの網目模様が特徴。変種は「シロスジアマリリス」 ・ストリアタム:鮮やかなオレンジ色をしており、中心部分は黄色くなっている

ヒッペアストラム属の園芸種

ヒッペアストラム属の園芸種のアマリリスの、代表的なものを紹介します。 ・ヒッペアストラム・グラキリス:ストリアタムとほかの園芸種との交配種 鉢植え向きの中輪の花で、球根からは茎が3本出る ・ヒッペアストラム・ヒブリダム:巨大輪の園芸品種で、球根からは茎が1本出る 大輪のルドウィッヒ系が有名で、八重咲きの「アフロディーテ」や真っ白な「クリスマス・ギフト」、真紅の「レッドライオン」などの品種を含む ・ヒッペアストラム・ヘンリアエ:「ミニチュアアマリリス」の別称がある小輪タイプ

アマリリスの育て方

アマリリスの育て方

アマリリスは直射日光に当たると根が痛むので、日向や半日陰に植えます。鉢植えなら梅雨時期は雨を避けられる軒下に、夏は直射日光が当たらない場所においてあげましょう。

アマリリスのポット苗の植え付け時期と方法

アマリリスのポット苗(芽出し球根)は、秋から春にかけて園芸店などで購入できます。株元が安定していてしっかり根が張った苗を選び、葉色が悪いものやカビ・虫が付いているものは避けましょう。

株元を持って苗をポットから抜き、根を傷めないように土を落とします。6〜8号鉢を用意し、鉢の半分の深さまで培養土を入れます。アマリリスの苗を中央に1つ、球根の2/3くらいが隠れる程度に植え付けましょう。

鉢植えと同じ手順で、地植えをすることもできます。ポット苗を買ったらすぐに植え付けし、水をたっぷりとあげましょう。

アマリリスの球根の植え付け・植え替えの時期と方法

アマリリスの球根を鉢植えするなら季節を問わず、地植えの場合は4月下旬〜5月中旬ごろに植え付けましょう。球根を買うときはひとつ一つを手に取り、丸々とした大きなものを選びます。乾いた球根は、湿らせたキッチンペーパーや雑巾などで1日包んでおいてから植え付けましょう。

鉢植えにするときはまず鉢に鉢底ネットを敷き、鉢底石を入れます。そして鉢の2/3ほどの高さまで培養土を入れましょう。大輪種なら5〜6号鉢に1球、小・中輪種なら4〜5号鉢に1球が植え付けの目安です。

大きな鉢やプランターに複数の球根を植え付けるときは、アマリリスの花同士がぶつからないよう、球根2個分の間隔を空けます。球根が腐らないよう、球根の上1/2〜1/3が見えるように土を足します。

地植えの場合は、土作りから2週間ほど経ってから植え付けができます。植え付けるときは大玉なら30cm、中玉なら20cmの間隔を空けます。球根を植える穴を掘り、上1/2〜1/3が見えるように土をかけましょう。

アマリリスの球根を植え付けた直後に水やりをした後は、10日くらい水を控えましょう。その後も葉とつぼみが伸びてくるまでは水やりは控えめに、球根に水をあげて土の乾きすぎに気をつけます。

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アマリリスの土作り・水やり・肥料の与え方

アマリリスを地植えするときは日当たりと水はけの良い場所を選び、堆肥と苦土石灰を入れて20cmほどの深さまで掘り上げておきましょう。アマリリスが好む酸度は弱酸性で、pH5.5~6.0くらいといわれています。

適度な保水性と通気性、水はけの良い土が望ましいのですが、一般的には草花用の培養土で問題ありません。もしくは赤玉土6:腐葉土3:パーライト1の割合で配合した土を使いましょう。

地植えのときは極端に暑い日が続くようでなければ、水やりは要りません。鉢植えの場合の水やりは土が乾いて白っぽくなったら、鉢底の穴から水がちょっと出る程度が目安です。秋に葉が枯れてくるとともに、水やりも控えめにします。そして冬になったら、土を完全に乾かしましょう。

アマリリスは球根を傷めないよう、肥料は使わずに育て始めます。そして葉が出始めた後から、緩効性化成肥料を与えるとよいでしょう。アマリリスはたくさんの肥料が必要なので、緩効性化成肥料の効果が切れる2カ月ほどで追肥をします。葉が伸びているうちは1カ月に2回ほど、水やり代わりに液肥を与えましょう。

アマリリスの冬越しの方法

秋になってアマリリスの葉が黄色くなり、花が枯れてきたら根元から花を切り落とします。そのままにすると種ができ、球根は小さくなってしまうからです。枯れた葉は放っておき、緑の葉を残しておくと、また来年きれいな花を咲かせます。

冬は鉢植えなら乾燥していて凍らない場所へ、地植えなら敷き藁や盛り土をして球根を寒さから守りましょう。寒冷地の場合は、球根を掘り起こして保存しておきます。

中輪のアマリリスは寒さに強く、大輪は弱いなどと品種により耐寒性が異なるので、地植えのときはとくに品種選びが大切です。

アマリリスの株分けの方法

アマリリスの株分けの方法

アマリリスを株分けするなら、大きくした球根を分ける「分球」をしましょう。花が終わったらすぐに処理をしておくと、球根を大きく育てられます。

アマリリスの株分けは「分球」がおすすめ

アマリリスを増やすには、球根を分ける「分球」がおすすめです。分球とは、大きくした球根「親球」から自然にできた「子球」を分け、育てることをいいます。

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