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パキラの挿し木を成功させるコツとは?手順や気を付けたい注意点も

使用する発根促進剤は1種類だけでも十分です。可能であれば、両方のタイプを併用すると、より効果的に根を生長させられます。

挿し木をする際に気を付けたいこと

挿し木をする際に気を付けたいこと

パキラは丈夫な植物ですが、管理の仕方によっては挿し木に失敗することがあります。どのような点に気を付けることで、順調に生長させられるのでしょうか?

用土やハサミは清潔第一

枝を切り、挿し穂を作る挿し木では、清潔を第一に考えましょう。特に、枝の断面を清潔に保つことが重要です。

そのためには、切れ味のよい剪定ばさみを使って挿し穂をカットします。切れにくいはさみでは枝の繊維をつぶしてしまい、そこから腐る原因になるからです。剪定ばさみそのものも、清潔を保ちます。

挿し穂の断面が触れる土選びも重要です。新しく清潔なものを用意します。

古い土で挿し木をすると、土の中に病原菌が潜んでいる可能性があります。パキラに悪影響を及ぼす病原菌の場合、腐敗や傷みにつながることもあるのです。

水やりのタイミングに注意

用意した鉢に挿し木した後は、たっぷりと水やりをします。ただし、その後の管理では、表面が乾いたら水やりをするという程度で十分です。

植物は、土の水分がなくなることで根を伸ばします。そのため、常にたっぷりの水がある状態では根が出にくいのです。水分過多により、枝が病気になったり腐ったりすることもあります。

ただし、乾燥し過ぎもよくありません。乾き気味な状態とたっぷり水やりをする状態が交互にできるよう管理するのです。そのため、土の表面が乾いてから水やりをするというタイミングが向いています。

まとめ

パキラは挿し木で増やせます。青々とした葉が茂る若い枝を選び、10~20cmぐらいの挿し穂にして、清潔な土に挿せばOKです。あとは、10~14日待つと根が出てきます。

親株と同じ特徴を持つ株を増やす方法なので、元気がある株を選んで挿し木をするのがおすすめです。

枝の切断面や土の清潔さを意識することや、乾燥気味の状態とたっぷりの水を含んだ状態を交互に作り出す土の管理も大切です。合わせて発根促進剤の使用も、挿し木を成功しやすくします。

ポイントを押さえて挿し木を実施することで、インテリアのアクセントになるパキラを増やしましょう。

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