芝生に適した床土の作り方。目土との違いや配合の方法も解説

2020 12/01
芝生に適した床土の作り方。目土との違いや配合の方法も解説

せっかく敷いた芝生を枯らしてしまわないようにするには、芝生に最適な土作りが大切です。見栄えの整った庭にするためにも、床土の上手な作り方を知り、土壌の改善に努めましょう。床土作りのポイントや、目土との違いなどを紹介します。

目次

床土と目土の違いとは?

床土と目土の違いとは?

ガーデニング初心者や、初めて芝生を育てる人にとって、床土(とこつち)や目土(めつち)は聞きなれない言葉かもしれません。しかし、二つとも芝生を敷く上でとても重要な作業です。

同じような言葉のように思えますが、床土は芝を敷くときに一番初めに準備する土、目土は種まきや芝を敷いた上からまく土のことです。まずは床土と目土がどのような役割を果たす作業なのかを知り、それぞれの違いを理解するところから始めましょう。

床土は芝生を育てるための土壌

床土は、苗などを植えるときにベースとなる土のことをいいます。芝生を敷くときも、芝がしっかりと根付くように床土を準備する必要があるのです。

他の植物と同様に、芝は水はけの悪い場所ではきちんと育ちません。敷いたらそれで終了というわけではなく、育てる感覚で手入れをしていくことが大切です。

芝生を育てたいのであれば、まずは事前の準備として『水はけの良い床土』を作ることが重要なポイントといえるでしょう。

目土は芝生を張った後にまく土のこと

芝生を青く美しい状態に育てたいのであれば、目土の工程は外せません。「床土と何が違うのか」と疑問に思うかもしれませんが、床土が土台だとしたら、目土はカバーのような役割を果たします。

芝生の種や敷いた芝を保護して、適切な温度と水分を保つのが目土の役目です。乾燥から守ることで成長しやすくなり、きれいな芝生に育てられます。

芝を敷いた上から、もしくは種をまいた上から、薄くかぶせるように土をまき、たっぷりと水を与えましょう。

床土の配合方法

床土の配合方法

初めて床土を作る人は、配合方法に悩んでしまうことも多いものです。上手に芝生を育てるために、どのような配合方法で床土を作ればよいのか解説します。

良い床土を準備することで、芝生の出来は大きく変化するでしょう。せっかくの芝生を美しい状態にするためにも、床土にこだわることは大きな意味を持ちます。自分で床土の配合をする場合はもちろん、市販のものを購入しようかと考えている人もぜひ参考にしてみましょう。

どんなものが含まれているの?

土の水はけ機能を上げ、根が張りやすくなる環境を作るのが、床土の役目です。そのため、市販の床土には水はけを良くするためのバーミキュライトなどが含まれています。

他にも、パーライトや川砂など、他の植物にもよく使われている園芸資材を混ぜることが多いでしょう。床土の土は、粘土質のものは避け、水分が行きわたりやすくなるように調整します。排水性があり、ムレにくい環境を作ることが重要なポイントです。

床土を配合しよう

庭の土をそのまま使って床土を作る場合、まずは土を掘り起こして小石や雑草などを取る必要があります。耕した土には、川砂などを3~5割ほどの分量で混ぜましょう。

また、床土は清潔な洗砂を使うのが一般的です。ピートモスやバーミキュライト、パーライトなどの土壌改善資材を配合する場合もあるでしょう。堆肥を加えると、芝生が育ちやすい栄養のある環境に改善できます。

ホームセンターなどで買うのもあり

床土は、ホームセンターで手軽に購入できます。「自分で土を配合するのは面倒だ」という人は、芝生専用の床土を買うようにしましょう。

市販の床土には、既に水はけを良くする成分が配合されています。元肥が入っている床土を使えば、堆肥を混ぜる必要がなく、簡単に作業が行えて便利です。

芝生に適した床土のポイント

芝生に適した床土のポイント

青く茂る芝生がきれいな庭は、見ているだけで癒やされます。自分で育てる芝生は、出来上がったときの達成感が違いますし、家の景観も格上げできるでしょう。

自宅に芝生の庭が欲しいと考えたら、まずは芝生に適した土壌を準備するところから作業を始めます。床土のポイントを確認して、芝生を育てやすい環境を作りましょう。

水はけの良い土壌

芝生を育てる上で特に重要視したいのが、土の水はけです。粘土質の土や小石が多く混ざった土では、水をうまく排水できず、根腐れや病気を引き起こしかねません。コケやキノコが生える原因にもなります。

健康な芝に育てるためにも、水はけの良い土壌に改良することが大切なポイントです。勾配をつけて水を流れやすくしたり、通気性を確保したりすることも必要でしょう。

特に日当たりの悪い環境は注意が必要です。そのような場所に芝を敷く場合は、水の排出性や湿度が高くなり過ぎないように気を付けることをおすすめします。

表面が均一

床土を作ったら、表面が均一になるようにならすことも重要です。レーキやトンボなどの道具を使って、凹凸がないように平らにならしていきましょう。

土が均一に平らでないと、一部分に水たまりができたり、うまく排水できなくなったりします。芝生の見た目も悪くなるため、下準備はとても大切なポイントです。均一になるように、丁寧に床土をならすようにしましょう。

床土の作り方

床土の作り方

床土を作るとき、業者に依頼する手もありますが、やり方さえ知っていれば自分でDIYすることも可能です。材料はホームセンターや園芸店でそろうため、床土作りのやり方を確認しながら挑戦してみましょう。

しっかりした床土を準備することが、丈夫な芝生の庭を作るコツです。ぜひ手順をチェックしながら、芝の育成に適した土壌作りを行いましょう。

庭を耕し土壌改良をする

まずは、芝を敷く部分の土をスコップなどを使ってよく耕しましょう。10~15cmほどを掘り、小石などを丁寧に取り除きます。

耕した後は、土の水はけを良くするために川砂や堆肥を混ぜておきましょう。水はけを良くしながらも、保水や保肥ができる土が最適です。

よく耕すことで土壌改良を行い、根付きやすい環境を作ります。ここでの作業をしっかり行わないと、根腐れを起こしたり、きれいな芝に育たなかったりするため、しっかり耕しましょう。

レーキで均一に

土を改良できたら、次に行うのは表面を均一にならす作業です。レーキを使用して、芝を敷く部分の表面を平らにしていきましょう。

芝を敷く箇所は、少しだけ下げるイメージで整地していくのがコツです。芝の厚みや育った後の草丈を考えて、丁寧にならしていくとよいでしょう。

また、雨水の排水がうまくできるように、緩やかな勾配をつけることも重要です。側溝に向かって排水できるように、水勾配をつけ、ムラのないようにならしましょう。

ローラーや板で固める

レーキで均一にした後は、土の表面を固める作業を行います。ローラーなどを使用して、芝生の土台になるように固めていきましょう。

板材やいらない板を使用して、足で踏み固める方法もあります。まんべんなく固めることがポイントになるため、時間をかけて丁寧に踏み固めていきましょう。

プロ仕様の転圧機などをレンタルしてもよいですが、そこまでこだわる必要はありません。表面に凸凹がなければ大丈夫なので、手軽に自分で行える方法がおすすめです。

まとめ

芝生を敷くのは労力を要するイメージがありますが、手順さえ知っていれば自分でも十分に行えます。床土の作り方をマスターして、家族と一緒に挑戦してみましょう。

床土の準備は、芝生を上手に育てるために必要不可欠な作業です。生き生きとした緑の芝生を敷くためにも、必ず適した床土を作るようにしましょう。

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