手軽に楽しむシソの育て方。土・水耕栽培で芽や花まで食べてみよう
葉は必要な分だけ摘み取る
本葉が10枚以上付き始めたら、いよいよ収穫をスタートしましょう。必要な分だけ『1枚ずつ収穫』していきます。
大きく成長した葉をそのままにしておくと、株への日当たりや風通しを悪化させてしまうだけでなく、新しい葉を成長させるための栄養も取られてしまうため、小まめに収穫を行うことが大切です。
株が大きく張るようになってきたら、枝ごと切り取ります。切り取った枝を水につけておけば、そこから必要なだけ取って利用可能です。
芽・花・実も食べることができる
収穫できるのは葉だけではありません。種まき後に間引きをしたときの『芽』も食べられます。薬味として料理に添えるとよいでしょう。
9月上旬ごろに咲き始める『白い花』は、刺身に添えるのにぴったりです。見た目にも華やかな印象をプラスできます。
花穂をそのままにしておくと『実』が膨らみ始めます。この実も、さまざまな料理に利用可能です。塩漬け・醤油漬け・つくだ煮・天ぷら・みそ炒めなどにして、豊かな風味を楽しみましょう。
食べられる部分がたくさんあるため、シソの成長に合わせた利用の仕方ができる点も魅力でしょう。
まとめ
『シソ』は、育て方が比較的簡単で、初心者でも挑戦しやすい植物の一つです。種からでも発芽しやすく、苗を植え付けても育てられます。また、ペットボトルを使用した水耕栽培も手軽です。
育てるときには、水をたっぷり与えるのがポイントです。土が乾燥したら、鉢底から水が出るくらいたっぷり水やりをしましょう。加えて、適切な肥料を与えることで、大きく香りもよい葉が収穫できます。
また、葉だけでなく、芽・花・実も食べられる植物です。大きく育てて、さまざまな食べ方を楽しみましょう。