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ガーベラの育て方・栽培方法|栽培環境や水やり、肥料、増やし方も解説

病気と害虫の発生予防には、風通しのよい日がよく当たる場所で育てることが有効です。また古い葉や花がらを取り除くことも欠かせません。

冬越し対策はしっかりと

ガーベラは冬が休眠期です。そのため成長スピードが弱まり、茎や葉は枯れてしまいます。しかし土中の根はしっかりと育っているため、翌春には新芽を出して花を咲かせます。

鉢植えは、冬の休眠期には水やりを控えめにして冬の寒さや日光に当てる時間を作ります。寒さに比較的強い花なので、地植えでも冬越しできますが、バークチップなどで土の表面を覆う「マルチング」や「むしろ」で防寒対策をすればより安心です。

寒冷地での地植えの場合には、秋頃に鉢に植え替えて、室内へ入れて冬越し対策をしておきましょう。

ガーベラの増やし方(株分け)

ガーベラを増やしたいときは株分けしよう

ガーベラは株分けで増やせます。株分けと聞くと、難しいイメージがあるかもしれませんが、意外と簡単です。ここでは、ガーベラの株分けを行う時期と手順について解説します。

適した時期

株分けは、春もしくは秋に行いましょう。この時期は植え替えの時期と重なるため、植え替えのタイミングで株分けをすれば、株に余計な負担をかけずに株分けができます。

株分けの手順

株分けの手順は以下のとおりです。

  • 株を丁寧に抜く
  • 太い根を傷つけないように土を落とす
  • 手もしくはナイフで2~3株に分ける
  • 枝元の大きな葉を取り除く
  • 植えつけと同じように枝元の目が埋まらないように浅めに植える

株分けは、単に株を増やしたいときだけでなく、株が大きくなりすぎてそれ以上鉢を大きくしたくないときにも行います。

まとめ

ガーベラは日光を好み、高い湿度に弱い多年草です。適切な環境で適度に手入れをしてあげれば、毎年きれいな花が楽しめるでしょう。鉢植え・地植えのどちらでも育てられるので、住環境に関係なく栽培可能です。手軽に育てたい人は苗から、最初から育ててみたい人は種まきからスタートしてみましょう。

また株分けをすればガーベラはどんどん増やすこともできます。慣れてきたら株分けにもチャレンジしてみたいですね。上手に育てれば、毎年春と秋に色とりどりの花に囲まれた生活が送れるでしょう。

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