エバーフレッシュの挿し木の方法|手入れの仕方や育て方の注意点も
エバーフレッシュの挿し木後の管理方法
挿し木後は明るい日陰に置き、土が乾かないように管理しましょう。2〜3カ月ほど経つと根が出てくるので、十分に発根したのを確認したら鉢へ植え替えます。
エバーフレッシュを育てるときの注意点
エバーフレッシュは、病害虫におかされることがあります。風通しが悪くなっていたら剪定し、水は土が乾いてからあげるようにすると、病害虫対策になります。
エバーフレッシュは冬の寒さが苦手なので、屋内の暖かい場所に置いてあげましょう。生長が鈍るので水は控えめに、肥料はやらずに様子を見るとよいでしょう。
エバーフレッシュを育てる時に気をつける病気や害虫
カイガラムシはエバーフレッシュの葉や枝から汁を吸い、生育を鈍らせてすす病を引き起こすこともあります。すすのように見える黒い病班はすす病のサインで、カビの繁殖によって生じます。
お世話のときにカイガラムシを見つけたら、すぐに歯ブラシなどでこすり落として駆除しましょう。このとき、繊細な葉や枝を傷つけないように注意します。また、薬剤を月2回ほど撒いておくとカイガラムシの駆除に効果的です。
ハダニは葉の裏側に白い卵を産み付け、2〜3日ほどで孵化して10日も経つと成虫になります。成長が早く、大量に発生することも。ハダニに葉の汁を吸われてしまうと葉の色が白っぽくなったり、病班ができたりします。見かけ次第ティッシュなどで捕殺するか、薬剤を散布して駆除するとよいでしょう。
エバーフレッシュは、春〜秋の生育期に葉や茎に黒い斑点ができる炭そ病におかされることも。湿度が高く、水はけと風通しの悪い環境に置いておくとかかりやすく、葉や茎に潜んでいたカビが繁殖することによって引き起こされます。剪定をして風通しを良くする、水は土が乾いてからあげるように気をつけましょう。
エバーフレッシュの冬の育て方
熱帯地方原産のエバーフレッシュは寒さに弱く、5〜10℃以下の気温には耐えられません。夏が過ぎて涼しくなったら、屋内で育てましょう。霜に当たると枯れてしまいますから、地植えには適していません。
冬は生長が鈍るので、土の表面が乾いてからさらに2〜3日後に水やりをしましょう。肥料も控えないと、根が枯れてしまいます。
まとめ
エバーフレッシュは室内で日の光が届く場所なら、問題なく育てられます。急な場所替えには対応できないので、模様替えなどのときは1週間ほどかけてゆっくりと環境を変えましょう。冬の寒さも苦手なので、暖かい場所に置いてあげることも大切です。