アンスリウムの育て方・栽培方法|剪定や花が咲かないときの対処法も紹介
立ち枯れ病にも注意
立ち枯れ病は、土の中に発生するカビから起きる病気です。株が弱ったり、葉が変色したりして枯れてしまいます。鉢の中の湿度が高すぎるとカビが発生しやすくなるので注意が必要です。立ち枯れ病は伝染するので、発生したアンスリウムと土は処分しなければいけません。
アンスリウムの花が咲かないのは
アンスリウムの花が咲かないときにはいくつかの原因が考えられます。
根腐れ
アンスリウムに水をあげすぎて、土の湿度が高くなったり根詰まりを起こしているのに株分けをせずに育てると根腐れする場合があります。根腐れしていたら、その部分は切り取り、植え替えてあげましょう。
根詰まり
根詰まりも花が咲かない原因の一つです。根が鉢の中でいっぱいに育ちすぎてしまうと、必要な栄養分を吸収できなくなります。アンスリウムは成長が早いので、購入してすぐに根詰まりしていることもあります。しっかり確認して、植え替えをしてあげてください。
栄養不足
花を咲かせるための栄養分が足りていないと咲きません。花だけではなく葉の成長も悪くなるので、生育の過程をよく見てみましょう。施肥はあげすぎてもよくありません。適量を成長期に与えることでアンスリウムがよく育ち、たくさんの花を咲かせます。
まとめ
アンスリウムは南国らしい華やかな仏炎苞や葉を楽しむ植物です。鉢植えで育てるやり方が一般的で、直射日光を避けて風通しのよいところで生育するといいでしょう。寒さには弱いので冬は室内で越冬させてください。
成長が早いので根詰まりや根腐れしないよう定期的に植え替えすることが、長く楽しむポイントです。