ウォーターマッシュルームとは?花の特徴・花言葉・育て方・手入れ方法を紹介
シェフレラ
シェフレラは別名カポックと呼ばれ、フカノキ属(シェフレラ属)に分類されます。熱帯から温帯にかけて約600種が自生しており、10mを超える高木から低木までさまざまな種類があります。1本の茎に、手を広げたような6~11枚ほどの葉をつける姿が特徴的です。常緑性で初心者にも育てやすく、シェフレラ・アルボリコラおよびその園芸品種は観葉植物として親しまれています。
シェフレラの花はクリームのような淡い色で、咲くとすぐに落ちてしまいます。また、咲かせるまでに20年以上かかるともいわれ、非常に希少な花です。花後は黄色い小さな実がつき、徐々に赤へと変化します。
タラノキ
タラノキはタラノキ属の落葉低木で、日本各地や朝鮮半島、中国、サハリンなど東アジアに分布しています。日当たらいのよい山野に自生し、樹高は大きなもので5mほど、8~9月頃になると枝先に50cm前後もある花序をつけ、白い小さな花を多数咲かせます。新芽は「タラの芽」や「タランボ」などと呼ばれ、天ぷらやおひたしなど春~初夏の新芽野菜として人気です。通常、樹皮にトゲがありますが、最近ではトゲのない品種も販売されています。
ヘデラ(アイビー)
アイビーとも呼ばれるヘデラはキヅタ属に分類され、北アフリカやヨーロッパ、アジアが原産です。3~5裂する緑や斑入りの葉が特徴的な常緑性のつる植物で、園芸品種が数百種に及ぶなどバラエティに富んでいます。建物の壁やフェンスに這わせた姿をよく見かけるほか、インテリアグリーンや寄せ植え素材、緑地帯のグランドカバーなど幅広く利用されています。耐寒性と耐暑性共に強く、初心者にも育てやすい植物です。
ヘデラの花は小さく淡い黄緑色なため、地味で目立ちません。開花期は9~12月で、花が開いているのは4~4日間程度です。また、花を咲かせる品種や時期が限られており、ある程度年数の経った株でなければ花をつけないため、めったに見ることができません。
まとめ
ウォーターマッシュルームは、丸く愛らしい葉が特徴の水生植物です。水中でも鉢植えでも育てられ、温暖な地域では屋外での冬越しも可能です。繁殖力が強いので、定期的に切り戻しをしてください。切り取った茎でかんたんに増やせますよ。丈夫で気になる病害虫もとくにないので、室内のインテリアとしてもおすすめです。