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バラの種類・品種の特徴と選び方|分類・色別の人気品種や花言葉も紹介

また、白の純粋なイメージから『無邪気』『素朴』『少女時代』といった花言葉もあります。

紫は古くから高貴な色とされてきたため、紫のバラにも『誇り』『気品』『尊敬』といった花言葉が付けられています。また、淡い紫の花言葉は『気まぐれな美しさ』です。

本数によっても異なる花言葉

色だけでなく本数によっても花言葉は異なりますが、全体を通して、愛や情熱を伝える花言葉が付けられているのが特徴です。

例えば、1本は『一目ぼれ』や『私にはあなたしかいません』、2本は『この世界に2人だけ』、3本は『愛しています』という花言葉があります。

108本用意すると『結婚してください』という意味になり、プロポーズにぴったりです。

ただし、中には愛情が報われない意味の花言葉もあるため注意しましょう。15本の『ごめんなさい』や、16本の『ころころ変わる不安な愛』、17本の『絶望的な愛』がそうです。

花言葉の意味を込めてバラを用意する時には、本数による意味の違いも考慮して選ぶとよいでしょう。

バラの栽培を楽しもう

盛んに品種改良がされてきたバラには、たくさんの種類があることが分かりました。ここではタイプ別に人気の品種を紹介します。栽培する品種選びの参考にしましょう。

切り花で人気のバラ

庭やベランダでの栽培を楽しむのと同時に、切り花として室内にも飾りたいなら、ガーデンにも切り花にも向いている品種を選びましょう。

例えば『イブピアッチェ』がぴったりです。青みのある濃いピンクと深い香りを部屋の中でも楽しめます。

花付きがよい『マダムヴィオレ』は薄紫色が上品なバラです。微香タイプで香りは乏しいのですが、切り花として飾る時には、他の香りを邪魔せず食卓にも飾りやすいという利点になります。

『ルージュロワイヤル』や『ラ・マリエ』なども人気です。

ガーデン向けのバラ

栽培したバラを庭や鉢植えで楽しみたいなら、原種やオールドローズにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

これらの種類は多くが一季咲きで、生産目的で咲かせるのには向いていません。そのため、切り花としては流通しにくいものばかりです。自分で栽培しているからこそ楽しめるバラといえます。

カップ状の丸い形とダマスクの香りが特徴の『ラ・レーヌ・ビクトリア』や、品のよい白い花が咲く『ムーンライト』などがぴったりです。

散る姿まで楽しめるイングリッシュローズにも、ガーデン向きの品種がそろっています。

香りを楽しむなら

香りをメインに楽しむなら、強香というタイプを選ぶのが正解です。

比較的新しい品種の分類であるモダンローズの香りは、ダマスククラシック・ダマスクモダン・ティー・フルーティー・ブルー・スパイシー・ミルラの7種類があります。この中から好みを見つけるとよいでしょう。

香り高いバラの中でも、『パローレ』『シャルルドゴール』『マイガーデン』などが人気です。

イングリッシュローズも香りがよい品種が多いことで知られています。バランスの取れた香りの『ガートルードジェキル』や、レモンとラズベリーが混ざり合ったような『ジュビリーセレブレーション』などがあります。

まとめ

バラの種類は非常に多く、品種登録されているものだけでも4万種類以上です。世界中で人気の花のため古くから交配が行われており、さまざまな系統があります。

また、それぞれの品種は、由来・樹形・花の咲き方・色などで分類可能です。

植物としての分類以外にも、ガーデン用・切り花用・香りを楽しむ用など、目的に合ったタイプを知っていると、好みのバラを選びやすくなります。

紹介したさまざまな品種を参考に、栽培する種類を見つけてみましょう。

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