ライチの種類と違いについて。ライチの旬の時期と自宅で育てる方法も
ライチの実の皮を剥き、水で表面を洗っておきます。貯蔵容器(瓶)に果実を入れ、そこに氷砂糖と無味無臭のお酒・ホワイトリカーも一緒に入れます。そのまま2カ月置くと、自家製ライチ酒が飲めるようになります。もっとまろやかな口当たりにしたい場合は、さらに長い期間にわたって熟成させるとよいでしょう。
ホワイトリカーには殺菌効果もあるので、ライチを腐らせることなく長期保存が可能です。
ライチの旬と保存方法
まだ日本国内ではメジャーといえないライチですが、食べごろはいつなのでしょうか。また、買ってからは常温保存がよいのか、冷蔵庫に入れるべきなのか、保存方法も確認していきます。
初夏に旬を迎える
スーパーや果物専門店で売られているライチは、日本国内産のものと、中国や台湾などから輸入されているものがあります。
もともと日本の環境ではライチの栽培は難しいといわれていましたが、技術の進歩と農家の努力によって、希少ではあるもののライチが採れるようになりました。とはいえ、国産ライチの旬は6〜7月と短いです。
輸入ライチは、出荷する国によって日本国内に入ってくる時期がそれぞれ異なります。そのため、国産ライチよりも長い間楽しむことができます。中国と台湾から入ってくるものは5〜7月、アメリカのカルフォルニアから入ってくるものは6〜7月が旬となります。
冷凍保存も可能
ライチは旬の時期が短いですが、収穫後の鮮度も落ちやすいデリケートなフルーツです。生のライチを美味しくいただくには、収穫後すぐに食べるようにしましょう。
木から摘み取って1日経過すると、赤かった実は変色し、数日後には黒っぽくなり味も美味しくなくなります。採った実に軸が付いている場合は、そのままにしておくと傷みにくくなるようです。すぐに食べられない場合は、実を新聞紙で包み、穴を数カ所あけ通気をよくしたポリ袋に入れておくと、1週間ほどは鮮度を保てます。
長期保存には不向きなので4〜5日で食べきり、どうしても無理な場合は、味は落ちますが冷凍で保存するのをおすすめします。皮ごと冷凍できる袋や容器に入れて、冷凍庫に保管します。
まとめ
プリプリの食感になめらかな舌触りのライチは、皮を剥く前の強面な姿からのギャップも魅力の一つです。なかなか気軽に買えるフルーツではなく、また売っているものは冷凍のものがまだ多く、生のライチを味わえる機会は少ないです。
自宅で栽培すれば、採れたての新鮮なものを味わうことができるので、お好みの品種を見つけて育ててみるのもよいでしょう。