ライチの旬はいつ?美味しいライチの見分け方や保存方法も紹介

2020 11/18
ライチの旬はいつ?美味しいライチの見分け方や保存方法も紹介

ライチはスーパーなどでいつでも気軽に買えるフルーツではなく、その希少さと美味しさからハマってしまう人も多いです。かの有名な世界三大美女に挙げられる楊貴妃も愛したとされるライチの旬や、美味しい食べ方もあわせて紹介します。

目次

ライチの旬っていつなの?

ライチの旬っていつなの?

ライチに限らず年中売られているフルーツでも、やはり旬とそうでない時期は美味しさが変わってきます。せっかく購入するのであれば、一番よい時期にいただきたいものです。ライチの旬はいつ頃なのでしょうか。

ライチの旬は6月から8月

ライチは暖かく湿気の多い亜熱帯から熱帯の地域で、よく生産されています。アジアで作られているものと、欧米から出荷されたものでは少しズレはありますが、基本的には初夏に旬を迎えます。

日本の市場においては冷凍や輸入ものが多いですが、旬の時期には国産のものを見かけることもできます。暑い時期にはなりますが、美味しい生のライチを味わえるとなると毎年楽しみになることでしょう。

栄養豊富で美味しいフルーツ

ライチはゴツゴツとした皮を剥くと、魅惑的なつるっとした半透明の実が顔を出します。個性的で芳醇な香りと、甘味と酸味がマッチした絶妙な味は、一口食べればトリコになってしまいます。その美味しさから、中国の楊貴妃がわざわざ遠くまで遣いを出し、ライチを手に入れていたというエピソードがあります。

またライチには、特に女性にとってうれしい栄養が豊富に含まれています。代表的な栄養素として、ポリフェノールの一種でもあるロイコシアニジンと、ビタミンCが挙げられます。ロイコシアニジンはシミの生成を抑制し、美肌効果のあるビタミンCとタッグを組んで、肌を若々しく保ってくれます。

さらに、貧血予防とコラーゲン生成の元になる銅や、妊婦さんに欠かせない葉酸も多く含んでおり、女性なら誰もが欲しい栄養を持ち合わせています。こういった効能も、楊貴妃に愛された理由といっても過言ではありません。

美味しい生ライチの見分け方と食べ方

美味しい生ライチの見分け方と食べ方

旬の時期であっても、全てのライチが必ずしも美味しいわけではありません。まだ熟していなかったり、食べごろを逃して渋くなり始めていたり、ハズレを引いてしまう可能性もあるのです。今がまさに食べ時というライチにはどのような特徴があるか紹介します。

皮の色が鮮やかなもの

日本でよく売られているライチは赤い皮のものがほとんどですが、中国や台湾原産のものには緑色の皮をしているライチもあります。どちらの色であっても、皮の色が鮮やかに色づいているものが食べごろのサインです。

ライチの傷み始めもまた皮に現れ、色が黒ずんできます。実を触った時にへこんだり、皮に切れ込みが入っている場合も劣化している恐れがありますので、食べるのは避けましょう。

トゲがしっかりしているもの

色の鮮やかさと共にチェックしたいのが、皮に付いているトゲです。ライチの見た目を強面にしてしまう要因になっていますが、このトゲがしっかりしているものは果汁をたくさん含み、プリプリの食感を楽しめます。

反してトゲの勢いが落ちてしまっているものは、劣化していると判断できます。食べごろを見極めるには、直接トゲの状態を触ってみることも大切です。

ライチの皮の剥き方

ライチの皮はうろこのような表面をしていて、またトゲもあるため一見硬そうに見えます。しかし、熟したものは皮が柔らかく、ナイフを使わずとも簡単に剥くことができます。

ナイフを使用する場合はまず切り込みを入れ、そこからバナナの皮剥きと同じように剥いていきます。指で皮を剥く場合は、ヘタの部分を爪先を使って取り除き、ブドウの実を取り出す時のようにおしりの部分をつまみます。こうすることで、つるっと半透明の魅惑的な実が目の前に現れてくれます。

皮を除いたらそのまま食べてもよいですが、ライチの果肉内には大きな種が入っています。わずかに毒を含みますし、気にしながら食べると果肉の美味しさを存分に楽しめないので、種も実から剥がして食べるのがおすすめです。

ライチの旬は短い!保存方法も知っておこう

ライチの旬は短い!保存方法も知っておこう

フルーツは収穫してから日持ちするものはあまりなく、保存をしっかりしないとすぐにダメになってしまいます。中でもライチは鮮度が落ちやすいので、適切な保存の仕方や、食べきれなさそうな時の対策を確認していきます。

冷蔵保存は早めに食べる

ライチは非常にデリケートなフルーツなので、常温で保存するのはやめましょう。できればすぐに食べるのが一番ですが、買ってきた量によっては余ることもあるので、冷蔵庫で保管します。

冷蔵庫内の適温は10℃前後で、そのまま入れるのではなく皮の乾燥を防ぐよう新聞紙で包み、さらにポリ袋に入れてから入庫しましょう。

ライチは皮から傷み始めるので、保管する作業で皮に傷がつかないよう丁重に扱います。保存期間は1週間ですが、冷蔵庫に入れていても日を追うごとに劣化は進みますので、食べられる時に早めに味わうのがおすすめです。

長く持たせるなら冷凍保存を

旬の季節がうれしくて大量にライチを購入し、確実にすぐ食べられなさそうな場合や、できるだけ長くライチを楽しみたい場合は冷凍保存をします。買いたてのものを急速に凍らせることで、旬の美味しさをそのまま楽しめます。

保存する前に皮が付いた状態で水洗いをし水気を取ります。皮を傷つけないように気を付けながら、フリーザーバッグに入れます。鮮度を保つために急速で冷凍をさせるとよいので、冷気が均一に行き渡り効率よく凍るよう、ライチの実一つ一つが重ならないように保存します。

冷凍であっても保存できる日数に上限がありますが、ライチは冷凍やけする心配がなく1年間は持ちます。冷凍ライチを食べる時は、食べる分だけを冷蔵庫で解凍させます。

量があるならジャムに加工

冷蔵庫と冷凍庫のスペースの関係で実を保存しておくのが難しい場合は、ジャムに加工するのもよいでしょう。ジャム作りはそんなに難しくはありません。

皮と種を除き適当な大きさにカットしたライチの果肉を鍋に入れ、砂糖やハチミツといった甘味料と、とろみを付け保存性を高めるクエン酸を加えて火にかけます。果肉が柔らかくなったら、ブレンダーやハンドミキサーなどを使って細かくします。好みの食感になるまで煮詰めたら火を止め、清潔な保存瓶などに移し入れましょう。

ライチのジャムは珍しく、また生のものとは違う味わいが楽しめるはずです。

そもそもライチは国産?産地はどこなの?

そもそもライチは国産?産地はどこなの?

フルーツや野菜を買う時、国産か輸入ものかをチェックする人は多いです。やはり日本国内で採れたものの方が、鮮度が高いです。日本だとどのあたりでライチは栽培されているのでしょうか。また、よく見かけるライチはどこから輸入されているのか見てみましょう。

台湾やベトナムから輸入

ライチはたくさんの実を付ける上で多量の水分を必要とするので、春から夏にかけて雨がたくさん降る土地が向いています。また寒さに弱いため、冬季の最低気温が5℃程度までの乾燥した地域でないと育ちにくいフルーツです。

原産は中国南部で、紀元前から栽培されていたという記録があります。現在でも中国での栽培量が一番多く、その他には台湾やベトナム、インドなどのアジア圏から、オーストラリア、アメリカ・カルフォルニアなど亜熱帯または熱帯の地域で栽培されています。

日本国内におけるライチは、99%が輸入品に頼っています。

宮崎、鹿児島など国産のライチも

日本の気候はライチ栽培には向いていないため、国産ライチは非常に珍しいです。わずか1%のシェアを担っているのは、雨が多く比較的温暖な九州地方の宮崎県と鹿児島県、あとは沖縄県でも栽培されています。中でもマンゴーが有名な宮崎県は、国産ライチのPRにも力を入れ、新しい品種も開発しようとしているようです。

過去に中国産のライチから多量の農薬が検出された例がありますが、国産のものは農林水産省が定めた基準値を守り栽培されているので、安心安全といえます。栽培量が少なく希少ではありますが、安全面に確証のある国産ライチは価格も高価になりがちです。

まとめ

ライチはまだ日本人にとっては珍しいフルーツです。さらに旬の時期も短いため、楽しめるのは1年の間でほんの一時のみでしょう。

冷凍されたものも美味しいですが、旬の生ライチは一度食べると比べ物にならないほどハマってしまうようです。次の初夏には、ぷりっと果汁たっぷりの生ライチを体験してみましょう。

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