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カスミソウの種類・品種|特徴や花言葉、由来もあわせて紹介

カスミソウの原産地

カスミソウの原産地

カスミソウの原産地は、地中海沿岸から中央アジア、中国、シベリアに広く分布しています。カスミソウは高温多湿が苦手、夏は冷涼な気候を好みます。

日本でもカスミソウの産地があります。出荷量は熊本県の宇城地区が日本1位、和歌山県は2位、福島県の昭和村は3位です。

産地では、カスミソウの独特の匂いを軽減する処理も行っているそうです。

福島県

福島県の昭和村はカスミソウの作付面積が日本一、出荷量は夏秋期日本一です。福島県は豪雪地帯、冬には2mもの雪が積もります。昭和村は高冷地、夏でも涼しく、カスミソウの生育に適した気候です。

「アルタイル」や「ベールスター」の宿根カスミソウを主に栽培しています。初夏から晩秋にかけて、清楚な可愛らしいカスミソウがあたり一面に咲き誇ります。

昭和村では「雪室(ゆきむろ)」と呼ばれる雪を利用した予冷庫でカスミソウを保存し、6月から11月にかけて出荷しています。

熊本県

熊本県はカスミソウの出荷量が日本一です。主に宇城地区で宿根カスミソウを栽培しています。

昔からカスミソウ栽培をしていた三角地区と城南地区の産業開発のため、農業普及・振興課と支援グループにより宇城地区でカスミソウの栽培を始めました。肥沃な土地であるため、カスミソウは花首が伸びにくい「アルタイル」を選んでいます。

夏期高温期に作付けできる品種改良をした晩成アルタイルの栽培、さらに電照技術の導入により母の日に合わせた出荷調整ができるようになりました。カスミソウの産地育成により誕生したカスミソウの産地です。

カスミソウを飾るアイデア

カスミソウを飾るアイデア

カスミソウはどのようにして飾りましょう。ブーケにしたり花瓶に飾ったりするだけでなく、ドライフラワーにしても素敵ですよ

飾り方を決めたら、花屋さんに行ってカスミソウを選びましょう。仕上がりイメージを想像しながら、新鮮なカスミソウを選びましょう。

カスミソウは、色がより白いもの、花が開いているかつぼみが開きかかっているか、枝がピンとしているかなどで選びます。花はたくさんついていた方がいいでしょう。カスミソウの種類があるようでしたら、混ぜてみるのもいいですね。もちろん1種類で統一しても、清楚な感じで素敵です。

最近では、カラフルなカスミソウも見かけます。これは白いカスミソウに染料を吸わせて色付けしたものです。花瓶に生けるとつぼみから白いカスミソウが顔を覗かせますよ。

花瓶に飾る

カスミソウを花瓶に飾る前のひと手間、水切りの方法です。

・買ってきたカスミソウ茎を水の入ったボールに入れ、花ばさみで茎を1~2cm水中で切ります。このときカスミソウの長さを調節しましょう。 ・そのまま2分くらい茎を水に浸けておきます。

花の茎には水分を吸収する導管があるので、切ることにより導管をリフレッシュします。そうすると水の吸い上げが良くなり、鮮度が長持ちします。導管をつぶしてしまわないよう、花ばさみは良く切れるものを使いましょう。

傷んだ花があればトリミングを。葉は、水に浸かる下の方の部分は取ってしまいます。葉が水に浸かると腐りやすく、水も汚れてしまうからです。

下準備ができたら、あとは好きなようにカスミソウを飾りましょう。カスミソウはシンプルな花ですので、花瓶の色や模様、置き場所なども好みにあわせて楽しめますよ。

花束にする

カスミソウの花言葉、思いをこめて花束にしてみましょう。

カスミソウの花言葉の「幸福」「永遠の愛」、ピンクのカスミソウであれば「切なる願い」など思いをこめてプレゼントするのはいかがですか?

カスミソウは花束のわき役として使われることが多いですが、カスミソウを主役としたブーケは清楚で素敵です。大切な記念日に、プレゼントにカスミソウの小さなブーケを添えるのもおすすめです。

まとめ

カスミソウには種類がたくさんあります。1年草のカスミソウと多年草の宿根カスミソウでは、見た感じも使い方も違ってきます。身近にはどんなカスミソウがあるのか、意識して見てみるのも楽しいですよ。

花瓶に生けたりドライフラワーにしたりプレゼントに添えたりと、さまざまな楽しみ方を試してみてくださいね。

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