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イワヒバの種類・品種まとめ|特徴や育て方・花言葉も紹介

イワヒバは日本、韓国、中国が原産のシダ植物で、暑さや寒さに強いのが特徴。岩や岸壁に自生しています。ゆっくりと長い時間をかけて成長するイワヒバは、盆栽としても楽しまれている植物です。イワヒバの特徴や花言葉、育て方を詳しく紹介します。

イワヒバとはどんな植物?

イワヒバとはどんな植物?

イワヒバは、岩場などに自生する植物です。ハイキングなどの際に、山や岩肌に生息しているのを見かけたことがある人もいるでしょう。「ヒバ(檜葉)」に似ている形状の葉を持つため、イワヒバとの名がつきました。日本では昔から盆栽などに利用されてきた植物です。ゆっくりと成長するため、盆栽の下草として重用されてきた歴史を持ちます。イワヒバの基本情報と特徴について紹介します。

イワヒバの基本情報

イワヒバは日本や中国、韓国を中心に、北はロシアから南は東南アジアまでの一帯が原産の植物です。学名は「セラギネラ・タマリスキナ」で、漢字では「岩檜葉」と表記します。日本では「復活草」、「岩松」と呼ばれることもあります。岩肌などに張り付くように成長し、乾燥に強いのが特徴です。ホームセンターなどでは取り扱いがありませんが、盆栽を専門に扱う園芸店などでの購入が可能です。盆栽や、和風の庭園によく似合う植物です。

科・属イワヒバ科イワヒバ属
別名イワマツ(岩松)、フッカツソウ(復活草)
和名イワヒバ、イワマツ
英名Selaginella
学名Selaginella tamariscina
原産地日本、中国、韓国、東南アジアやロシアの一部

イワヒバの特徴

イワヒバは、古くから盆栽に多用されてきた古典園芸植物です。品種改良が多く実施され、現在では200種類以上もの品種があるのが特徴です。常緑性の多年草で、成長スピードが非常に遅い植物です。寒さや暑さに強く、日当たりのよい場所を好みますが、半日陰でもよく育ちます。乾燥すると葉を巻き込むような状態になり、水分が十分な状態になることで、再び葉を広げます。低く横に広がるように成長していきます。

イワヒバの種類・品種

イワヒバの種類・品種

イワヒバは、江戸時代以降に品種改良が盛んに行われた植物です。現在でも多くの新品種が登場していますが、市場に流通しているのはそのうちのごく一部です。イワヒバは品種によって葉の形や色合いが異なるため、数種類を寄せ植えにするのもおすすめです。季節によって葉色が変化するので、季節ごとの楽しみ方ができるのも嬉しいですね。イワヒバの代表的な人気の品種をいくつか紹介します。自分の好みの葉を持った、お気に入りのイワヒバの品種を見つけてみましょう。

紫金欄

「紫金欄」は、市場に広く流通しているイワヒバの代表的な品種のひとつです。葉の先に金色の斑紋があるのが「紫金欄」の特徴です。秋には紅葉して赤紫色に色づく葉が美しく、江戸時代から長く人々に愛されてきました。四季ごとの変化を楽しめるイワヒバです。株のサイズは大きめで、立葉性の葉を持ちます。紅葉するイワヒバを育てたい人におすすめです。

金華山

「金華山」は、人気が高いイワヒバの品種です。1860年ごろから「金華山」と呼ばれていたことがわかっています。深いグリーンの葉には、気温が上がるにつれて黄色味を帯びた白の斑が入ります。初秋には鮮やかな紅色に紅葉するので、年間を通してさまざまな魅力を楽しめる品種といえるでしょう。イワヒバの中では生育が早い品種で、丈夫で育てやすいのも特徴です。初めてイワヒバを育てる人にもおすすめです。

九重錦

「九重錦」は、原種ではなく、品種改良されたイワヒバの品種です。鱗様の葉が特徴で、秋になると葉色が黄色やオレンジに紅葉します。「九重錦」は、砂をまぶしたようにも見えることから、「砂子斑」との呼び名がある斑を持つのが特徴です。室外での栽培も可能ですが、風通しのよい場所に置くとよく育つでしょう。冬場は水やりをひかえるのがおすすめです。

御所錦

「御所錦」は、中型品種のイワヒバです。紅葉する品種で、葉の先が徐々にオレンジ色に変色していきます。葉に白のぼかしのような斑が入ることから、「御所錦」との雅な呼び名がつきました。秋には葉の根本に紫色が差してくるのが特徴です。日差しを好むイワヒバの品種なので、日当たりのよい場所に鉢を置くのがおすすめです。中立葉を持っています。

イワヒバの花言葉・由来

イワヒバの花言葉・由来

イワヒバは、花が咲く種類の植物ではありませんが、花言葉は設定されています。200種類もの品種があり、日本でも古くから愛されてきたイワヒバは、盆栽に使って楽しめる植物です。盆栽好きの人に贈ると喜ばれますよ。イワヒバの花言葉と、花言葉の由来について紹介します。

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イワヒバの花言葉

イワヒバの花言葉は3つあり、「稔り」と「負けない心」、「長寿」です。長寿で知られ、生命力が強いイワヒバにぴったりの花言葉ですね。

イワヒバの花言葉の由来

イワヒバの花言葉の由来は、イワヒバが持つ特性に由来します。枯れたように見えても春になると元気に新芽を出すことから「負けない心」と「稔り」が連想されました。また多年草で、しかも長く生育することから、「長寿」の花言葉の由来です。高齢の方への贈り物にもぴったりの花言葉ですね。

イワヒバの育て方・注意点

イワヒバの育て方・注意点

イワヒバは放っておいてもぐんぐんと育つ植物です。しかし、栽培する際にはいくつかの点に気を付けましょう。イワヒバが育ちやすい環境を準備することで、より順調に育てられますよ。イワヒバをはじめて育てる人は、イワヒバの育て方と、栽培時の注意点をあらかじめ知っておきたいものですね。それぞれ詳しく紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

イワヒバの育て方

イワヒバの苗を購入する場合には、元気で状態のよい株を選ぶのがおすすめです。害虫被害にあっていないかどうかも、購入前に確認が必要です。イワヒバは、春から秋が生育期です。この時期に購入し、植え付けを行いましょう。イワヒバは盆栽として鉢植えにするか、岩などに「石付け」で植え付けを行います。鉢植えにする場合には、株よりもひとまわり大きな鉢を選びましょう。石付けする場合には、軽石への植え付けがおすすめです。庭石に植え付けるなら、石に穴を開けて土を浅く入れるのがよいでしょう。

イワヒバの注意点

イワヒバは、手間をかけなくても順調に育てられる植物です。害虫や病気にも強いですが、もし病害虫が発生した場合には被害が広がる前に枝や葉を切り取り、専用の薬剤を使いましょう。イワヒバを増やす場合には、株分けや挿し芽で増やすことが可能です。イワヒバの同じ品種の鉢を増やしたい場合には、株分けや挿し芽に挑戦してみましょう。イワヒバを増やす時期は、春から秋にかけてが最適です。

イワヒバの土・肥料

イワヒバの土・肥料

イワヒバの原種は、崖や山の岩場などに自生しています。そのため、栄養や水分が少ない環境にも適応しているのが特徴です。品種改良で生まれた品種は、原種よりも弱い性質を持っていることが多いもの。品種改良された株を栽培する場合には、植え付ける土や肥料にやや配慮が必要です。イワヒバを育てるのに最適な、土や肥料の与え方を紹介します。

イワヒバの土

イワヒバは、水はけがよい土に植え付けるのがよいでしょう。盆栽用や山野草専用として販売されている土なら、イワヒバの生育に適しています。イワヒバはアルカリ性の土では育ちにくくなります。鹿沼土を使用する場合には、日向土などを3割程度混ぜて使うのがおすすめです。土がアルカリ性になる前に、年に一度は植え替えを行って新しい用土を使用することが大切です。

イワヒバの肥料

在来種のイワヒバを育てる場合には、肥料は必要ありません。株が若いうちに施肥をすることで、かえって株を弱らせてしまう原因となるからです。交配品種を栽培するなら、少量の肥料を与えるとよいでしょう。規定量の10分の1程度の肥料を、株に直接かからない部分に与えるのがおすすめです。肥料の種類は、盆栽用として市販されているものや、油かす肥料を使うのが最適です。

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イワヒバの温度・置き場所・水やり

イワヒバの温度・置き場所・水やり

イワヒバは、盆栽初心者にも育てやすいと評判の植物です。手間をかけなくても順調に育ちますが、夏季や冬季の温度と日当たり、水分量には注意が必要です。イワヒバが好む環境を整えて、順調な育成をサポートしてあげたいですね。イワヒバに最適な手入れ方法を知るために、温度管理と植え付ける場所、水やりの方法について紹介します。

イワヒバの温度

イワヒバは過酷な環境でも育つ植物です。年間を通じて、屋外での栽培にも適しています。石に植え付ける際には、日当たりのよい場所を選びましょう。鉢植えの場合でも屋外に置いて問題ありません。ただし、冬場の気温が氷点下になる場合には、室内に移動することで、根の凍結を防げるでしょう。夏場に気温が上がりすぎるようであれば、日陰に鉢を移動させるのがおすすめです。

イワヒバの置き場所

イワヒバは、日光を好む植物です。しかし、耐陰性も高いので、半日陰に植え付けることも可能です。夏季には、直射日光に当たりすぎると葉がダメージを受ける可能性が出ています。葉先が茶色く変色すると、日光過多のことがあるのです。その場合には鉢を日陰に移動させるか、石付けの場合には光を遮るネットを使用するとよいでしょう。植え付けの際には、水はけがよく、風通りがある場所を選びましょう。最適な日光量は、品種によって異なります。事前に確認しておきたいですね。

イワヒバの水やり

乾燥に強いイワヒバは、水が多すぎると根腐れを起こしやすくなります。葉先を巻き込んだような状態は、水分不足のサインです。たっぷりと水を与えることで、葉が再び開きますよ。水やりの際には、株元だけでなく、葉にも水がかかるように与えるのがポイントです。また、水やりの量と頻度は、季節によって変えることが必要です。春から秋にかけては土が乾いたらたっぷりと水を与えますが、梅雨の時期には水を減らしましょう。冬にはイワヒバが休眠期に入りますので、水やりを中止するのがおすすめです。

まとめ

古くから日本に自生していたイワヒバは、ゆっくりとした成長スピードと、季節によって色彩を変えることから人々に愛されてきました。品種によって異なる葉色が特徴ですので、数種類を並べて違いを楽しむのもおすすめです。盆栽に挑戦しようと考えている人は、初心者にも最適なイワヒバをチョイスするとよいでしょう。ロックガーデンで楽しむこともできますので、さまざまな栽培方法を試してみてください。グランドカバーとしての使い方もできますよ。

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