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エキナセアの種類・品種別の特徴と違いの見分け方は?

エキナセアとは、キク科エキナセア属の多年草で、白や赤、オレンジ、黄色といった色とりどりの花を咲かせ、種類や品種も豊富な人気の植物です。観賞用としてだけでなく、ハーブティーやドライフラワーなどさまざまな楽しみ方があります。

エキナセアってどんな花?

エキナセアってどんな花?

エキナセアは北アメリカ原産のキク科エキナセア属の植物です。パープルコーンフラワーやエキナケアとも呼ばれ、観賞用の園芸品種はもちろん、ハーブとして利用可能な品種も人気があります。切り花や鉢物、苗物が主に流通しており、大切な人への贈り物に切り花や鉢物が選ばれています。

エキナセアの基本情報

エキナセアの基本情報を紹介します。

科・属キク科・エキナセア属(ムラサキバレンギク属)
和名ムラサキバレンギク(紫馬簾菊)
英名Echinacea、Purple coneflower
学名Echinacea
別名紫馬簾菊(ムラサキバレンギク)、紫西洋菊(ムラサキセイヨウギク)、エキナケア、パープルコーンフラワー
花の色白、赤、ピンク、オレンジ、黄色、グリーン、複色カラー
原産地北アメリカ
開花時期6~10月頃

エキナセアの特徴

エキナセアは、初夏から秋にかけて、バラエティーに富んだ花形や花色が楽しめる宿根草です。白や赤、ピンク、グリーンなど多彩な色合いの花を咲かせ、草丈30cmほどの小さなものから1m以上になる大型の品種まであります。イガグリのような大きな花心が盛り上がり、周りを細い花びらが放射状についています。花が咲き進んでいくと、花弁が徐々に下がり始め、ロケットのような独特の花姿になります。

エキナセアの原種、品種別の特徴

エキナセアの原種、品種別の特徴

エキナセアは野趣あふれるナチュラルガーデンにぴったりの多年草です。エキナセアの原種はプルプレアやパリダ、パラドクサ、テネシエンシスなどがあり、最近ではよりコンパクトで育てやすい品種の育成が進んでいます。日本で主に栽培されているのはプルプレア種で、ムラサキバレンギクとしても人気の品種です。

エキナセア・ピンクダブルデライト

エキナセア・ピンクダブルデライトは、鮮やかなピンクが美しい八重咲きの品種です。草丈は50cmほどのコンパクトさでありながら、ボリューム感のある花姿は見事です。切り花にしても花持ちがよく、花が散った後は筒状花をドライフラワーにすることも可能です。暑さ寒さに強く、夏にたくさん花を咲かせます。7~10月と開花時期が長いため、鉢植えにも向いています。

エキナセア・サンダウン

夏季に明るいオレンジ色の花を咲かせるエキナセア・サンダウン。一重咲きの品種で、草丈は60cmくらいまで成長します。咲き始めの頃は華やかなオレンジ色ですが、咲き進んでいくと、薄いピンク色に変化していきます。花びらは水平のままで垂れることはなく、夏の暑さの中でも凛と咲き誇ります。花壇への地植えや切り花、ドライフラワーに利用できます。

エキナセア・プリマドンナ

エキナセア・プリマドンナは、花径12~15cmほどの大輪の花を咲かせる一重咲きの品種。ピンク色のディープローズとホワイトの2種類があり、草丈は80cmほどの高さになります。大きめの花が印象的で、花姿は存在感があります。庭植えでもドライフラワーにしても楽しめます。

エキナセア・パウワウホワイト

夏から秋にかけて一重咲きの白い花が咲くエキナセア・パウワウホワイト。6~9月頃に開花し、夏の暑さに強く、花つきがよいのが特徴です。生産量が多く、広く出回っているため、比較的お手頃な値段で手に入れられます。草丈は60cmほどとコンパクトに育つので、鉢植えや花壇にぴったりです。

エキナセア・バージン

エキナセア・バージンは、グリーンの花芯に白い花が印象的な品種です。花びらの周りがギザギザしており、徐々に花の中心の筒状花が盛り上がる花姿になります。7~10月頃に花を咲かせ、草丈は50~60cmほどになります。色とりどりのカラフルな品種がたくさん改良されていますが、緑色と白のシックで落ち着いた雰囲気は、花壇の中でもユニークで人目を引きます。

エキナセアってどんな楽しみ方がある?

エキナセアってどんな楽しみ方がある?

エキナセアの中には、ハーブに活用できる品種があります。もともとエキナセアはハーブに分類される植物ですが、ハーブとして利用可能な品種は、アングスティフォリア種、プルプレア種(パープレア種)、パリダ種の3種に限られています。乾燥した土地でもよく育ち、生命力が強いハーブとしても知られています。

ハーブティーなどハーブの効用と使い方

エキナセアは観賞用としてだけでなく、ハーブとしても利用価値の高い植物です。免疫力を高める効能があるとされており、エキナセアをハーブティーや入浴剤、サプリメントなどで取り入れることで、さまざまな感染症予防、体調不良の改善に使用されてきた歴史があります。多く出回っているエキナセアは園芸品種のため、ハーブを育てたい場合は、専門店などでハーブとしての薬効のある品種を手に入れましょう。ハーブティーは味にクセもないので飲みやすく、カモミールやレモンを一緒に加えて飲むと、より美味しく摂取できます。

ガーデニング

エキナセアの多くは観賞用として栽培されていて、花色や咲き方、大きさも異なるため、花期の長いエキナセアはガーデニングを華やかにする人気の多年草。耐暑性に優れた丈夫な性質を持っているので、初心者でも育てやすい品種です。花茎を真っすぐに伸ばして花を咲かせるので、せまい庭でも場所を取りません。生育環境や開花時期が近しいロシアンセージは、色どりや質感の違いにおいても相性が抜群なので、花壇で一緒に育てるとよいでしょう。

切り花やドライフラワー

エキナセアは切り花としてはもちろん、ドライフラワーとしても楽しめる魅力があります。エキナセアの切り花やドライフラワーは、花束やフラワーアレンジメントで活用されています。エキナセアの花言葉は「深い愛」「優しさ」「あなたの痛みを癒します」といった意味を持つため、大切な人へのフラワーギフトにも最適です。猛暑で咲き続けた後のエキナセアでドライフラワーを作ることが可能です。

エキナセアの種類、品種別の違いと見分け方

エキナセアの種類、品種別の違いと見分け方

エキナセアにはハーブとしての効能があるとされるアングスティフォリア種やプルプレア種、パリダ種の他にも、パラドクサ種やテネセーンシス種などもあります。北アメリカに9種ほど分布しており、古くはネイティブアメリカンが傷や炎症の治療に用いていたことが知られています。日本には1920年代に観賞用に持ち込まれ、現在は園芸品種がたくさん作出されています。暑さや寒さに比較的強い性質をもちますが、適温は18℃〜20℃なので、冬に凍結や霜が発生したときは冬越し対策が必要な場合もあります。

アングスティフォリア種

アングスティフォリア種は、薄桃色の花と茶色の筒状花が特徴的なエキナセアです。ハーブとして活用できるエキナセアの中で、もっとも薬効が高いといわれており、特に根の部分は重要な薬草として世界的に利用されています。他のエキナセアより草丈が低く細長い葉を持ち、ロゼッタ状の草姿をしています。見た目も美しいため、ハーブとしてだけでなく、園芸用にも広く用いられている種類です。

プルプレア種

プルプレア種は日本で一番流通しているエキナセアで、ピンクや紫、白、オレンジ、黄色、グリーンと花色の豊富さも魅力の種類です。草丈は90~120cmと高く成長するため、花壇や庭植えで高低差をつけたガーデニングが楽しめます。葉の形は卵形または楕円形、披針形をしています。プルプレア種の園芸品種には、八重咲き種のピンクダブルデライトやバタフライキス、鮮やかな濃赤色のエキセントリックやダブルスコープラズベリなどが出回っています。

パリダ種

パリダ種は、ピンク色の花びらが細く垂れ下がって咲く独特な花姿を持つエキナセア。原種ならではの素朴な色合いは、存在感がありながら他の植物との馴染みも抜群です。イングリッシュガーデンには欠かせない植物であり、夏の花壇に色どりを与えてくれます。近年では改良品種が盛んに行われており、さまざまな花色の品種が登場しています。花後に切り戻しすることで、再度新芽が返り咲き、二番花が楽しめます。

エキナセアの育て方・栽培方法

エキナセアの育て方・栽培方法

エキナセアは日当たりや風通しのよい環境を好みます。地植えや鉢植えで栽培可能なので、根付く前は水はけをよくしながら、土の表面にたっぷりと水をあげてください。品種によって草丈の高いものから矮性のものまであるため、植える場所やスペースを考えて植え付けるようにしましょう。肥料はほとんど必要なく、多すぎる方が株が弱ってしまうこともあるので、春と秋の2回だけ固形肥料を少量与えるのが効果的です。エキナセアを増やす方法には、種まきと株分けがありますが、品種によって種がないものもあります。春は3~5月頃、秋は9~10月頃が株分けに最適な時期になります。適切な管理をしていれば、病害虫が発生することはほぼありませんが、高温多湿の時期はうどんこ病の被害には注意が必要です。

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まとめ

エキナセアは、夏季の花壇を彩るガーデニングには欠かせない植物です。色鮮やかな花姿を観賞するだけでなく、花後はドライフラワーとして、ハーブとして利用することも可能です。また華やかな色合いと、「優しさ」「深い愛」といったフラワーギフトにぴったりの花言葉を持つエキナセアは、誕生日や記念日の贈り物にも喜ばれます。花期も長く、さまざまな活用方法のあるエキナセアを育てて、日々の生活に取り入れてみませんか。

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