アジアンタムとは?花の特徴・花言葉・育て方・手入れ方法を紹介!
手入れ法
アジアンタムの手入れ法で気をつけるべき点は、乾燥を防ぐことです。夏場は土が半乾きの状態であげるようにしましょう。冬場は夏ほど水やりをしなくて大丈夫ですが、土の表面が乾いていたら水をあげるようにしてください。また葉水をあげて常に湿度の高い状態を保ってあげましょう。日差しが強すぎると葉焼けを起こしますが、日差しが足りなさすぎると葉の色が薄くなります。葉焼けしてしまったものはカットして取り除きましょう。
増やし方
アジアンタムの増やし方は、 5月から9月の暖かい時期に、鉢の土を3分の一ほど落として株を分けます。葉の部分も半分程間引いてしまいます。鉢のサイズは、それまで使っていたものと同じ大きさでいいでしょう。枯れている葉などは全部切り落としてください。株を分けてから1~2カ月程度で新しい葉が出てきます。湿気と水分を十分に与えてあげましょう。
気をつけたい病気や害虫
アジアンタムに起こりやすい病気は、立ち枯れ病です。暖かい春や秋の時期に湿度が高すぎると葉が枯れてしまいます。またアジアンタムの置き場所を変えて環境が変わるときも葉が傷んでしまうことがあります。立ち枯れ病になったら、なるべく風通しの良い地面から少し高くなったところに置きましょう。
アジアンタムは湿気を好むので、害虫はナメクジやカタツムリがつくことがあります。ナメクジやカタツムリがつくと新芽が生えてこなくなります。ナメクジの通ったあとは光っているので見つけやすいでしょう。すぐに取り除きます。誘殺剤などを使ってもいいでしょう。
アジアンタムと同じホウライシダ科の花
アジアンタムと同じホウライシダ科の植物には、オトメクジャク、スキヤクジャク 、ホウライクジャク 、オキナワクジャク 、ハコネシダなどがあります。いずれもシダなので、小さな葉が集まって生えている形をしています。
まとめ
アジアンタムは、シダの一種で柔らかい鮮やかな小さな緑の葉をつける観葉植物です。耐暑性はありますが、寒さに弱く湿気を好みます。地植えよりも鉢植えで室内で育てる方が適している植物です。水やりと湿度が保てれば成長しやすく株分けもできるので、お部屋のインテリアとしてぜひ育ててみてはいかがでしょうか。