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フラワーアレンジメントの基本とは?お花など植物の魅力に触れよう

次以降の工程では、ベースの花の間を埋めるように花を挿していきます。そのため、5本の花はアレンジメント作りのガイドとなります。

グリーンでオアシスを隠す

ベースの花の間にグリーンを挿し、オアシスを隠します。くるくるとまわしながら、バランスよくグリーンを挿していきましょう。

メインのお花を挿す

オアシスが見えなくなったら、フラワーアレンジメントの主役になる花を4本挿します。フォーカルポイントという、視線を集める役割をする花です。

どこから見ても丸くなるように挿すときれいなアレンジに仕上がります。そのため、横からだけではなく、視点を変えて上からもアレンジを眺め、全体のバランスを確認しましょう。

フィラーフラワーで埋めてバランス調整

最後に、フィラーフラワーで隙間を埋めます。小花を散りばめることで、全体をまとめるのです。

基本のラウンドは、360度どこから見ても美しく仕上げる必要があります。そのため、一方向からだけではなく、全方向からのバランスを確認し、まわしながら挿しましょう。

こんなアレンジメントも人気

フラワーアレンジメントには、さまざまな形があります。トレンド感のあるアレンジや、ボリューム感たっぷりで華やかなアレンジなど、いろいろなスタイルに挑戦しましょう。

ギフトにぴったりなボックス

『フラワーボックス』は、トレンド感のあるスタイルが人気のフラワーアレンジメントです。ボックスにリボンをかければ、特別なギフトにもぴったりでしょう。そのままどこにでも飾れる手軽さも人気の理由です。

フラワーボックスは、作りやすさも魅力といえます。花を垂直に挿してボックスに敷き詰めていくだけなので、難しいテクニックがいらないのです。花が1番きれいに見える向きで挿せばいいので、誰でも簡単にフラワーギフトが作れます。

華やかなリース

『リース』は、特別なギフトにおすすめです。リースは円になっていますが、その形から、永遠を意味する幸福のお守りにもなっています。そのため、親しい人の幸せを願って贈るギフトにぴったりです。

花をたっぷり使ったリースは、見た目の華やかさも抜群です。壁にかけて飾れば空間全体を贅沢に演出してくれますし、テーブルにキャンドルなど小物と一緒に飾っても素敵に仕上がります。

プリザーブドフラワーアレンジの基本の道具

フラワーアレンジメントに使う花は、生花だけではありません。『プリザーブドフラワー』という特殊な技術で加工された枯れない花も、花材として人気です。ここでは、プリザーブドフラワーのアレンジに使う道具を紹介します。

ワイヤー

プリザーブドフラワーのアレンジに『ワイヤー』は欠かせません。茎の無いプリザーブドフラワーを挿すために、茎の代わりに使うのです。

ワイヤーを使った代表的なテクニックは、『U字ツイスティング』です。ワイヤーをU字に曲げ、Uの部分を花にあてて左手で固定します。茎と2本出ているうちの1本のワイヤーに、もう1本のワイヤーを2~3回巻き付ければ完成です。

ワイヤーには、色や太さなど種類があります。ず最初に1束買うのなら、裸ワイヤーの#26がおすすめです。買い足すときには、緑・茶・白のワイヤーがあると、花の種類によって使いわけできます。

フローラルテープ

『フローラルテープ』は、ワイヤーに巻きつけて茎に見立てるのに使います。花の根本部分に太目に巻き、下にいくほど細くなるように巻くと、自然な茎に見えるのです。

弱粘着性のテープで、引っ張りながら巻き付けると貼りつく性質を持っています。ワイヤー同様たくさんの色がありますが、まず1つ買うならブラウンがおすすめです。

プリザーブドフラワーアレンジのやり方

『プリザーブドフラワーアレンジ』は、ポイントを押さえることで美しい作品に仕上げられます。基本のアレンジとリース作りの手順を紹介します。

着色した樹脂粘土をベースにすると綺麗

プリザーブドフラワーアレンジを作るとき、まずは器の中央に土台を作ります。ピンホルダーを貼り、そこに樹脂粘土をかぶせるように設置するのです。樹脂粘土は、使用する花の色に合わせて着色しておきます。

生花のアレンジでは、オアシスに花やグリーンを挿します。プリザーブドフラワーの場合には、土台に設置した樹脂粘土がオアシスの役割です。ワイヤーで補強したプリザーブドフラワーやグリーンを挿していきます。

最後に、バランスを見ながらメインの花を挿せば、プリザーブドフラワーアレンジの完成です。

グルーガンで簡単リース作り

プリザーブドフラワーのリースは、グルーガンで接着しながら貼りつけていくだけなので、簡単に作れます。リースの土台に、グルーガンをつけたプリザーブドフラワーを挿していくのです。

ポイントは、平面になるよう意識することです。上から見たときだけでなく、横から見たときにもきれいな平面になっていると、美しいリースに仕上がります。

まとめ

『フラワーアレンジメント』は、場所を問わずどこにでも飾れます。そのため、普段は花を飾らない人にも気軽に贈れるのが特徴です。

もちろん自分で作ることも可能です。動画や教室・オンライン講座で学び、フラワーアレンジメント作りにチャレンジするのもよいでしょう。

また、フラワーアレンジメントの基礎を知ることで、より素敵なフラワーギフト選びに役立てられます。色合わせ・スタイル・花の種類・花器など、フラワーアレンジメントの知識を参考に、ギフトや自宅用のアレンジを選んでみましょう。

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