プリザーブドフラワーはプレゼントに最適。人気の理由と選び方
プレゼントとして人気のあるプリザーブドフラワーですが、そもそもプリザーブドフラワーとは何なのか分からない方も少なくないでしょう。そこで、今回はプリザーブドフラワーの特徴や、プレゼントに最適な理由や選び方などをご紹介します。
プリザーブドフラワーとは
プリザーブドフラワーの『プリザーブド』とは『保存された』という意味があります。つまりプリザーブドフラワーは『生花のように保存できる特殊加工された花』という意味です。
花が一番美しいときに色素を抜き、保存できるように加工してから色を再度入れるため、さまざまな色の花が楽しめることも特徴の1つでしょう。
ドライフラワーとの違いは?
プリザーブドフラワーは『ドライフラワー』の一種です。枯れないお花という特徴から、一般的なドライフラワーと度々混同されますが、大きな違いは加工の工程にあります。
一般的なドライフラワーは、吊るして乾燥させ、長く楽しめるようにした花です。一方、プリザーブドフラワーは、生花を脱水して色を抜き、特殊な保存液(着色液)を染み込ませて作ります。ドライフラワーとは違い、乾燥させる工程はありません。
そのため、ドライフラワーとは違い、生花と同じ感触で、色鮮やかなまま長く楽しむことができます。
「ドライフラワーのカサカサとした感触や褪せた色が苦手だけれど、生花を育てるのも面倒…」という方には、生花に近い感触かつ鮮やかな色合いのまま、長期保存が可能なプリザーブドフラワーがおすすめです。
プレゼントにおすすめな理由4つ
プリザーブドフラワーは、プレゼントにも最適です。プリザーブドフラワーがなぜプレゼントによいのか、理由を4つご紹介します。
生花より長く楽しめる
プリザーブドフラワーは、保存方法さえしっかりしていれば約5〜10年ほど、保存環境が悪くても約1〜2年ほどもつと言われています。
生花と同じような感触かつ色合いを長く楽しめることが、プリザーブドフラワーの最大の特徴でしょう。
水やりなどの手間がかからない
ブリザーブドフラワーは、特殊な加工が施されているため、生花と違って水やりをする必要がありません。
生花にはない手入れ方法もありますが、水やりほど頻繁にする必要もないため、手間はほとんどかからないでしょう。
花粉がないのでアレルギーなどの心配もなし
プリザーブドフラワーは、生花と同じような感触かつ色合いを持ちますが、ドライフラワーに近いものです。
そのため、花粉が付いたり舞ったりすることもありません。
「お花を贈りたいけど、相手が花粉症なので贈れない」「お見舞いに贈りたいけど病院で生花が禁止されている」とお悩みの方にもおすすめです。
お見舞いで贈るときのマナーについてはこちらの記事でご紹介しています。ぜひチェックしてみてくださいね。
女性だけでなく、男性にも喜ばれる
最近は、昇進祝いや誕生日、父の日などにお花を贈る方も増えています。しかし「男性にお花を贈っても喜ばれないのではないか?」とためらう方も少なくありません。
しかし、お花を貰ったことのある男性の約7割が「嬉しい」という感想を持つようなので、その心配は必要ないでしょう。
プリザーブドフラワーは、青や緑、黒などの男性が好むようなカラーバリエーションも豊富です。こうした生花にはない色合いが、男性に人気な理由の1つでしょう。
男性は花の贈り物をどう思っている?100人の男性に本音を聞いてみた | プリザーブドフラワーのはな物語
プレゼント用プリザーブドフラワーの選び方
いざプレゼント用にプリザードフラワーを贈ろうと考えても、さまざまな色やデザイン、器の種類が豊富なため、どのようなものが良いのか迷ってしまう方も多いでしょう。
そこで、プレゼント用として贈るための、プリザーブドフラワーの選び方をご紹介します。
贈る目的と用途を考える
プリザーブドフラワーには、さまざまなデザインのものがあります。生花を贈るときと同じように、プリザーブドフラワーも贈る目的や用途をふまえてデザインを選ばなければなりません。
お祝い用に贈るにもかかわらず、質素なデザインを選んでしまったり、反対にお供え用の仏花として贈るものに、華美なデザインを選ぶのは避けましょう。
どのような目的で贈るのか、もらった相手がどのように使うのかを考えて選ぶことが大切です。
カラーは相手の好みに合わせる
プリザーブドフラワーは、色が豊富にあります。そのため、生花と違い相手の好みにあった色を選ぶことが可能です。お花を贈る時は「相手が喜ぶこと」が重要になります。
相手が普段どのような色合いを好むか、相手の家の雰囲気に合うかなどを考えながら選ぶのも、プリザーブドフラワーを贈る醍醐味の1つではないでしょうか。
器の種類で選ぶ
プリザーブドフラワーはブーケになっているものもありますが、生花と違って器に入っているものもあります。
箱の中に入っているものから、ガラスや陶器などの器に入っているもの、フォトフレームや時計などと一体型になっているものまで、デザインも豊富です。
「子どもがいるご家庭だから割れ物は避けたい」「出先で渡したいから持ち帰りやすいものが良い」などの希望がある方も多いでしょう。そういった方は、器の種類から選んでみるのも良いかもしれません。
プリザーブドフラワーのお手入れ方法も確認
プリザードフラワーは決して「永遠に枯れないお花」ではありません。上述した通り、お手入れ次第では長持ちしますが、お手入れを怠ると色落ちし、花びらが散ってしまいます。
プリザードフラワーを綺麗なまま長持ちさせるためにも、お手入れ方法を確認し、プレゼントとして贈る際は説明書を付けるようにしましょう。