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プリザーブドフラワーの値段相場は?アレンジの大きさや例を紹介

プリザーブドフラワーはアレンジによってどのくらいの値段相場なのか、安価なものから高価なものまで紹介します。また、プリザーブドフラワーの概要や歴史、作り方もまとめました。素敵な花やアレンジの購入に適した通販サイトも紹介しています。

プリザーブドフラワーとは

プリザーブドフラワーとは、脱色・脱水作業をした生花を、特殊な液につけて保存したものです。ヨーロッパで生まれ、現在では日本でも多数のメーカーが販売しています。

生花の柔らかさやみずみずしさ、ドライフラワーの長期保存性をどちらも兼ね備えた人気の加工花です。

プリザーブドフラワーの始まり

プリザーブドフラワーは、1991年にフランスのヴェルモント社が特許を取得したものがはじまりでした。

1980年頃からヨーロッパの大学が共同で研究を続けていましたが、その技術を元にしてプリザーブドフラワーの製品化をおこなったのは、ヴェルモント社です。

ヴェルモント社の製品化以降、ヨーロッパの各社がプリザーブドフラワーの販売を始め、現在では多数の会社が参入しています。

バラの花びらは比較的プリザーブドフラワーに適しています。生産が始まった当初はバラの生産地でもあるエクアドルやコロンビアなど暖かい国での生産が中心でした。

現在では、アジア各国でもプリザーブドフラワーの生産がおこなわれています。

プリザーブドフラワーの作り方

プリザーブドフラワーを作るには、まず脱水と脱色を行ってから染色します。

プリザーブドフラワーは生花の色を抜いてから作られるため、鮮やかな発色になります。本来なら生花では実現できないカラーも、プリザーブドフラワーなら作ることが可能です。

たとえば真っ青なバラや、黒いガーベラなど、自由なカラーリングを設定できます。専用の溶液さえ用意すれば、プリザーブドフラワーを自作することも簡単です。

プリザーブドフラワーの用途

プリザーブドフラワーの主な用途は、部屋のインテリアやお祝い、お見舞いなどが主流です。お世話がいらないため、生花よりも多様なシーンで活躍します。

長期間保存ができるため、いつまでも美しい花を愛でたい人におすすめです。

部屋を彩るインテリアとして

お部屋の雰囲気を一新するためのアイテムとして、プリザーブドフラワーを使うのはいかがでしょうか。

お世話のいらないプリザーブドフラワーは、美しい花が長持ちします。生花を飾りたいけれど、水やりが面倒ですぐに枯らしてしまうと悩んでいる人も、安心して飾れるでしょう。

プリザーブドフラワーは、湿気や高温に弱いため、できるだけ涼しく乾燥した場所に飾りましょう。お花の色を鮮やかに保つには、紫外線の当たらない場所がおすすめです。

ホコリを防ぐにはケースに入れるか、定期的に弱い風でホコリを払うなど、お手入れもしましょう。

お祝いやお祝い返しとして

生花を結婚式や卒業、入学など、おめでたい日のお祝いに使う人も多いですよね。プリザーブドフラワーも同じ用途で利用できます。相手からもらったお祝いの『お祝い返し』としても便利です。

ケースに入ったタイプなら、長距離の持ち運びなどでも、きれいな状態のまま持ち帰ることができます。

お見舞いとして

プリザーブドフラワーは、長い間鮮やかな発色とみずみずしさが続きます。長く元気でいて欲しいという、お見舞いの気持ちも伝わりやすいでしょう。

また、水をやるなど世話がいらないため、病気でつらい人も花のことで心配する必要がありません。

病院ではアレルギーなどのトラブル防止のため、生花を受け付けていないケースもありますが、プリザーブドフラワーなら花粉や匂いの心配がなく、安心です。

華やかなバラをはじめ元気なイメージの強いひまわりなど、お見舞いに最適なプリザーブドフラワーはたくさんあります。白やピンクなど自由に色が選べるため、贈る相手が好きなカラーを選びましょう。

プリザーブドフラワーの値段と大きさ

花の大きさや量によって、プリザーブドフラワーは値段が変わります。生花と比べると加工の手間が入っている分、値段は少し高めです。

特に、大ぶりな花は珍しいため、値段が高くなる傾向があります。比較的手頃な一輪挿しやミニアレンジ、複数の花を組み合わせた一般的なアレンジ、大きなアレンジの順に相場を見てみましょう。

一輪やミニアレンジ

バラの一輪挿しなど、花を1本だけ使ったものなら数百円から販売されています。ただし大ぶりのものや、加工に手間ひまがかかっているものなどは値段も高くなりがちです。

手頃な値段のプリザーブドフラワーを求めているなら、シンプルな一輪挿しやミニアレンジを選びましょう。ミニアレンジでは、1,000〜3,000円程度からさまざまなアイテムが販売されています。

バラにリボンをつけたデザインや、小箱に1輪のプリザーブドフラワーが入ったものなどがあり、ちょっとしたプレゼントによいでしょう。

一般的なアレンジ

一般的なアレンジでは、プリザーブドフラワーが数種類、組み合わさったものが多くあります。ブーケや、個性的なケースに花を詰めたものなど、さまざまです。

カゴや花瓶にプリザーブドフラワーを飾ったものはインテリアにも使えます。ギフトボックスに敷き詰められたものやブーケでは、たくさんの花を使っているため値段は高くなりがちです。

一般的なものでは5,000円前後の商品がスタンダードになります。

大きなアレンジ

結婚式や開店祝いなどの場合は、豪華なアレンジが必要になることがあります。プリザーブドフラワーで大輪のブーケや大ぶりな花のアレンジを購入する場合、数万円程度の予算が必要です。

大型のフレームやたくさんの花を使った花束などは、1万~6万円程度が相場です。使用している素材によっては10万円以上になることもあります。

比較的安い価格で買えるアレンジ例

ちょっとしたギフトに使いたいときなど、安価で購入できるプレゼントを探している場合は、一輪挿しなど花の数が少ないものを選びましょう。

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