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プリザーブドフラワーはお見舞いにも最適。贈る時のマナーなどを解説

親しい友人や知人が入院したときのお見舞いの品として、プリザーブドフラワーは持参してもよいのでしょうか。本記事ではプリザーブドフラワーを病院へ持参する際の注意点や、おすすめのアレンジなどをご紹介します。

プリザーブドフラワーはお見舞いにもOK

プリザーブドフラワーは、お見舞いとして病院へ持参しても大丈夫なのでしょうか。結論からいえば、持参しても大丈夫です。その理由を解説します。

生花と違って匂いや花粉がない

病院は花粉を病院内に持ち込まないために、生花の持ち込みを禁止していることがあります。また、お花の匂いが苦手な患者さんがいるのも持ち込み禁止の理由の1つです。

生花を持ち込むことには、ほかにも問題があります。それは、生花の土などに含まれている病原菌や細菌です。これらは感染症の原因になるので、病院としても拒否せざるを得ないでしょう。

しかし、プリザーブドフラワーは生花と違い、匂いや花粉がありません。そのため、お見舞いの品として持ち込むことが許されていることがほとんどです。

細菌の発生や害虫の心配がないので、安心して持ち込むことができます。

手入れ不要で負担をかけない

入院しているときは体を治すために安静にしなくてはいけない期間です。このとき、生花のような日々のお手入れが大変なものを渡されたら、相手の負担になってしまいますよね。

相手のことを想ってお花を渡したのに、かえって負担をかけてしまうようでは本末転倒です。その点プリザーブドフラワーは、特殊な加工をされているお花なので、水やりをする必要はありません。

一般的な雑貨と同じような扱いでよいので、相手の負担にはならないでしょう。アレンジの大きさもさまざまなものがあるので、重たい花瓶を移動できないご高齢の人にも喜んでもらえます。

長持ちするので長期入院の人にも喜ばれる

プリザーブドフラワーは特にお手入れをしなくても、5〜10年ほどもつといわれています。そのため、長期入院をしている人も退院するまでずっと美しい状態を楽しむことができます。

生花だとこうはいきません。せっかくもらったお見舞いのお花が枯れてしまったら、悲しくなるうえ縁起もよくありません。

プリザーブドフラワーの欠点として、高温多湿に弱い特徴があります。しかし、病院は適切な温度管理・湿度管理がされていることが多いです。保存環境としてもおおむね適切といえるでしょう。

プリザーブドフラワーでもマナーは大事

プリザーブドフラワーを病院に持ち込むことは大丈夫だということはわかりました。しかし、プリザーブドフラワーでも最低限のマナーは守りましょう。

ここでは、知っておきたいマナーについて解説します。

赤系と白系のアレンジは避ける

赤系もしくは白系のお花をメインとしたアレンジは避けたほうがよいでしょう。赤色は『血液の色』を連想させるので、出血をともなう病気や、怪我をした患者に向けて贈るお花としては不適切です。

また、濃い赤色は気分を興奮させるので、「安静にしていて欲しい」と願うなら避けたほうが無難でしょう。

白色は、お悔やみの花やお供えの花によく使われる色です。人によっては『不謹慎』だと感じ、怒る人もいるでしょう。また、もらった人は大丈夫でも、ご家族が気にするかもしれません。

相手が白色を大好きなのであれば、マナーに固執する必要はありませんが、『常識知らず』だと思われないためにも、お見舞いでは避けることをおすすめします。

縁起の悪い本数に注意

4という数字は『死』を、9という数字は『苦』を連想させるので、縁起が悪いとされています。

13も避けるべき数字です。キリストが処刑された日が『13日の金曜日』とされているので、不快に思う人もいるかもしれません。

こういった関わりを全く気にしない人もいますが、中にはかなり気になってしまう人もいます。不要なトラブルを生まないためにも、できる限り気を配りましょう。

お見舞いにNGの花もある

お見舞いのお花として適さない種類があります。例えば、菊の入ったフラワーアレンジです。

ピンポンマムのような見た目が可愛らしく一見菊とはわからないフォルムをしたものや、ガーベラなどのキク科の花は分類としてNGなこともあります。

菊は高貴な花として日本に由縁のある花ですが、仏花の定番でもあるため、避けるのがよいでしょう。

また、散りやすいお花も避けるべきです。バラや牡丹などがそれにあたります。お花が散る様子は『命が散る』ことを連想させます。とはいえプリザーブドフラワーの場合は、丁寧に扱っていれば簡単に散ってしまうことはないので安心ですね。

そのほかにも、以下のようなお花は縁起が悪いとされています。

  • アジサイ:花びらが4枚のため
  • 椿:花ごと落ちるので、首切りを連想させるため
  • 藤:『不治』を連想させる
  • シクラメン:語呂が『死』や『苦』になる

これらのお花は和風のアレンジに使用されるので、色味やデザインに魅かれて軽い気持ちで選ぶこともあるでしょう。事前に購入する花屋さんに用途を伝えて、アドバイスしてもらうことをおすすめします。

特におすすめなのはこんなアレンジ

プリザーブドフラワーをお見舞いのお花として贈る場合は、以下のようなアレンジがおすすめです。

明るく前向きになれる色

お見舞いに贈る場合は、相手がそのお花を見て励まされることが理想です。落ち着いた色のお花も素敵ですが、パステルカラーのような明るい色のお花も入れたほうが、気分も明るく前向きになれるようなアレンジになります。

「辛いときだからこそ元気を忘れないで欲しい」「よい方向に進みますように」といった願いを込めて、明るい配色を意識したアレンジメントを選んでみるとよいでしょう。

もちろん、相手が落ち着いた色が好きな場合、それに合わせても問題はありません。大切なのは、もらった相手がポジティブな感情になれるようにすることです。

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大きすぎないサイズ

あまりにも大きいサイズだと、単純に邪魔になります。狭い病室だと置けるものにも限りがあるので、ほとんどのスペースをお花が占領してしまうことになりかねません。

そういった点を考慮して、小ぶりなデザインのものを選ぶようにするとよいでしょう。ミニブーケやミニフラワーボックスなど、小さいサイズのアレンジはたくさんあります。

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