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造花の胡蝶蘭の特徴は?人気の理由や価格帯、おすすめシーンをご紹介

生花のイメージが強い胡蝶蘭ですが、実は造花の胡蝶蘭も人気があります。生花と違ってお手入れが簡単なところが造花の魅力ですが、造花の胡蝶蘭には光触媒加工という大きな特徴があります。造花の胡蝶蘭の特徴と人気の理由や価格帯、おすすめシーンなどをご紹介します。

造花の胡蝶蘭の魅力とは?

胡蝶蘭の造花

造花と聞くと、安っぽくて品質がイマイチというような印象はありませんか?とくに上品で華やかな印象の胡蝶蘭は、やっぱり生花じゃないと、と思っている人も多いでしょう。生花の印象が強い胡蝶蘭ですが、実は造花の胡蝶蘭が飾られていることも少なくありません。なぜ生花ではなく造花の胡蝶蘭が選ばれているのか、その魅力をご紹介します。

生花に見劣りしない華やかさ

造花の胡蝶蘭の魅力は、何と言っても、生花と見間違えるくらいのやかさと繊細さを持っていることです。花びらや葉っぱ、根っこなど、細部まで本当によくこだわって作られています。そのため、お値段も本物と同程度のものもあります。生花に引けを取らない品質の造花の胡蝶蘭を、気温や湿度を意識することなく楽しめるのは魅力的ですよね。

造花の胡蝶蘭の特徴は?

造花の胡蝶蘭が人気の理由は、生花と差がないくらい繊細に作られていること以外にもたくさんあります。とくに、光触媒加工は造花の胡蝶蘭の大きな特徴です。光触媒加工の他にカラーバリエーションや、お手入れの点でも生花とは違ったメリットがあるので、詳しくみていきましょう。

消臭や抗菌効果も期待できる光触媒加工

多くの造花の胡蝶蘭に光触媒加工が施されています。この光触媒加工によって、太陽の光や蛍光灯の光による空気清浄効果が期待できることが大きな特徴です。タバコや汗、トイレ、生ゴミなどの生活臭の消臭効果や、花粉やカビなどのアレルギーや細菌などの抗菌効果もあるといわれています。置いているだけでその空間の空気を綺麗にしてくれるのです。

カラーバリエーションが豊富

造花の胡蝶蘭は本物同様にカラーバリエーションが豊富です。定番の白やピンク、紅白などの他に黄色、緑、青、紫など生花ではなかなか入手しにくいような色の胡蝶蘭も選ぶことができます。

また、生花にはない、自分の好きな色の胡蝶蘭を見つけることができるかもしれません。お部屋のインテリアとして造花の胡蝶蘭を飾る場合、お部屋の雰囲気やその他の家具に合わせて色を選んだりすることができます。ちなみにサイズも豊富で、色々なサイズのものから選ぶことができます。

お手入れが簡単

胡蝶蘭に限らず造花はお手入れが簡単で手間がかかりません。水やりや気温、湿度などを意識する必要はありません。造花に付着したホコリを落とす程度のお手入れで綺麗に維持することができます。また、造花は生花と違って枯れることがありません。数年間は綺麗な状態で飾っておくことができるでしょう。

光触媒とは?

造花

光触媒(ひかりしょくばい)とは、光を吸収することによって化学反応を起こす物質の総称です。 光触媒自体が変化するわけではないので、植物の光合成のイメージに近いでしょう。太陽光や蛍光灯などの光を浴びることによって、その表面で強力な酸化力が発生し、有害物質を二酸化炭素や水に分解、空気中に発散します。

この効果は半永久的に持続するといわれています。造花の胡蝶蘭に使用されている光触媒「酸化チタン」は、化粧品や繊維など日常生活のなかでも使用されていて安全性が高いものです。人体にも無害ですし、安心ですね。

光触媒の効果

光触媒の効果は大きく分けて4つあります。

光触媒の4つの効果

  1. 消臭効果 タバコやペット、トイレのアンモニア臭など、気になる生活臭を消してくれます。
  2. 抗菌・抗ウイルス効果 光触媒の酸化力によって、細菌やウイルスを死滅させ、分解します。
  3. 防汚・防カビ効果 カビや表面に付着した有機物を分解することで、汚れを防ぎます。
  4. シックハウス症候群防止 シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドやダイオキシンを分解し、取り除きます。一度光触媒加工を施しておけば、太陽光や蛍光灯の光だけで空気清浄効果が半永久的に持続するなんてとても便利ですね。

光触媒の空気清浄効果の範囲

光触媒の空気清浄効果は造花の大きさで変わってきます。また、置く場所の天井が高い場合、空間が広がるため効果が弱まりますが、おおよその目安は以下の通りです。参考にしてみてくださいね。

  • 高さ20cmくらいまで 1畳
  • 高さ50cmくらいまで 3畳
  • 高さ100cm〜120cmくらいまで 6畳
  • 高さ170cmくらいまで 10畳

光触媒加工の造花のお手入れのポイント

胡蝶蘭のお手入れ

造花の胡蝶蘭の特徴として、お手入れが簡単で手間がかからないとお伝えしましたが、全く何もしないでおくとホコリなどの汚れはどんどん溜まっていってしまいます。光触媒加工によって空気清浄効果のある造花そのものが汚くなっていってしまうと、あまり気分の良いものではないですよね。長く綺麗な状態で楽しむためにも、光触媒加工の造花のお手入れのポイントを知って、正しく丁寧に扱ってあげましょう。

水やりはしないこと

当然ですが、造花に水やりは不要です。最近は、生花と変わらないくらい繊細に作られている造花も多いため、見間違えてしまう事例も少なからずあるそうですせっかくの造花がダメになってしまうので、造花であることをちゃんと確認して、水やりは絶対にしないでくださいね。

ホコリを落とすこと

光触媒加工が施されている造花は、通常の造花と比べるとホコリは付きにくいそうですが、全くホコリがつかないというわけではありません。定期的にお手入れするようにしましょう。

3ヶ月に1度が目安です。乾いた布で優しく拭き取るか、エアーダスターなどでスプレーしてホコリを落としてください。このとき、光触媒加工のコーティングが落ちないよう、洗剤などは使わず、強くこすりすぎないように注意してくださいね。

直射日光のあたる場所には置かないこと

生花と同様に、直射日光のあたる場所に置くことはNGです。長い間直射日光にあたると、変色したり、色落ちしたりする可能性がありますので注意してください。

ただし、光触媒加工の造花を消臭や脱臭目的に使用している場合、造花が吸収した臭いを定期的に開放してあげなくてはなりません。そのためには直射日光をあててあげることが有効です。光触媒加工によって造花が臭いを吸収すると、その証拠に花びらに臭いが付着します。定期的に花びらの臭いを確認して、直射日光にあてるようにしましょう。

花びらや葉の変形はドライヤーで直る

造花が吸収した臭いを開放するためには直射日光に当てることが有効とお伝えしましたが、長い間直射日光にあて続けることは避けてください。造花の色が変化してしまう以外にも、花びらや葉っぱが変形してしまう場合もあります。

とくに日差しの強い夏場は注意してください。少しくらいの変形であれば、ドライヤーの温風を軽くあてることで元の形に戻せるそうなので、もし花びらや葉っぱが変形してしまったらこの方法を試してみてください。

造花の胡蝶蘭の活用シーン

切花の胡蝶蘭

生花とはまた違うたくさんの魅力がある造花の胡蝶蘭ですが、贈り物からインテリア、結婚式のブーケや髪飾りにまで幅広く活用することができます。造花の胡蝶蘭のおすすめの活用シーンをご紹介していきます。

お祝いごとの贈り物に

生花の胡蝶蘭と同様に、造花の胡蝶蘭はお祝いごとの贈り物にぴったりです。造花の胡蝶蘭は枯れる心配もなく、お手入れが簡単です。たとえば開店祝いなどのお祝いの際、他にもたくさんの胡蝶蘭が贈られてきていることが多いでしょう。生花の胡蝶蘭はもちろん美しいですが、一気に複数の胡蝶蘭を管理するのは少し大変かもしれません。

造花の胡蝶蘭であれば、気温や湿度などを気にすることなくずっと飾っておくことができますし、空気清浄効果もあるので、喜んでもらえるでしょう。また、造花は「枯れる心配がない」ということから、縁起が良いものとして贈ることができるかもしれません。

オフィスやお部屋のインテリアに

胡蝶蘭の華やかかつ上品な雰囲気は、落ち着いたオフィスやお部屋のインテリアにも最適です。臭いが気になる場所に造花の胡蝶蘭を置いておけば、消臭・脱臭効果が期待でき、生花に見劣りしない美しさをもつ造花の胡蝶蘭の華やかさに心が癒されるでしょう。半永久的に効果があるといわれている光触媒加工なので買い替えの必要もなく、長く楽しむことができますね。

病院や介護施設への贈り物に

造花の胡蝶蘭は、病院や介護施設への贈り物としても良いでしょう。造花なので花粉も香りもありません。色んな症状の方が集まっている病院や介護施設でも、花粉や香りの影響を心配することなく飾っていただけます。光触媒加工がされているので、室内の空気を衛生的に保つことができます。また、造花の胡蝶蘭によって、心を癒してもらうことができるでしょう。

ウエディングのブーケや髪飾りに

胡蝶蘭といえば、結婚式にも大活躍するお花です。ドレスにも和装にも似合う胡蝶蘭のブーケや髪飾りはとても人気があります。造花の胡蝶蘭で作ったブーケや髪飾りは、海外ウエディングなどで現地への持ち込みも可能ですので、生花よりも使い勝手が良いといえるでしょう。重さも生花と比べて軽いので扱いやすいです。また、結婚式の当日はもちろんのこと、前撮りや後撮りのときにも使えるので経済的にもお得です

造花の胡蝶蘭のブーケや髪飾りがおすすめな理由

胡蝶蘭のブーケ

使い勝手が良く、経済的であることから、造花の胡蝶蘭は結婚式のブーケや髪飾りにおすすめということをお伝えしました。もともと胡蝶蘭は「幸福が飛んでくる」、白い胡蝶蘭は「清純」という花言葉を持っていることから結婚式に選ばれやすいお花です。最近は生花ではなく、あえて造花を選ぶ花嫁さんも多いそうです。造花でも生花と変わらないくらい繊細で美しいから、ということ以外にも造花の胡蝶蘭を選ぶメリットはたくさんあるのです。

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