胡蝶蘭で緑色の花を咲かせる種類は?インパクトある爽やかな花ギフト
胡蝶蘭は、日当たりが良い場所を好む花ではありますが、直射日光に当ててしまうと葉が日焼けし、枯れる原因にもなってしまいます。置く場所は、レースカーテンを閉めたくらいの日当たりが最適です。
寒い冬は、日の当たる窓際に置いて、暖かい温度を保つようにしましょう。しかし、夜間は窓際の温度が下がりやすいため、葉水をしてビニール袋をかぶせるなどの対策が必要です。
花に緑の斑点が出たときは?
胡蝶蘭を育てていると、小さな灰色の斑点ができ、だんだんと大きい緑灰色の斑点に変わっていくことがあります。これは胡蝶蘭の病気である『灰色カビ病』で、湿度や温度が高すぎることが原因です。
灰色カビ病になってしまったときは、灰色もしくは緑灰色の斑点ができている花びらを切り落とし、できるだけ湿度の低い場所に鉢を移動させましょう。そうすれば、しばらくすると斑点のない花びらや蕾が生えてきます。
水や肥料のあげすぎは根腐れの原因に
胡蝶蘭は、他の花のようにたくさんの水や肥料をあげてしまうと、根腐れを起こしてしまいます。水やりは、夏場は5〜7日ごと、冬場は10〜14日ごとを目安にしましょう。
この日数はあくまでも目安です。水をあげているのに元気がなくなってしまった場合は、水のあげすぎの可能性があります。そういった場合は土を触って確認し、湿っている場合は水やりをせず、完全に乾いている場合のみ水やりをしてください。
また、肥料も1〜2カ月ごとに水で薄めてあげる程度で大丈夫です。もしくは、元気がなくなっていると感じた場合のみ、水で薄めてあげると良いでしょう。
根腐れを起こしているかは、葉や茎にシワが出ていたり、花が咲かなかったり、土がカビ臭かったりするかを確認すると分かります。
胡蝶蘭の状態を確認しながら、適度に水や肥料をあげるようにしましょう。
苔が現れたときの対処法
胡蝶蘭を植えている土に苔が現れても、さほど悪いことではありません。しかし、苔のせいで土が湿っている状態が続き、根腐れを起こしてしまうこともあります。
特に対処せずとも大丈夫ですが、根腐れが心配という方は、1度鉢から胡蝶蘭を取り出し、苔をスコップや手で落としてから植え替えるようにしましょう。
また、定期的に植え替えをすることで、苔が現れることを防げます。苔が現れた際に薬剤などをまくのは、胡蝶蘭自体にダメージを与えてしまうため、やめた方が無難です。
お祝いには緑の胡蝶蘭を贈ろう
お祝い事に胡蝶蘭を贈るという人は多いでしょう。そのため、普通の胡蝶蘭を購入して贈っては、他の人と被ってしまうことも少なくありません。
「できるだけ飾られている場所で目立ってほしい」という方や「人と被らない胡蝶蘭を贈りたい」という方におすすめなのが、緑色の胡蝶蘭です。
そんな緑色の胡蝶蘭の相場や、おすすめの購入方法についてご紹介します。
各お祝いの相場はどれくらい?
お祝いごとに贈るべき胡蝶蘭の株数は違っており、またその株数によって相場も変わってきます。
母の日や誕生日などの個人的なお祝いの場合は、1〜3株の1万円台のものが最適です。大きさは小輪や中輪のものを選びましょう。サイズもそこまで大きくないので、置き場所で相手を困らせてしまうこともありません。
新築・引っ越し祝い、当選・優勝祝いなどの場合は、3〜5株の2万円台のものがぴったりです。こちらも個人のお祝いであれば、小輪や中輪を、ビジネスが絡むのであれば中輪や大輪だと失礼がないでしょう。
法人の開店・開業祝いや、昇進祝いなど、ビジネスシーンで贈る場合には、5株以上・3万円台以上のものがおすすめです。ビジネスシーンでは、人目につく場所や外に飾ることも多いため、特に見栄えがする大輪や中輪の胡蝶蘭を贈ると良いでしょう。
花ギフトを通販購入するメリット
花ギフトを贈る際、1番気になるのは『価格』と『鮮度』ではないでしょうか。そんな方には、店舗での購入よりも通販での購入をおすすめします。
店舗に並んでいる胡蝶蘭などの花は、卸売業者などを挟んでいるため、その分価格が上乗せされていると言われています。市場から店頭に並ぶまでに時間もかかってしまうため、鮮度が落ちて弱ってしまうこともあるようです。
対して通販では、産地直送のものが多いため、店舗のものよりも鮮度を保ちながら低価格で購入することができます。
しかし、通販では自分の目で商品を確認できないことが多いので、一長一短と言えるでしょう。購入するときは、どこに重きを置くかを考える必要がありそうです。
まとめ
緑色の胡蝶蘭は、美しく珍しい花のため、ギフトとして贈るには最適です。爽やかな緑色は、数ある胡蝶蘭のなかでも一際目立ちます。
希少性が高い緑色の胡蝶蘭は、その分高価である場合が多いです。しかし、その珍しさから、贈られた人はきっと喜んでくれるでしょう。