光触媒加工の胡蝶蘭とは？その効果と人気の理由、お手入れ方法
光触媒の空気清浄効果の範囲
- 高さ20cmくらいの大きさ → 1畳程度の広さ
- 高さ30cmくらいの大きさ → 2畳程度の広さ
- 高さ50cmくらいの大きさ → 3畳程度の広さ
- 高さ60cmくらいの大きさ → 4畳程度の広さ
- 高さ100-120cmくらいの大きさ → 6畳程度の広さ
- 高さ130-150cmくらいの大きさ → 8畳程度の広さ
- 高さ170cmくらいの大きさ → 10畳程度の広さ
例えば光触媒の胡蝶蘭の場合、6畳程度のお部屋で5本立てで1鉢、3本立てで1〜2鉢が目安です。トイレなどの狭い空間には、小さいサイズのもので良いでしょう。オフィスのデスクの上に置いても良いですね。
光触媒は常に分解作用を続けているため、上記はおおよその目安となります。また、天井が高い場所に置く場合は、空間が広がるため効果が弱まることがあります。
光触媒の効果はいつまで続くの？
一度光触媒加工を施しておけば、殺菌や消臭効果は半永久的に続くといわれています。太陽光や蛍光灯の光を吸収する度に反応を起こします。また、光触媒加工はこすったり、水に濡れたりしても取れることはありません。
効果を持続させるためには？
理論上、半永久的に続く光触媒加工の効果ですが、その効果は徐々に弱まってくるといわれています。そのため、光触媒スプレーの使用が推奨されています。光触媒スプレーを吹きかけることによって、弱まっていく光触媒の効果を取り戻せるといわれています。頻度は年1回ほどのペースでOKだそうです。
造花胡蝶蘭を綺麗に保つお手入れ
造花とはいえ、全くお手入れなしではホコリなどの汚れは溜まっていきます。空気清浄効果のある造花そのものが汚くなってしまうともったいないですし、気分的にも良いものではありませんよね。お手入れのポイントを知って、長く綺麗な状態の造花胡蝶蘭を楽しんでくださいね。
ホコリを落とす
ホコリが溜まると光触媒反応が起こりにくくなります。光触媒には静電気の発生を抑える効果もあるため、光触媒加工の造花にはホコリが付きにくいといわれています。ただ、全く付かないわけではないので定期的に取り除くようにしてください。3カ月に1度を目安に、エアーダスターやダストクリーナーを使ってホコリを落としてくださいね。
汚れは拭き取る
花びらや葉っぱに汚れが付いた場合は、乾いた布や固く絞ったタオルなどで優しく拭き取ってください。光触媒加工のコーティングが落ちてしまうので、洗剤などは使わないでくださいね。
直射日光をあてない
長い間直射日光にあたると、変色や色落ちの可能性があります。造花胡蝶蘭は生花と同様に、直射日光のあたらない場所に置いてください。
ただし、消臭や脱臭目的に造花胡蝶蘭を置いている場合、全く直射日光にあてないでいると、吸収した臭いを溜め込んでしまいます。造花胡蝶蘭が吸収した臭いを定期的に開放するためには、直射日光をあてることが有効です。定期的に造花胡蝶蘭の花びらや葉っぱの臭いを確認して、臭いが付着していたら、直射日光にあてるようにしましょう。
花びらや葉っぱが変形してしまったら？
とくに日差しの強い夏、長い間直射日光にあててしまうと花びらや葉っぱが変形してしまうことがあります。少々の変形であれば、ドライヤーの温風を軽くあてることで元の形に戻すことが可能です。
火気には近づけない
造花にはポリエステルや塩化ビニールを使用しているため、火気からは遠ざけて置くようにしてくださいね。
水をあげない
当然ですが、水やりは絶対にしないでください。最近は生花そっくりに、繊細に作られている造花も多いため、生花と間違えて水をあげてしまう例も少なからずあるそうです。造花であることをちゃんと確認してくださいね。
造花胡蝶蘭の価格相場
光触媒加工の造花胡蝶蘭は、生花と同様に法人向けの大きいサイズのものから、お部屋のインテリアとして楽しめる小さなサイズのものまで作られています。光触媒加工が施されている上に、生花と変わらない華やかさを持つ造花胡蝶蘭はどのくらいの価格で購入できるのでしょうか。
生花の胡蝶蘭よりも安価で入手できる
造花胡蝶蘭の価格は、生花と同程度の価格のものもあれば生花よりも安いものもあります。価格帯も1〜3万円と幅広く、お花の本数やサイズによって変わります。造花胡蝶蘭の価格は生花の胡蝶蘭よりも3割程度安いものが多く、生花の胡蝶蘭の1本立てが約1万円〜が相場ですが、造花胡蝶蘭は3本立てで約1万円〜が相場です。
ミディサイズの造花胡蝶蘭あれば、2,000円〜購入できます。オフィスやお部屋のちょっとしたインテリアには高価すぎず、取り入れやすい価格かもしれません。より繊細な造花胡蝶蘭になると、価格は生花とほとんど変わらないようです。
光触媒加工がされていない造花胡蝶蘭は100円均一などでも購入することができますが、高価なものの方がお花が繊細に丁寧に作り込まれている傾向があるようです。光触媒加工が不要なときは安価なものを選んだり、そのときの用途によって上手に使い分けをするのが良いかもしれませんね。
まとめ
光触媒加工の胡蝶蘭の効果や魅力、活用シーンなどをご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。光触媒加工の胡蝶蘭は置いているだけで空気清浄効果があり、お手入れも手間がかかりません。また、生花と変わらない美しい花姿をずっと楽しむことができます。
生花の印象が強い胡蝶蘭ですが、造花の胡蝶蘭もたくさんの魅力があります。華やかで上品な胡蝶蘭の癒しと、空気清浄効果を同時に手軽に取り入れたい人にはとても魅力的ですよね。大切な贈り物はもちろん、オフィスやお部屋のインテリアにも光触媒加工の胡蝶蘭を取り入れてみてはいかがでしょうか。
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