キョウチクトウ(夾竹桃)の花言葉|花言葉の由来は?毒があるの?

2020 11/26
キョウチクトウ(夾竹桃)の花言葉|花言葉の由来は?毒があるの?

キョウチクトウ(夾竹桃)という花をご存知ですか?桃に似たかわいらしい花でありながら、毒性も持っています。毒性と聞くと怖いイメージがありますが、強くたくましい植物でもあります。この記事では、キョウチクトウ(夾竹桃)の花言葉や由来、毒性についてご紹介します。

目次

キョウチクトウ(夾竹桃)の花言葉

キョウチクトウ(夾竹桃)の花言葉

キョウチクトウには、強い意味を持ついくつかの花言葉があります。

キョウチクトウの花言葉

キョウチクトウの花言葉には、「たくましい精神」、「危険な愛」、「油断大敵」、「注意」、「危険」、「用心」があります。

キョウチクトウの花言葉の由来

キョウチクトウが強い毒性を持つことから、「注意」、「危険」、「用心」などの花言葉が生まれました。その一方で、キョウチクトウは大気汚染などの公害に強く、痩せた土地でも生きられる強い生命力を持ってます。「たくましい精神」の花言葉はキョウチクトウの生き延びる強さから生まれたものです。

海外でのキョウチクトウの花言葉

英語の花言葉は「beware(警戒する、注意する)」「caution(用心)」です。
また、ドイツ語では「Vorsicht(注意)」、フランス語では「mefiance(不信感)」「attention!(気を付けろ!)」などがあります。

キョウチクトウ(夾竹桃)の花名の由来

キョウチクトウ(夾竹桃)の花名の由来

キョウチクトウの花名の由来は、葉が竹に、花が桃に似ていることから名付けられました。
夾にはまじるという意味があり、竹と桃がまじったものという名前です。

キョウチクトウの英語での花名と由来

キョウチクトウは英語で「Oleander」といいます。ラテン語でオリーブの葉に似ているという意味があります。

キョウチクトウ(夾竹桃)が誕生花なのは何日?

キョウチクトウ(夾竹桃)が誕生花なのは何日?

キョウチクトウは、8月3日8月7日8月9日8月12日8月14日8月20日の誕生花です。

キョウチクトウ(夾竹桃)には毒がある!

キョウチクトウ(夾竹桃)には毒がある!

キョウチクトウは「オレアンドリン」という有毒成分を持っています。その毒性は青酸カリ以上といわれており、葉や花、樹液、枝から根に至るまですべてに毒があります。また、植えてある土壌や木を燃やした煙にも有毒成分が含まれます。腐葉土にした場合も1年間は毒性があり、注意が必要です。キョウチクトウの枝を箸の代わりにしたり、バーベキューの串として使用したりして中毒になり、死亡した例もあります。なお、人間にとっては毒ですが、キョウチクトウの毒耐性を持ち、幼虫のときにキョウチクトウを食べて成長するキョウチクトウスズメという蛾もいます。

キョウチクトウを観賞する際の注意

キョウチクトウを鑑賞する際はなるべく触らないようにし、触ってしまった場合は必ず手を洗いましょう。子どもが葉を食べて中毒症状を起こした例もありますので、子どもが近くにいるときは特に注意してください。葉を家畜やペットに与えるのも厳禁です。ただ観賞する分には問題ないので、必要以上に恐れず、知識を持つことが大切です。

キョウチクトウ(夾竹桃)とはどんな花か

キョウチクトウ(夾竹桃)とはどんな花か

キョウチクトウは6月下旬~8月に花を咲かせます。花色はピンク、白、赤、オレンジと様々です。毒性が強く、樹液にも毒があるため剪定には注意が必要です。

キョウチクトウの基本情報

科・属 キョウチクトウ科 キョウチクトウ属
和名きょうちくとう(夾竹桃)
英名oleander
学名Nerium oleander var. indicum
花の色ピンク、白、赤、オレンジ
原産地インド、中近東
開花時期6月下旬~8月

キョウチクトウ(夾竹桃)の品種・種類

キョウチクトウ(夾竹桃)の品種・種類

キョウチクトウには多くの園芸品種があり、様々な花を咲かせます。

キバナキョウチクトウ

キバナキョウチクトウはキョウチクトウ科キバナキョウチクトウ属で、高さ4〜5mの常緑低木です。7月〜10月頃に黄色い花を咲かせ、花後には菱形の実がなります。香りがあります。

セイヨウキョウチクトウ

セイヨウキョウチクトウはキョウチクトウ科キョウチクトウ属です。花色はピンク色、白色、橙色で香りはほとんどありません。高さが5m以上10m未満の常緑小高木です。

ヤエキョウチクトウ

ヤエキョウチクトウはキョウチクトウ科キョウチクトウ属の常緑低木です。その名の通り八重咲きで、大輪の紅色の花を咲かせます。

キョウチクトウ(夾竹桃)が日本に伝来したのはいつ?

キョウチクトウ(夾竹桃)が日本に伝来したのはいつ?

キョウチクトウはインドが原産国ですが、中国を経て江戸時代に日本に伝来したといわれています。
江戸時代から庭園によく植えられ、日本でも暖かい地域のほうがよく育ちます。

キョウチクトウの伝説

スペインでは、キョウチクトウにまつわるこんな物語があります。あるところに貧しい母と娘がおり、2人は仲良く屋根裏部屋で暮らしていましたが、あるとき娘が病に冒されてしまいました。母は聖ヨセフに必死に祈り、娘の看病を続けました。すると屋根裏部屋が光り輝き、聖ヨセフが現れて、寝ている娘の胸の上にキョウチクトウの花のついた枝を置きました。娘の病はたちまち回復し、キョウチクトウは聖ヨセフの花と呼ばれるようになったとのことです。
海外ではキョウチクトウの花が邪気を払うと信じられていたり、葬式に飾る弔いの花として使用されています。

キョウチクトウ(夾竹桃)は公害に強い

キョウチクトウ(夾竹桃)は公害に強い

毒性が強く、取り扱いには注意が必要なキョウチクトウですが、その反面どのような環境でも生き延びる強い生命力を持っています。原爆の放射能によって汚染された広島で真っ先に花を咲かせたのはキョウチクトウだったといわれ、キョウチクトウは復興の象徴となりました。また、排気ガスなどの大気汚染や公害によって植物が育たない土地で緑化のために植えられたり、高速道路の中央分離帯に植えられたりしています。現在では広島市の他、千葉市や尼崎市などで市の花となっています。

キョウチクトウ(夾竹桃)の育て方

キョウチクトウ(夾竹桃)の育て方

キョウチクトウは痩せた土地でもよく育ちますが、水はけがよく日当たりの良い土地が生育に適しています。庭木として育てる場合は特に水をあげなくても雨の降水だけで十分育ちます。ただし日照りが続く日は水をあげることも必要です。

キョウチクトウを育てるときの注意点

キョウチクトウは葉が大きくよく茂るため、庭木として植えている場合は剪定が必要です。その際、毒性の強い樹液に触らないよう必ずゴム手袋をして作業しましょう。また、枝などを燃やした煙にも毒性がありますので注意が必要です。剪定枝の処分は各自治体に問い合わせましょう。

まとめ

まとめ

キョウチクトウには、「たくましい精神」「危険な愛」「油断大敵」「注意」「危険」「用心」という花言葉があります。大気汚染のある土地でも育つ生命力とその毒性から、これらの花言葉が生まれました。キョウチクトウの扱いには注意が必要ですが、痩せた土地でもよく育ち、美しい花を咲かせます。キョウチクトウは高速道路などでもよく植えられている花なので、日常生活の中でぜひ見つけてみてくださいね。

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