鉢植えオリーブの水やり方法と注意点｜夏と冬では与える頻度が違う？
植え替えする時期と方法
オリーブが成長してくると、鉢内に根がぐるぐると回って根詰まりを起こしてしまいます。根詰まりを起こすと、根から必要な養分や水分が吸収できずオリーブは元気に育ちません。
そのため、オリーブは1～2年に1回、3～4月頃にひとまわり大きな新しい鉢に植え替えてあげましょう。植え替え方法は以下の手順のとおりです。
- 新しい鉢に、鉢底ネットや鉢底石を敷き半分ほどオリーブ用土を入れる
- 古い鉢から根を傷つけないようにゆっくりと鉢からオリーブを出す
- 根をやさしくほぐす
- 古い根や腐った根はハサミで切り落とす
- 新しい鉢の中心部にオリーブを入れる
- 幹のまわりからオリーブ用土を鉢の縁下約2cmほど下まで入れる
- 最後にたっぷりと水やりする
剪定する時期と方法
鉢植えオリーブの剪定は1年に1回、3～4月もしくは10～11月頃がおすすめです。剪定手順は以下のとおりです。
- 清潔なハサミで枯れた枝を切る
- 交差している枝や絡み合う枝を切る
- 下向きや内側に伸びた枝を切る
剪定では不要な枝を枝元から切り落とします。オリーブは成長が早いため、新しい枝から葉が茂って通気性が悪くなるため、剪定して外観だけでなく通気性も確保しましょう。
剪定で注意すべき点は、『前年に新しく生えた枝を切らないこと』です。前年に生えた枝は果実を付けるため、切らずに取っておきましょう。
まとめ
オリーブは1年を通して、シルバーグリーンの葉が楽しめる人気の観葉植物です。水やりのコツや注意点さえ気を付ければ、比較的寒さにも強く丈夫な植物なので、鉢植えオリーブは室内でも育てられます。
また成長期には日光をたっぷりと浴びさせれば、初夏には白くて小さな花、秋には果実も楽しめます。元気に大きく育てるためには、必要に応じて施肥や剪定・植え替えも必要です。大事に育てて、オリーブの魅力を満喫しましょう。
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