観葉植物の水やりの悩みは水分計で解決。電池なしで経済的な水分計
観葉植物の手入れで重要な水やりですが、タイミングを見極めるのが難しいと感じる人もいるでしょう。そんなときは、『水分計』というアイテムを使うのがおすすめです。今回は、観葉植物の水やりの悩みを解決する、便利な水分計についてご紹介します。
観葉植物の水やりのタイミングは?
観葉植物の水やりは、植物を健康に育てるうえで欠かせないお世話です。基本的なことを守れば、決して難しいことではありません。
どんなことに注意して水やりをすればいいのか、見ていきましょう。
水やりのしすぎで枯れることが多い
観葉植物を育てているときに、良かれと思ってこまめに水をあげたのに、枯れてしまったという経験をお持ちの人もいるかもしれません。
実は、観葉植物の枯れる1番の原因は、『水やりのしすぎ』と言われています。良かれと思ってこまめに水を与えると、常に根が湿った状態になってしまい、根腐れの原因になるのです。
表面が乾いたら水やりする
水やりのタイミングは、土の状態を確認してから行うと良いでしょう。最適な水やりのタイミングは、土の表面がしっかり乾いたときです。土が乾いて白っぽくなり、触るとパラパラとして、指に土がつかないような状態がベストだと言われています。
また、気温の高い夏場や寒くなる冬場など、季節によっても水やりのタイミングは変わってきます。水分不足になりやすい夏はしっかりと水を与え、植物が休眠期に入る冬は水を控えめにするなど、季節に合わせて水やりをするようにしましょう。
季節ごとの水やりの方法についてはこちらの記事を参考にしてくださいね。
水やりの目安がわかる、水分計が便利
土が乾いたら水を与えると良い、というのが水やりの基本ですが、もっと簡単に水やりの目安を知りたい方は『水分計』というアイテムを使用してみましょう。水分計は、水やりのタイミングを知らせてくれる、とても便利な園芸グッズです。
土に挿しておくだけで、簡単に水やりが必要かわかり、水の与えすぎによる根腐れや、水分不足を防げます。水分計があれば、土を触ったり、鉢の中の湿り気を調べたりする必要がなく、最適なタイミングで水やりができるのです。
水やりチェッカー サスティー
観葉植物のお世話を楽にするグッズに、水やりチェッカー『サスティー』があります。失敗しやすい水やりが、驚くほど簡単になるでしょう。
サスティーについて、詳しくご紹介します。
土もハイドロカルチャーもOK
サスティーは、土だけでなくバークチップや水苔、ハイドロカルチャーを使用していても使えます。植え込み材のタイプを問わず活用できるため大変便利です。
とくにハイドロカルチャーの場合、おしゃれな器に入れると、水がどれだけ入っているかわからないことが多いです。そんなときにも水分計は活躍してくれます。
S~Lの3サイズ、インテリアにも溶け込む
サスティーは、2~3号鉢など小型の観葉植物に使えるSサイズ、中型の6号まで使えるMサイズ、6~12号鉢用の大型に使えるLサイズの、3種類のサイズがあります。
植物の水やりは、鉢の大きさ(土の量)によっても変わりますので、育てている観葉植物の大きさに合わせて、ぴったりなサイズを選びましょう。
また、サスティーはデザインがスタイリッシュでインテリアに溶け込みやすい点も人気を集めています。ペンのような形状なので場所を取らず、シンプルでコンパクトなため植物の成長の邪魔にならないところも魅力です。
サスティーの使い方
サスティーの使い方は、いたって簡単です。本体の目印があるところまで土に差し込み、あとは放置するだけという手軽さがポイントです。
挿したあとは、どのように使えばいいのでしょうか。詳しく見ていきましょう。
土に挿して色で判断する
サスティー上部の小窓から色の変化をチェックして、青が白くなったら水やりが必要というサインです。たっぷりと水を与えれば再び青くなるので、繰り返し使用できます。白くなったら水をあげるだけなので、とても簡単です。
また、サスティーは『pF値』という、植物の根が土中で水を吸い上げる力の値を可視化して知らせてくれる設計があります。pF値2.3を基準に、プラスマイナス0.1~0.2ほどで色が変化しはじめ、2.5で白くなる仕組みです。
電池を使わず長期間使用できる
電池がいらないので長時間使える水分計というのも、サスティーのおすすめできるポイントでしょう。
電池なしのエコで手軽に使える水分計は、世界初の商品だそうです。日本の技術力が生み出した画期的な水分計なので、ぜひ使用してみてください。
使用後はリフィルを交換するだけ
サスティーの使用可能期間は、約1年が目安です。白色の状態が続くようになったら、リフィルを交換します。リフィルがあるので本体を交換せずに済むところも、おすすめのポイントです。
まとめ
観葉植物の水やりに困っていた方も、適切なタイミングで水をあげることを心がければ大丈夫です。植物を枯らさないように、しっかり土の状態を確認し、土が乾いてから水やりをしてください。
気をつけてはいても、水やりのタイミングがよくわからず困っている人は、サスティーなどの便利な水分計を使用するのもおすすめです。お気に入りの観葉植物を枯らさないように、正しいタイミングで水やりをしましょう。