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観葉植物の英語表記とスペルは?モンステラなど人気種の呼び方を解説

華やかなクロトンの英語表記やスペル、学名について見ていきます。

英名 Croton

クロトンは、英名で『Croton』と言います。ローマ字読みでそのまま読めるので、簡単に覚えられますね。もとはトウダイグサ科クロトン属だったことから、その名残で『Croton』と呼ばれています。

クロトンは葉の形により、いくつかの系統に分けられます。最も一般的な系統は広葉系です。代表的なものに『アケボノ』『サマー・プリンス』があります。

ほこ葉(鉾のような形をしている葉)系には『ハーベスト・ムーン』、細葉系には『オウゴンリュウセイ』『ファッシネーション』があり、それぞれ色とりどりの見た目で、とても個性的です。

学名 Codiaeum Variegatum

トウダイグサ科コディアエウム属であるクロトンの学名は『Codiaeum Variegatum』と言います。クロトンの葉で冠を作ったことから、ギリシャ語で『頭』を意味する『コディナ』が由来となっているようです。

現在の学名よりも『クロトン』のほうが馴染み深いと言えるでしょう。

バナナの葉に似たオーガスタ

『オーガスタ』は、勢いよく上に伸びた大きな葉を持ち、バナナの葉のような南国ムード漂う品観葉植物です。リゾートホテルのロビーなどでも多く見かけます。トロピカルムード満点で、見た目の割にはとても育てやすい人気品種です。

現在、オーガスタは世界で2種の存在が確認されており、それぞれ、マダガスカルと南アフリカに自生しています。

涼やかなオーガスタの英語表記やスペル、学名について見ていきましょう。

英名 Giant White Bird of Paradise

オーガスタの英名は『Giant White Bird of Paradise』といい、『天国の白い鳥』という意味を持ちます。

これは、オーガスタが咲かせる花が白い鳥のように見えることから、こう呼ばれているそうです。オーガスタの白い花は、ほかの植物にはない躍動感があります。本物の白い鳥のように見えるでしょう。

学名 Strelitzia Nicolai

オーガスタの学名は『Strelitzia nicolai(ストレリチア ニコライ)』です。これは、皇帝ニコライ1世の名前から名付けられたとされています。

また、2種確認されているうちの1つは『ストレリチア・アルバ』と呼ばれるオーガスタの希少種です。ニコライによく似ていますが、全体的に小型です。

ウェーブ状の葉を持つアビスの英語表記

『アビス』は、鉢土から放射線状に上方向に伸びた、大きくゆらゆらとした葉が特徴的な観葉植物です。日本名では『アスプレニウム』という名前で多く流通しています。

シダ植物の代表格とも言えるアビスの、英語表記と学名について見ていきましょう。

英名 Bird’s Nest Fern

アビスの英名は『Bird’s Nest Fern』です。見た目の通り『鳥の巣のようなシダ植物』と言った意味を持ちます。ほかの呼び方として『シマオオタニワタリ』『アスプレニウム』『ニダス』『ニドゥス』などの名前でも呼ばれているのです。

学名 Asplenium nidus Avis

アビスの学名は『Asplenium nidus Avis』です。アスプレニウム(Asplenium)は、否定を意味するラテン語の『a』と、脾臓を意味する『splen』の合成語と言われています。

脾臓の機能を正常にする効果がアビスにあったことに由来しているのです。また、『Avis(アビス)』はラテン語で鳥を意味し、『Nidus(ニダス)』は巣を意味しています。これも見た目が由来したと言われています。

まとめ

多くの種類がある観葉植物ですが、1つずつ名前の由来に着目してみると、それぞれがおもしろいエピソードを持っています。英語をひもといてみると、なぜそう呼ばれるのかがわかってくるでしょう。

観葉植物のエピソードとして知っておくと、選ぶ際にヒントになるかもしれません。

また、観葉植物は学名のほか、さまざまな流通名を持っているものが多いです。呼び名を知っていることで、より植物を探すのが簡単になるでしょう。

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