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観葉植物の英語表記とスペルは?モンステラなど人気種の呼び方を解説

英名 Monstera

トロピカルな雰囲気で、ハワイなどの南国のモチーフとしても知られるモンステラは、切れ込みを入れたような独特の葉を持つ観葉植物です。

そんなモンステラの英語表記は『Monstera』です。これも、ローマ字読みでそのままですので簡単でしょう。

また、『Monstera』はハワイ語で『水が湧き出る』といった意味を持ちます。モンステラは、朝方に、葉の蒸散作用で水滴を滴らせていることがあるのです。『水が湧き出る』とは、そんなみずみずしいモンステラにぴったりでしょう。

学名 Monstera deliciosa

モンステラの学名は『Monstera deliciosa』です。『deliciosa』は、おいしいという意味を持ちます。モンステラにはいろいろと種類がありますが、『Monstera deliciosa(モンステラ デリシオーサ)』は、おいしく食べられる実をつけることでも知られています。

さらにおもしろいのが、モンステラという名前の由来です。語源は、ラテン語の『モンストラム(怪物・異常)』から来ていると言われています。これは、英語の『モンスター』と同義語です。

大きな葉に大胆な切れ込みが入っている様子や、独特の葉の形から連想されてつけられたのでしょう。

野生のモンステラが力強く茂っているさまは、まるでモンスターのように見えたのかもしれません。薄暗いジャングルの中だと、より一層そう感じられるでしょう。共感できた人も多いことで、この名がついたとも考えられます。

Swiss Cheese Plantと呼ばれることも

さらにモンステラには『Swiss Cheese Plant』という別名もあります。『Swiss Cheese』とは、そのまま食べ物の『スイスチーズ』を意味しています。

葉に入った大きな穴が、スイスチーズの見た目に似ていることから、このように呼ばれるそうです。イギリス圏では、この呼び方を使うことが多いと言われています。

昼夜で別の顔を持つエバーフレッシュ

『エバーフレッシュ』は、太陽の当たる日中は涼やかな葉を広げますが、夜になると葉が閉じる『休眠運動』をするのが大きな特徴です。昼と夜で違う表情が楽しめるということもあり、インテリアとして人気の観葉植物です。

大型観葉植物として、インテリアに取り入れられていますが、自生しているものは30mまで成長すると言われています。

そんなエバーフレッシュの英語表記やスペル、学名について見ていきましょう。

学名 Pithecellobium Confertum

エバーフレッシュは、中南米原産のマメ科のピテケロビウム属(コヨバ属)です。学名は『Pithecellobium confertum』と呼ばれます。

エバーフレッシュと呼ぶのは日本だけ?

エバーフレッシュという名前で呼ばれるのは、実は日本だけです。海外の人にこの名前を伝えても通じないので注意しましょう。英名は『Cojoba arborea var. angustifolia(コヨバ・アルボレア・アングスティフォリア)』と言います。少し難しい呼び名です。

これはコヨバ属であることに由来してつけられた名前です。コヨバ属には複数の種類がありますが、なかでも観葉植物として育てられるものがエバーフレッシュです。エバーフレッシュは流通名と言えるでしょう。

和名で『アカサヤネムノキ』と呼ばれることもあります。

ヒトデのような葉を持つセローム

セロームはとても大きく個性的な葉を持ち、インテリアとしても好まれる観葉植物です。リゾート感あふれる観葉植物を育てたい人にぴったりの品種です。

そんなセロームの英語表記やスペル、学名について見ていきましょう。

英名 Horsehead Philodendron

セロームの英名は『Horsehead Philodendron』です。『Horsehead』は馬の頭を意味しますが、インパクトのある大きな葉の形は、そう見えないこともありません。

そして、まるでヒトデのように深い切れ目が入った葉から、別名『ヒトデカズラ』とも呼ばれています。その独特の葉は、約2mにもなると言われています。

学名 Philodendron Selloum

セロームの原産は中央・南アメリカで、サトイモ科のフィロデンドロン属の植物です。フィロデンドロン属は約700種あると言われています。学名は『Philodendron Selloum(フィロデンドロン・セロウム)』です。

『フィロデンドロン』はギリシャ語で『愛する』という意味の『フィレオ』と、『樹木』という意味の『デンドロン』を合わせたものと言われています。そのことからセロームは『愛の木』とも呼ばれているのです。

華やかな葉のクロトン

『クロトン』は、100を超える種類があり、さまざまな葉の色や形を持っています。見た目の葉の華やかさから『変葉木』という別名でも知られています。

クロトンの葉色は、黄色やオレンジ、赤、紫、緑や白など実にカラフルです。単体でも、寄せ植えにして飾っても、目を楽しませてくれるでしょう。

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